管釣りでオフシーズンも楽しめ!関西海釣り派のエリアトラウト入門

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冬は釣りのオフシーズン。

そんなもの存在しないという人もいるでしょうが、一般的に寒い時期は釣りのオフシーズンということになっています。釣れる魚も少なくなるし。寒いし。釣具屋に行っても人少ないし。寒いし。引きこもりがち。

食べられる魚を釣るための海釣り。それをメインに大阪湾で釣りをしている私も、冬は完全なオフシーズンという位置づけでした。そう「管釣り」に出会うまでは。

冬は食べられる魚が釣れない、淡水魚は美味しくない、放流された魚を釣るなんて面白いわけない。そんな風に思っているあなた、一度管釣りをしてみませんか?

釣ったら食べる派に管釣りをおすすめしたい

そもそも管釣りってなに?

管理釣り場でやる釣りだから管釣り。

そもそも管理釣り場というのは何かというと、広い意味では釣り公園や海上釣堀などを含んだ人の管理が行き届いた有料釣り場です。

しかし現状の釣り業界における「管理釣り場」というキーワード。それは放流された養殖マスを釣る釣り場のことを指します。そこでやる釣りの中でも、ルアーを使ったマス釣りが管釣り。エリアトラウトまたはエリアと略したり、単にトラウトという言い方でも釣り業界なら管釣りのことを指します。

決められた場所に放流された魚を、決められたルールの範囲で釣る。竿の長さの上限があったり、カエシのない針を使わなくてはいけなかったり。そんなガチガチに縛られたルールの中でやる釣りです。

管釣りのルールが書かれた看板

ロッドの長さや使えるルアーに制限がある

放流された魚を釣って楽しいのか?

目の前に放流された魚を決められたルール内のタックルで釣る。

そんな自由のない釣りなんて楽しいの?

かつての私はそう思ってました。周りに迷惑をかけない限り釣りは自由であるべきという持論もありますから。

でも制限されているからこその創意工夫が生まれ、試行錯誤が楽しくなる。

放流された養殖魚なんて簡単に釣れるんじゃないの?そんなイージーな釣りなんて楽しいの?

だよね。そう思うよね。でも簡単に釣れないんだな、これが。

釣れないから楽しいなんていうM気質ではありませんが、簡単に釣れないからあれこれ試して釣れるパターンを探していく。その日その時その釣り場の正解を見つけたときの達成感はたまりません。

放流されるマスは主にニジマスで、レギュラーサイズはだいたい20センチ台。小さいと思うかもしれませんが、繊細で柔らかいロッドで釣るので十分な引きが楽しめます。釣り場によっては40~60センチぐらいのビッグサイズを混ぜて放流してくれるので、思わぬファイトも期待できます。

40センチサイズのニジマス

40センチサイズのニジマスも釣れる

養殖されたニジマスは美味い!刺し身もイケる

いや、ニジマスは食べられる魚だといっても淡水魚って脂がのってないしタンパクで美味しくない。やっぱり食べるなら海の魚だよ!

分かる。分かるよ。俺もそう思ってた。しかし淡水魚といっても管理釣り場で釣れるニジマスは養殖魚。自然環境で生きている魚よりはるかに栄養価の高いエサをたべて成長しているので、小さいサイズでも脂がのってたりします。

天然のハマチより養殖された脂のりがいいハマチのほうが美味しいなんてことは、堤防からハマチを釣って食べた人なら分かるはずです。釣りたての新鮮な美味しさってのもあるけど。

自分は刺身が好きなんだけど、淡水魚は寄生虫がいるから火を通さないといけない。ニジマスを生で食べるなんて危険!

そんな固定観念は今日で捨てろ!管理釣り場に放流される養殖されたニジマスは淡水魚だけど生食しても安全という全国養鱒振興協会のおすみつきだ!

基本的にどんな魚でも刺し身でたべてみるのがモットーの私。今では大きなニジマスが釣れたら必ず刺し身で食べています。

ニジマスの刺し身

赤身になったニジマスの刺し身は絶品

当たり前といえば当たり前だけど、サーモンに近い味で率直に美味しい。好みが分かれる魚もいますが、ニジマスはみんなが好きな味のはず。サーモントラウトとして流通している魚は、つまりのところニジマスなんだし。

もう海の魚だから淡水の魚だからというこだわりは馬鹿らしくなり、好き嫌いはもったいないと感じるようになりました。

コンディションによっては鮭のような赤い身になる

サーモンなんだからマリネにしても当然美味い。

ニジマスのマリネ

ニジマスのマリネ

もちろん塩焼きやムニエルなど、火を通す料理でも美味しく食べられます。

ムニエルもニジマスの定番料理

淡水魚だから食べ方が限られているなんてことはなく、海で釣れる魚と同じようにいろいろな食べ方が出来ます。

ニジマスの塩ユッケ

タチウオ料理の定番塩ユッケをニジマスで

もちろん干物にもできる。

ニジマスの一夜干し

ニジマスの一夜干し

淡水魚は美味しくないという固定観念は管釣りによってすっかり吹き飛びました。釣ったら食べる派の自分にぴったりな釣りがオフシーズンに存在していたとは。しかも淡水に。これでは冬も休む暇がないではないか!どうしてくれる!

とにかく、私と同じような海釣りで食べられる魚を釣って楽しんでいる人におすすめしたいのが管釣りです。頑張っても釣れない冬の海釣りオフシーズン。その隙間を埋めてくれるはずです。

また、比較的低コストで始めることができるので、今までエサ釣りしかしてこなかったけどルアーにも挑戦してみたいという人にもうってつけの釣りといえます。

管理釣り場はこんな釣り場 – 関西編 –

管理釣り場には色々なタイプがあり、それぞれの楽しみ方があります。特に関西圏にある管理釣り場について、それぞれの特徴を解説します。

管釣りは関東地方のほうが盛んですが、関西も徐々に盛り上がる気配をみせています。

河川を利用した管理釣り場

山あいにある川の流れを石などで仕切って、そこにニジマスを放流するタイプの管理釣り場。リバー型とかストリーム型とも呼ばれます。

芥川マス釣り場

川を区切ったエリアに放流される

地元の漁協が運営しているパターンが多く、スタッフも地元のおっちゃんおばちゃんたち。なんとなく緩い雰囲気があります。カエシ付きの針やトレブルフックを使えたりする釣り場もあり、管理釣り場の中でもルール制限がゆるめ。魚の持ち帰り匹数にも制限がないのがデフォルトです。

たき火やBBQが許可されていることが多く、持ち込んだ肉などの食材はもちろん、釣りたてのニジマスをその場で塩焼きにして食べるなんて楽しみ方も可能です。

釣ったマスを塩焼きに

釣ったらその場で食べらる

混雑していなければ区切られたひとます分のエリアを1グループで使える釣り場もあるので、周りを気にせず投げ放題。アウトドアグッズを持ち込み、デイキャンプ的に一日のんびりと過ごすことができます。

ファミリーやグループ、釣ったら食べる派にはこのタイプが最適。どの釣り場も水が綺麗で魚も美味しく感じるし、河原があるからそこで血抜きして持ち帰れるし。私はもっぱらこのタイプの釣り場を選んでいます。

関西だと芥川、尺代、小柿、北田原などが有名な釣り場です。

芥川の柳ケ瀬釣り場

渓流の雰囲気が楽しめる芥川の柳ケ瀬釣り場

BBQ場としての利用が主でマス釣りはエサ釣りのみですが、箕面IC近くの止々呂美にもストリーム型のマス釣り場があります。

止々呂美ふれあい広場

新緑が眩しい止々呂美ふれあい広場のマス釣り場

プールを利用した管理釣り場

夏場はプールとして利用されている場所に、期間限定でマスを放流するタイプの管理釣り場。プールトラウトとも呼ばれます。

服部緑地ウォーターランドフィッシングパーク

服部緑地のプールを利用したマス釣り

市街地の公営プールなどが使われているのでアクセスが良く安全。エサ釣り用のスペースも併設されているのでファミリー向けに最適です。ひとりでふらっと釣りに来れる気軽さも。

管釣りの中でも手軽さはこのタイプが一番。その場で道具一式レンタルできるから手ぶらでいっても大丈夫。

関東では以前からあったようですが、関西では2018年に服部緑地にできたのが最初。その後徐々に増え、2020年2月現在で3箇所。流行の兆しを見せています。

1日券、午後券、2時間券といった時間制の料金で、その時間に応じて持ち帰れる魚の数が決まっています。

止水池を利用した管理釣り場

流れのない池にマスを放流するタイプの釣り場はポンド型と呼ばれます。一般的に管理釣り場というとこのタイプが主流ではないでしょうか?

関西では滋賀県周辺など、自然な環境に囲まれた山地の近くにあることが多いですね。だいたい辺鄙なところにあるので、車移動が必須だったりします。

醒ヶ井養鱒場のポンド型釣り場

どちらかというと、このタイプの釣り場は本気の管釣りをしている方が多い印象。ガチ勢の方々が黙々と技を磨いてらしゃいます。

料金のわりには持ち帰れるマスの数がわずかということが多いので、私自身はこのタイプの釣り場で釣りをしたことがありません。細かいことは省略させてもらいます。

観光施設のマス釣りも楽しい

これ以外にも、行楽地の体験施設的な場所でニジマス釣りが楽しめたりします。関西でいうと有馬のマス釣り池とか。

有馬ます池

有馬温泉のはずれにある有馬ます池

エサ釣り専用で道具も備え付けのものしか使えない場所が多く、釣り業界の文脈でこれを管理釣り場と言うのはちょっと違うかもしれません。

しかし誰でも手軽に釣りを楽しめる場所です。釣ったらその場で食べられるサービスも家族連れにはいいですね。子供のころに旅行先でマス釣りをしたことが釣りの原体験になっている人も多いはずです。

管釣り入門用タックルを揃えよう

さて、今まで管釣りなんて眼中になかった海釣り派かつ釣ったら食べる派のみなさん、ちょっと興味がでてきてませんか?もしそうなら、管釣り用のタックルについて考えていきましょう。

既に持っているロッドやリールが使えるかもしれませんし、場合によっては新規に買う必要があります。当サイトはなるべく安いタックルで釣りを楽しむのがモットー。単体で万を超える道具なんておすすめしません。その点も重視しておすすめのタックルを紹介します。

アジング・メバリングをしているなら流用可能

まず現段階でアジングやメバリングを楽しんでいるルアー派のあなた。とりあえず今手持ちのライトタックルを流用して管釣りが楽しめる可能性が高いです。まずはそれを使ってみて、不満や改善点が見つかればトラウト専用タックルを検討していきましょう。

ルアー経験があれば自分で適切なものを選べるはず。

ライトタックルが必須になる

一方海釣りではサビキをしたりちょい投げをしたりするエサ釣り派のあなた。多少ルアーもするけど、汎用ルアーロッドでジグやミノーを投げるぐらいだというあなたも。

残念ながら手持ちのタックルでは管釣りが楽しめないと思われます。管釣りでよくあるロッドの長さ制限は上限8フィート。ざっくり2.4メートル以下。たぶん持ってないですよね。

管釣りは基本的に2LBから4LBぐらい、つまり0.5号から1号ぐらいの細いラインをメインに使う釣りです。普段の釣りでハリスに使っているラインより細いかも。それに見合った繊細で軽い「ライトタックル」が必要となります。

メーカーお仕着せの専用タックルには否定的な私ですが、管釣りに限っては専用タックルを使うべきだという考えに至りました。

最低限のコストではじめるならこれ

とりあえず最低限のコストで始めたいという場合でも、ロッドだけはトラウト用のものを検討してください。リールはとりあず2000番台ぐらいのスピニングリールなら、ラインを巻き変えてそのまま使えます。

管釣り入門ロッドとしてグラスファイバー製の激安ロッドが売られており、とりあえずそれで管釣りが始められます。

まずはトラウト用の激安入門ロッドとして世に名を馳せる鱒レンジャー。

カラーバリエーション豊富なグラッシーも。

竿全体がグニャングニャンに曲がって楽しい竿です。

グラスロッド

グラスロッドの曲がりっぷり

グラスロッドの曲がりっぷり粘りっぷりは侮れず、大きな魚がかかってもパワーを吸収できてしまいます。トラウトロッドではありませんが、グラス製テトラ竿で50センチを超える年無しチヌを難なく釣ったこともあります。安いけど面白いロッドです。

カーボンファイバー製のロッドと比べて格段に折れにくいので、タックルの扱いに不慣れな子供に使わせるのも最適。

シマノ・ダイワの入門ルアーロッドシリーズも

鱒レンジャーもいい竿だと思いますが、カラフルで子供っぽいし、いかにも初心者用ってのは恥ずかしいなんて思うこともあるでしょう。

そんな場合こんな選択肢もあります。

低価格の入門用ルアーロッドのシリーズとしてシマノのルアーマチックとダイワのルアーニストがあり、それぞれ管釣りに最適なモデルが用意されています。実売5000円前後で買えるので、それを使うのもいいと思います。

ルアーマチックならS60SULかS56UL。

ルアーニストなら60XULか56UL。

1万円で揃えるロッドとリールのおすすめ

私の個人的なおすすめは、アブガルシアのマスビートMES-602ULとカーディナル2SX 1000Sの組み合わせです。いずれもアブガルシアのラインナップでは低価格帯の入門用タックル。

アブガルシアのマスビートとカーディナル2SX

アブガルシアのマスビートとカーディナル2SX1000Sがベストマッチ

なぜおすすめかというと、自分自身でその組み合わせを使ってて満足しているからに他なりません。

管釣りの万能ロッド「アブガルシア マスビートMES-602UL」

管釣り用のロッドとしてラインナップされているマスビートの中でも、MES-602UL「エリアトラウトのバーサタイルロッド」という位置づけ。つまり「管釣りの万能ロッド」だということ。そもそも万能なんて有り得ないというのも正しい意見ですが、メーカーが万能だと言ってるんだから万能でいいんです!

トラウトガチ勢の人は、スプーン用、1グラム以下の軽いスプーンを使うマイクロスプーン用、クランク用なんて感じでタックルを使い分けるようですが、そんなのは慣れてから必要に応じてこだわればいいのです。釣りの入り口において万能は正義なのです。

あと価格の割にはデザインがかっこいい。所有欲も満たせます。

Amazonのレビューではすぐ折れたという報告が多くあり不穏な感じですが、私が買って使っているぶんにはなんの問題もありません。そもそも管釣り用のロッド自体が繊細で折れやすいロッドではあるので、このロッド自体の問題でもない気がしますが。

1000番シャロースプール仕様最安の「アブガルシア カーディナル2 SX 1000S」

そしてマスビートMES-602ULにベストマッチするのが、同じくアブガルシアの低価格汎用リール、カーディナル2 SX 1000S。

管釣りで使われるリールは、1000番台程度の小さいリールが主流。小さくて軽いほうが疲れないし、そもそもラインを巻く量が少ないから1000番がベスト。めいっぱいキャスティングしたうえで魚に走られドラグを出されたとしても、ほとんどの管理釣り場なら50メートルもラインを巻いていれば事足ります。

1000Sならシャロースプールなのでラインを巻く量も少なくていいから経済的。1000番サイズかつシャロースプールがあるリールの中では、カーディナル2 SX 1000Sが一番安い。私はこのシャロースプールに海釣りで中途半端に余ったナイロンラインを下巻きしたうえで、管釣り用の細いラインを約50メートルだけ巻いています。つるセコ。

管釣りの入門用ロッドとリールのセットとして、マスビート MES-602ULとカーディナル2 SX 1000Sの組み合わせをおすすめします。うまく買えば1万円以内に収まるはず。

ちょっと初心者にはハードルが高いかもしれませんが、カーディナルのドラグにはドラググリスを塗り足しておいたほうが安心です。

やってみれば分かりますが意外とカンタン。管釣りにおいてドラグの機能は重要なので、道具をそろえて覚えておくと必ず役に立ちます。

管釣りの場合、ドラグは緩めに設定するのが基本。どんどんドラグを出させながら、常にハンドルを巻いて寄せていきます。

ラインはナイロンの3~4LBで

トラウトに使うラインは、ナイロン、フロロカーボン、エステル、PEの選択肢があります。でも初めてライトタックルを使うなら、難しいことは考えずにナイロン一択でいきましょう。ラインさばきに慣れてないと、ナイロン以外はライントラブルに振り回されてろくに釣りができないこともあります。

最初は太さは3LBを基本に、ドラグを使ったやり取りに慣れていない場合は太めの4LBを選択するとキャッチできる確率があがります。太い分、ラインを見切られたりルアーの動きが不自然になったりというデメリットもあり得ますが気にするほどの影響はないかと。

釣具屋にはトラウト専用と銘打たれたナイロンラインがルアーコーナーに数多く並んでいますが、100メートル程度の長さなのに1,000円とかちょっと何言ってるか分からない!

そう感じたならまずは安いお買い得ラインで全然問題ありません。私もよく使ってますが、これが原因で致命的なトラブルが起きたことはないです。どうせナイロンは劣化するんだし、気になったらじゃんじゃん巻き換えましょう。

おすすめはこの3LB0.8号のライン。600メートルで1,000円以下。2シーズンは使えるね。

3LBだと細すぎて不安なら、4LBを巻きましょう。

Amazonのレビューにもありますが、ほんとこれで十分です。

ランディングネットも用意したい

管釣りは細いラインを使う釣り。ラインを引っぱって抜き上げようとすると簡単に切れてしまいます。魚をすくってキャッチするための網、つまりランディングネットが必須。

リリース前提の釣り場もあるので、魚を傷つけないために柔らかいラバーの網でできたランディングネットを使うのが一般的です。

魚の持ち帰り数に制限があったり、基本はキャッチ&リリースを推奨しているような管理釣り場があります。その場合無料でレンタルできる場合がほとんど。自分のところの商品ともいえる魚が傷ついてしまっては困りますからね。

魚の持ち帰り数無制限のゆるい管理釣り場には用意されていないことが多いので、自分でなんとかする必要があります。お子さんがいる家庭にはあるかもしれないガサガサや魚取り用の青い網でも代用できますが、フックが網目に絡んでイラッとなるはず。やっぱりラバーネットが欲しいところ。

おすすめは柄が長くて安いプロックスのラバーランディングネット。

プロックスのラバーランディングネット

プロックスのネットは柄が長いからキャッチ率があがる

柄が縮められるのでコンパクト。管釣りで無料レンタルできるランディングネットって柄が短いものが多くて取り込みにくいのですが、柄が長めのこのネットならキャッチできる確率が格段に上がります。

最初に揃えておきたい最低限のルアー

リール、ロッド、ラインが用意できたら、あとはそこにルアーを取り付けるだけ。

管釣りのルアー

管釣りに使えるルアーはバリエーション豊富

ナイロンラインやフロロを使うならリーダーは必要ありません。直結するかスナップを結んだうえでルアーを取り付けましょう。

スナップはアジングやメバリング用のスナップが便利です。引っ掛けるだけだから、手がかじかんでいてもルアーチェンジがスムーズ。

肝心のルアーはどんなものを用意しておけばいいのか?最低限これだけ用意しておけばなんとかなるというものを紹介しておきます。

まずはスプーンのカラーバリエーションをそろえる

管釣りの基本となるルアーはスプーンです。その時の状況に合わせた適切なカラーを選択していくのが釣果の秘訣。

…ということになっていますが、釣具屋のスプーンコーナーで探そうとすると膨大なカラーが用意されていてさっぱりわかりません。どれを何枚ぐらい用意すればいいのか?ふざけてるのかな?みたいな色と名前のスプーンもあったり。

そこで、とりあえずこれを用意しておけばだいたいの状況に対応できる4系統を紹介しておきましょう。最低限、この4系統4枚を用意しておけば戦えます。

それがこちら。

スプーンのカラーバリエーション

この4バリエーションがあればとりあえず戦える

赤金は放流されたときなど魚の活性が高いときの大定番カラー。これは必ず用意しておくべきです。

そしてカラシ色などの派手系も、ちょっと釣れなくなってきたなという状況で使うとガラッと状況が変わったりします。

青銀などの金属光沢系は、日が差し込んでくる早朝だったり、空が晴れてきたりあるいは曇ってきたりといった天候の変化時に効果を発揮します。

あとはオリーブ色や茶色などの地味系。これは養殖時に食べていた固形エサであるペレットのカラーをイミテートしているということらしい。放流から時間がたった午後など、何を投げても反応がないような渋いときに釣果を引き出してくれるカラーです。

とりあえずはこの4タイプを揃えておけばOK。スプーンの重量は1.5グラム前後を選べばオールマイティーに使えます。

あとは表と裏で色が違うスプーンが活躍する場面もあります。スプーンがひらひらと回転することで表裏の色が明滅して見え、単色にはないアピール力があります。

何度も同じ色のスプーンを投げていると、ニジマスが学習して食わなくなと言われてます。本能のまま何も考えてなさそうな魚にそんな知能あるの?と疑問に思いますが、確実にそういう現象があります。色を変えた途端に反応し始めるというのは、管釣りをしているなら必ず経験するはず。私なんてさっき食べた昼食すら忘れるというのに!

使えるルアーの豊富さも管釣りの魅力

スプーン管釣りで使えるルアーは多岐にわたります。

クランクベイトやミノーなどのプラグ系、フェザージグなどなど、多種多様のルアーで魚を釣ることができます。百均で手に入る材料で作った自作ルアーが通用するというのも管釣りの面白いところ。

そもそもこれってルアーなの?みたいな変わり種ルアーもたくさんあります。

原則として管理釣り場ではワームなどのソフトルアーが使えません。しかしその隙間を突き、ハードルアーをソフトルアーに近づけたようなルアーがよくあります。例えばセニョールトルネード。

セニョールトルネード

釣れないときの救世主 セニョールトルネード

指に巻き付けてらせん状にすることで、引っ張ってくるとドリルのようにクルクル回転する仕組みになっています。魚の興味をひくので集魚力バツグン。食わせるのはちょっと難しいけど。

ダイワからも同じようなコンセプトのルアーがでてます。

釣り場によって使えるルアーの制限が異なるので、かならずそれに従いましょう。

基本はただ巻きで釣れる

で、これらのルアーはどんなアクションで動かせばいいのかといいますと、基本は「ただ巻き」です。

着水からのカウントダウンで任意の深さまで沈め、あとは一秒ひと巻きぐらいの一定速度でゆっくり巻いてくるだけ。タチウオの引き釣りをやったことがある人であれば、あの釣り方のスケールが小さくなったものと思えばまずは良し。

やっぱり簡単な釣りやんけと思われても仕方ないですが、簡単に釣れるタイミングはそんなに続きません。そこで更に釣果を引き出すにはどうすればいいか?それは実際に管理釣り場に行ってお確かめください!

…と、やや逃げ腰でしめくくりたいと思います。

私もまだまだ初心者。自分の中にある管釣りの引き出しに、有用なアクションや経験を詰め込んでいっている途中です。まだそれを語れるほどの立場でございません。

関西の管釣り文化発展を期待したい

というわけで、オフシーズンだからといって釣り物がないわけではないぞ!管釣りはいいぞ!ニジマスは意外と美味いぞ!という内容をお送りしました。

特に食べたら釣る派のライトな海釣りユーザーにおすすめしたい釣りです。普段サビキやタチウオ釣りを楽しんでいるようなあなたにやってほしい。冬場は釣るものないでしょう?

そして関西に管釣りの文化がもっと根付いていけば、選択肢も増えてより豊かな管釣り文化が形成されるはずです。少なくともこの2年ぐらいで確実に状況は変わってきています。

混みすぎだの高いだの水が汚いだの腐海だの言われてますが、ゴーセンが始めた服部緑地の管理釣り場が、関西の人にとって管釣りを始めるひとつのきっかけになっている。それは確実です。少なくとも私はそう。

服部緑地ウォーターランド フィッシングパーク
服部緑地ウォーターランド フィッシングパークは大阪府豊中市にあるプールのオフシーズンを活用した管理釣り場です。

関東にあるような、ご当地サーモンが釣れるような釣り場が関西にもできたら面白いなと思います。そもそも関西には淡水養殖のご当地サーモンが少ないので、そういうのも増えていけば嬉しい。回転寿司でこれだけサーモンが人気で定番になっている今、ニジマスは老若男女みんなが知っていて好きな味の魚なはず。

ここで紹介したような最低限必要な道具を揃えたらまずはお近くの釣り場へ。きっと新しい扉が開くはずです!