関西ファミリーフィッシングの雑記帳は「Fam Fishing(ファムフィッシング)」に生まれ変わりました

タチウオ釣りに備えよう!2019年大阪湾の波止タチウオ情報

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平成が終わりを告げ、いよいよ迎えた令和元年。

「これから新しい時代が始まるんだ!」という清々しく希望に満ちた心でその日を迎えましたが、一ヶ月も経てばすっかり馴染んでしまい、相変わらずの日常を繰り返しています。そんなに簡単にポジティブな変化が訪れるわけはなく、また今日も変わらない一日が過ぎていく。

しかし!

釣り人は普通の人より一年一年を大切に感じることができているはずです。なぜなら、季節と魚が釣れる時期は密接な関係があるから。一年を通して釣れ続ける魚は少ないから、春が来たらあの魚、梅雨の時期はその魚、夏が来たらこの魚というイメージが頭の中にあるはずです。

私自身、節操なくいろいろなターゲットを狙うので、季節と釣りは切っても切り離せない大事な要素です。

そして夏がきたら?秋が訪れたら?日没が早くなったら?海水温が下がり始めたら?

そう、今年もいよいよタチウオ釣りの季節がやってきます。大阪湾一円がアホになる季節はもうすぐ。

2019年のタチウオ釣りはどうなる?

タチウオ釣り6シーズン目

2014年に20年ぶりの釣りを再開して以来、すっかりタチウオ釣りにはまってしまいました。今年ではや6シーズン目。

そして誰にも頼まれていないのに毎年タチウオ釣りのまとめ記事を書いています。

2015年のタチウオシーズンに備えるの巻
2015年の夏が終わりました。暦の上ではセプテンバー。そしてまた秋が巡ってくる。 秋の大阪湾岸は海釣りのベストシーズンです。年間で最も多くの魚種を釣ることができるし、どれもこれも美味しい魚ばかりだし、たいがいの魚は簡単に釣れるし、気候...
2016年もタチウオシーズンに備えるの巻
8月初旬の立秋を過ぎると暦の上では秋なんだそうです。まだまだ夏真っ盛りで何が秋だという感じですが、盆も過ぎれば徐々に過ごしやすくなるかと。そうなれば秋はもうすぐ。 大阪湾岸での海釣りベストシーズン到来とともに、今年もタチウオ釣りのハイ...
2017年のタチウオ釣りに備える
秋、それは海釣りのベストシーズン。そして半年以上待ち続けていたタチウオ釣りの季節。ようやく堤防(波止)からタチウオが狙えるようになります。今年も大阪湾の波止タチウオ釣りを俯瞰して見渡せる記事を書かせてもらいます。 準備を万全にして今年...
タチウオ釣りに備える!2018年大阪湾の陸っぱり情報
暑さのピークを過ぎ、日ごとに秋を感じ始める夏の終わり、秋の始まり。 この時期、関西の釣り人は今か今かとそわそわし始めます。なぜでしょうか? 第一に、秋は釣りのベストシーズンであること。そして陸っぱりからのタチウオ釣りが始まること...

これだけ毎年やってれば今年のタチウオの釣れ具合なんかも予想がつきそうなもんですが、今年はどうなるんでしょうか?

結論!時と場所による

「今年は淡路島の春タチウオが不調だったから秋も不調に違いない」「神戸で夏のタチウオが好調だったから秋も爆釣かも」。そんな不安や期待の声を毎年のように聞きます。

はたまた同じ年でも「今年はタチウオの外れ年」という人がいたかと思えば「絶好調で当たり年」という人も。

6年目にして思うのですが、私が結論として言いたいのは、そんなもん「時と場所による」。これに尽きます。

確かに全体的な傾向は毎年違う点もありますが、好調も不調もその人の主観によるところが大きい。個人的に2018年は「ボウズ無しで絶好調!」という印象だったんですが、「近年まれにみる絶不調」だったと記憶している人もいるでしょう。

狭いようで広い大阪湾、その日その場所その時間で釣れ具合は違います。自然が相手なんだから違って当然。

そんなわけで今年を占うのは無理だし意味がないと悟りました。釣れるときは釣れる、釣れへんときは釣れへん。いいタイミングに出会えるよう期待しましょう。

ただ、釣れはじめの時期と釣れなくなる時期はある程度予測がたちます。

釣れ始めは、南側と西側からタチウオが回遊してくるイメージを持ちましょう。

釣れなくなる時期はその冬の気温傾向である程度予想できます。暖冬傾向なら1月でも釣れ続く可能性があります。

機会があれば今年も神戸付近で夏のタチウオを狙ってみようと思います。これはまた報告しますね。

夏タチを狙ってみたものの’19

というわけで予告通り神戸の夏タチウオを狙ってみました。

2017年からほぼ同じ日程、同じ場所で狙っています。

今シーズン最初のサヨリ&タチウオ狙い@南芦屋浜~神戸港某所[2017.08.13]
今年の春から下の子が小学生になり、我が子は二人とも小学生です。ゆえに今はがっつり夏休み中。でもいわゆる学童保育ってやつでほとんどの日は学校で預かってくれてます。しかしお盆の最中だけは例外で学童保育が無く自宅に居ることになります(自治体による...
夏タチウオを求めて@神戸港某所[2018.08.11]
冬から続く低水温と黒潮大蛇行の影響か、今年はアジやサバなどの回遊魚が大阪湾岸で釣れる時期に遅れがありました。例年よりだいたい一ヶ月遅いというのが一般的な見解になっています。 中でも、個人的には豆アジ(10センチ以下ぐらいのマアジ)が釣...

で、今年2019年はどうだったか。

結論から言うと完敗でした。

ここ数年、自分自身は釣れなくても周りではポロポロと釣れてたり、タチウオの気配自体はあったのですが、今年は皆無。影も形もなし。

おまけにこの日は神戸全体に悪い潮が回っており、濁ってるわ臭いわ死んだ魚が浮いてるわで、最悪のコンディション。サビキですらボウズの人が続出する日でした。超大型の台風10号が接近中で、神戸に向かってずっと南寄りの風が吹いていたのが原因と思われます。

この数日後にその台風10号が襲来し、海をかき回して状況が変わるかなという期待もありました。しかし、この文章を書いている8月20日現在、タチウオに関しては全くいいニュースを聞かず。沖提ですら釣果が上がっていない状態。とりあえず今年の神戸夏タチウオはハズレだったと結論付けていいかなと思います。

これが秋のシーズン本番に影響をもたらすのかどうか?ふたを開けてみないと分からないですね、やっぱり。

例年通りのタチウオシーズン開幕!

その後9月に入り、ようやく沖提でタチウオが釣れるようになりました。例年でいうなら約一カ月遅れの釣れ始めです。

これだと南芦屋浜などの湾奥でも釣れ始めが遅くなるのでは?という懸念がありました。しかしその不安はどこへやら、湾奥でも9月の下旬に入ったタイミングでほぼ例年通りタチウオが釣れ始めました。

私も試しに竿を出してみたところ、とりあえず今年最初に一匹をゲット。

その翌週は明らかに釣果アップ。

なんだかんだで、今年もタチウオの季節が到来です。

南芦屋浜ベランダの復活は?

台風21号で被害を受けた大阪湾の釣り場

昨年秋の台風21号で大ダメージを負った大阪湾沿岸。

多くの釣り場が被害を受けて長い間利用不可な状態になりました。足場が流されるなどの被害を受けた須磨海づり公園と尼崎釣り公園は、1年近く経った今も再開されていません。ただ、数か月あるいは数年以内に再開が確定しているのが救いです。

タチウオのポイントとして有名な釣り場も被害を受け、中でも南芦屋浜の被害は甚大なものとなりました。住宅地を浸水させた高潮や打ち上げられたコンテナの映像は、私たちの記憶に大きなインパクトを残しています。

大阪湾屈指の人気タチウオ釣りポイントだった南側の護岸、通称南芦屋浜ベランダは、転落防止の柵が広範囲でなぎ倒され、2019年7月現在も立入禁止状態が続いています。

工事は2020年夏完了予定だけど釣りができるかは不明

南芦屋浜の被害原因として兵庫県側の落ち度が認められ、今年から護岸の嵩上げ工事が開始されます。

南芦屋浜地区 台風21号被害受け護岸かさ上げへ

計画では来年2020年の夏に完了予定とのこと。あれだけ東西に広いベランダに2メートル近い護岸を作るんだから、一年もの工事期間がかかるのは仕方がないでしょう。

資料をみたところによると、松が植えてある防風林のあたりに1箇所、階段を降りて釣り場に近い段差の箇所にもう1箇所、合計2箇所の堤防が新たに作られるようです。ざっくりしたイメージはこんな感じでしょうか。

実際はこんな四角じゃないだろうけど、1.8メートルの嵩上げということなのでこんなスケールになると思います。

岸壁へのアクセスルートがどのように確保されるのか分かりませんが、広さ的には釣りに問題ないスペースが確保されていそうです。

しかし、そこでまた今まで通り釣りができるかどうかは別問題。

多くの釣り人が訪れていた場所ですが、その土地になにか利益をもたらしたかというとそれはほぼゼロに近いでしょう。駐車場需要ぐらい?どちらかというと迷惑をかけているほうが大きいかもしれない。

これを機会に釣りが禁止になるという可能性は十分あり得る話です。

そうならないためにも、立入禁止とされている場所には入らない、ゴミは持ち帰る、違法駐車はしないなどマナーは徹底して、くれぐれも地域住民に迷惑をかけないようにしなくてはなりません。

どこの釣り場でもそうですが、釣りをさせてもらっているという意識を忘れたくないものです。

またここでタチウオ釣りが楽しめるように。

引き釣りブーム到来を確信!

狙い方の多様さがタチウオ釣り人気の理由

エサでもルアーでも、タチウオはいろいろな方法で狙うことができるターゲットです。人気の理由もそこにあります。

ルアーに関しては、一時期ワインド一辺倒だった状況が多様化してきたように感じます。メタルジグ、プラグなど使うルアーはさまざま。結局はだいたいどんなルアーでも釣れるよね、タチウオ。

私自身は、去年のタチウオ釣りでメタルジグを使ったショアジギングが最高にはまったタイミングがあり、毎投アタリがある状況に遭遇しました。めっちゃ楽しかった。

その時の感触を忘れられずにいます。あのガツンとしたフッキングの瞬間がたまらん。今年はもっと味わいたい。

とはいえ基本はエサ釣り派で、私のタチウオ狙いのスタンダードは太刀魚ゲッターを使った引き釣りです。

ウキ釣りの駆け引きも最高。

そんなエサ釣り派の私なので、秋の時期になれば常に3釣行分ぐらいの塩締めキビナゴを冷凍庫にストックしている状態です。

タチウオ用アイテムの新製品情報を毎年追っかけていますが、去年あたりから思うのが「本格的に引き釣りブームがきてるんじゃない?」ということ。引き釣り用のテンヤ新製品が色々なメーカーから発売されるようになったので。そして今年はそれが確信に変わりました。

その理由はこのタチウオテンヤシリーズの展開にあります。

ダイワ快適波止タチウオテンヤの充実っぷり

2017年に発売開始されたダイワの快適波止タチウオテンヤSS。

その後、どんどんバリエーションを増やしてオプションも充実してきました。

今年2019年は新しいデザインのヘッドが追加。そして1号、つまり3.7グラムの極小サイズテンヤSSSSS(5S)が仲間入り。

全部でどんだけバリエーションがあるのか数えてみたら、なんと驚きの100種類近く!これ、フルラインナップでお店に並べられないんじゃないか?あるいは並べさせることで他のテンヤを駆逐しようという目論見があったりするのか?

ともあれ、もう波止用テンヤは快適波止タチウオテンヤSSから選べばすべて事足りるという充実っぷりになってきました。

たにやん&由梨ちゃんの波止タチウオテンヤ!! 巻くだけで釣れる!! 2019年NEWモデル!! 編

中でも今回追加された超軽量のSSSSSサイズは面白い使い方ができそうです。超デッドスローで引いてこれるので、日が沈んで暗くなった時間でもずっと使えそうですし、中通しの電気ウキなんかをつけてさらにゆっくり引くのもアリ。

ダイワ快適波止タチウオテンヤの変態っぷり

去年、タチウオテンヤの変態種として登場し、釣り人の度肝を抜いたタチバマ。

私はこの仕掛けの重量を使いこなせるタックルが用意できなかったので手を出さずじまいでしたが、実際の釣り場でも使っている人を見かけることはありませんでした。

先ほどのSSSSSサイズが出たことでかなり軽量にできるので、使えるタックルの幅も広がりそうです。

そして今年、またダイワがやってくれました。それがこのルミノーバプロペラ付き。

ルミノーバ夜光プロペラがタチウオを誘う EED2

いや、バス用のルアーとかでプロペラがついたものがあるのは知ってますよ。でもこのプロペラ、最強の蓄光素材ルミノーバ製。だからこのプロペラめっちゃ光る。そして回る。

なんかこう、男の子が落書き帳に書いた「ぼくがかんがえたさいきょうのタチウオテンヤ!」って感じのアホっぽさ。いい意味で。こういうの嫌いじゃないです。いや好きです。大好きです。たぶん買うでしょう。釣れるかどうかはとりあえず別問題。

2019タチウオ関連の注目の新製品

その人気ゆえ、タチウオ釣り関連商品は毎年のように新しいアイテムが発売されます。今年発売されたアイテムのなかで面白そうなものを紹介します。

最強に明るい電気ウキ「ルミカ烈光」

タチウオ釣りには無くてはならないケミホタル。

ケミホタルが無かったら今のタチウオ釣りはきっと違ったものになっていたであろう重要アイテムです。いやほんとに。

そのケミホタルを世に広めたルミカから「めっちゃ明るい電気ウキ」が発売されました。それがこの「烈光」。

昨年はオールインワン仕掛けの一部として販売されていましが、今年からウキだけ単独販売されています。

通常の電気ウキだと上向きにLEDの光が照射されているところ、この電気ウキは横向きに照射されるため釣り人目線ではすこぶる視認性がいいとのことです。おまけにLR44電池を4つも使うので光量も点灯時間もパワフル。実際に点灯させたものを見ましたが、これ自体が集魚灯の効果を発揮するんじゃないかと思うぐらいの明るさです。

すでに店頭に並んでおり、価格的には他の電気ウキと変わらない価格でした。LR44電池はまとめて買えば安いんでランニングコストも安いかも。

エサ×ルアーのハイブリッド化

毎年のように新しいアイテムが発売されるタチウオ釣り界隈ですが、エサ釣りとルアーフィッシングを掛け合わせたハイブリッドなアイテムの増加というトレンドがあるようです。

先ほど紹介した引き釣り用のテンヤ。ずっと昔からある仕掛けですが、フラットに見れば、これもエサとルアーを組み合わせたハイブリッドアイテムです。テンヤのなかでも太刀魚ゲッターはエサとルアーの組み合わせとして分かりやすいイメージですね。

ワームにキビナゴをねじ込んでアピール力を強化する「包ワーム」

今年は引き釣りのハイブリッド化をさらに一歩おし進めたアイテムがオーナー針から登場しました。その名も「包ワーム」。中空構造になったワームの中にキビナゴをねじ込んで、それをテンヤに取り付けるという仕掛けです。

生エサの匂いでワームのアピール力を強化すると同時に、ワームに包むことでエサの劣化を遅らせてエサ持ちを良くするという。これ考えた人変態天才ですわ!

専用のテンヤとセットになって、店頭なら千円以下で売られています。

うまくやれば、エサを交換することなく釣り続けられるので、時合いに使うのがいいかもしれません。

ほとんどルアーなテンヤ「陸式アンチョビハイブリッド」

ジャッカルからは「陸式アンチョビハイブリッド」が発売されました。

仕掛けのジャンルとしてはテンヤということになっていますが、これまで発売されたどの太刀魚テンヤよりもルアーに近いものになっています。

エサとなるキビナゴの装着もほぼワンタッチ。時合いにエサがボロボロになってもすぐに取り換えられますね。

これらの仕掛け、ガチのルアーマンから見れば疑問や呆れが生じるかもしれません。「そこまでして釣りたいの?」と。ではその疑問に私がお答えしましょう。

「釣りたいんや!」

いいじゃないですか、どんな釣り方をしようが。これで何か迷惑がかかるわけでもないし。こういう、タチウオ釣り好きの誰かが頭の中で妄想したかのような面白い仕掛けが実際に市販され、それでちゃんと釣れるというのがタチウオ釣りの面白さ、懐の深さだと思います。楽しみ方はひとそれぞれ。

船用だけど波止用も作って欲しい「シマノゲキハヤ」

これは船用の大型タチウオテンヤなのでここで紹介するのは場違いなのですが、ワイヤーを使わずクリップでカチッとエサを挟むだけというものがシマノから登場しました。

ワイヤーいらずで、エサ付け超簡単 サーベルマスター船テンヤ ゲキハヤ

船用太刀魚ゲッター的な。

こんな目立つクリップだと魚に違和感を与えてしまうのではと思いましたが、レビューを見る限りはあまり関係ないようです。まあ、タチウオが相手ならなんでも通用しそうな気もする。

この機構を波止用のテンヤに転用できたら面白いなと思います。

ダイワの快適波止タチウオテンヤがこれだけボリュームを持って攻めてきている中、シマノも太刀魚ゲッターだけでうかうかしてられないはず。

2019年もタチウオ釣りを楽しみましょう

冒頭で「一年のある時期だけしか釣れない魚がいる」ということを書きました。

そう考えると、自分はあと何回タチウオ釣りが出来るんだろう?ということがふと頭をよぎりました。もういい歳ですしね。

だからタチウオ釣りであれその他の釣りであれ「毎回毎回の釣行を大切にしないとなあ」なんてことをしんみり思ったりしますが…まあそんな大層なことでもないか、単なる趣味だし!

ということで今年もゆるく楽しんでいきたいなと思います。数釣りやサイズを争うわけでもなし、家族で美味しく食べられる分が釣れればそれで満足です。私は。

去年は息子にいろいろと挑戦させてタチウオの釣果もしっかり上がったので、今年は彼自身がやりたい釣り方をサポートしてあげられたらいいなと思っています。

みなさんもそれぞれご自分のスタイルに合った釣り方でタチウオ釣りをお楽しみください!

マナーは大切に!そしてゴミは持ち帰ろう!