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これぞ万能竿!海釣り初心者が選ぶ1本目は「遠投磯竿3号」がおすすめ

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この記事は2017年7月25日に更新しました

ようこそ釣り初心者様。

釣りを始めるにあたって必要な道具をそろえる、じゃあまずは竿だろうと思たって検索した結果、ここにたどり着いたのではないでしょうか?

あるいは釣りを始めようとして釣具店を覗かれたかもしれません。とりあえず竿をコーナーを見てみたものの、膨大な商品数に戦意を喪失しませんでしたか?高い竿から安い竿、長い竿から短い竿、いったいどれを選んでいいのやら分からなかったはずです。選択肢多過ぎ!

じゃあ調べて知識をつけてみようとネットで調べたり質問サイトで聞いてみたりしませんでしたか?そしたら人によって言ってることががバラバラだったんじゃないかと。『最初は安モンでいいよ』と言ってる人もいれば『初心者だからこそいい道具を使うべき』とまるで逆のことを言ってる。良く分からない専門用語らしきものも並んでて理解不能…「釣りってこんなにハードルが高いのか…始める前に疲れてきた…」。

そんな感じになってませんか?

どうかそこであきらめないで欲しい、是非こちらの世界へ来て一緒に釣りを楽しんで欲しい。そんな思いで私なりに初心者向けの釣具を提案したいと思います。

まずは釣竿から選んでみましょう。

おすすめするのはこの竿

長い記事になりますので、おすすめする竿を最初に紹介します。

その竿はずばりこれ、シマノのランドメイト「3-450PTS」。私はこの竿を初心者に使って欲しい1本目の竿として提案します。 

シマノ ロッド ランドメイト 磯 3-450PTS 4.5m

シマノ ロッド ランドメイト 磯 3-450PTS 4.5m

 

以降、なぜこの竿が初心者におすすめなのかをねちっこく詳しく解説していきます。

こんな人を想定した釣竿を提案します

お金をかけずに色々な海釣りがしたいあなたへ

この記事ではこんな人に向けた竿を提案します。想定する釣りは海でのエサ釣り。

  • 釣りは初めてあるいは長いブランクがある
  • 最初はなるべくお金をかけたくない
  • 何でもいいからとにかく魚が釣りたい
  • 手軽に波止(防波堤)や海釣り公園で釣りをしたい
  • 最低限の道具でいろいろな釣りをしてみたい
  • とりあえずエサ釣りから始めたい

要するに「安くて何でも釣れる竿」が欲しい人向けです。なんとケチくさくてわがままな!でもこれは数年前に20年ぶりの釣りを再開しようとしていたころの私の考えそのものです。とにかくいろいろやりたいけどなるべく金はかけたくないっていう。

そんな私が釣り初心者から再スタートし数年が経過しました。その経験を通して辿り着いた、とりあえずこれを買えばいろいろな釣りが楽しめる初心者向けの釣竿を提案します。

目的が明確なあなたは釣具屋へ

例えば防波堤でクロダイを釣りたいとか船で鯛を釣りたいとか、釣りたい魚や釣り方が明確に決まっているあなた。すいません。今の私では力になれそうにないです。

でも大丈夫。釣具屋に行って店員さんにそれを伝えれば一式揃えてくれます。高い道具を買わされるかと思うかもしれないけど、予算を伝えればそれに応じたベストを提案してくれるはずです。いい釣具店、優秀な店員なら。

優柔不断なあなたをフォローしたい

逆に釣具屋で「何でもいいからとにかく釣りをしたいので道具を選んで欲しい。」と店員さんに伝えても困惑されると思います。

お母さんに「今日の晩御飯何がいい?」と聞かれて「何でもいい。」と答えたら怒られるでしょ?そういうことです(?)。でも私はそんなあなたをフォローしたい。何故なら私も同じ人種だから!優柔不断じゃないんだ!いろいろやりたいんだよ!

あと、ルアーで釣りをしたいという場合、申し訳ないですがこの記事はあまり役立たないです。紹介するのは主にエサ釣りをするための竿。ルアーで釣りをするには原則的にルアーロッドが必要となります。

ちなみに「竿」と「ロッド」という呼び名が出てきます。若干の構造は違えど、どちらもおなじ竿に違いありません。ざっくり言うと針にエサをつけて釣る釣りに使う竿は「竿」、ルアー釣りで使う竿は「ロッド」。ルアー釣りは何でも英語に置き換えたがる傾向があります。変でしょ?でもそういうもんだと思ってください。やってみれば分かりますが、そっちのほうがいろいろ的確に伝わりやすいんです。

「ちょうどいい」竿を提案します

最終的にこの記事で提案する釣竿は釣竿の一流メーカー製品ではありますが、釣りに慣れた人からしたら「安物」の類です。なので1万円もしません。かといって5千円以下でもありません。

安すぎる竿は主に耐久性という点で問題があります。だからといって耐久性や性能を追及していくとどんどん価格が跳ね上がる。そりゃ高い竿は素材から何から違うんだからいいに決まってます。この記事で紹介する釣竿はその点で「ちょうどいい」ランクのものです。

高級な竿はそれに慣れてから選んでも遅くないはずです。

磯竿にまつわるエトセトラ

一口に釣竿といっても釣り方や対象魚に合わせて投げ竿やルアーロッドなどいろいろなタイプの竿があります。特に近年はどんどん細分化が進む傾向にあり、例えば「柔らかく軽いルアーでアジを釣るための専用竿」ともいえる竿もあります。アジングロッドってやつですね。

初心者にとってこの細分化というのが厄介で、未経験者が釣りをするにあたっての最初の一歩を阻んでいる大きな障壁だと思っています。とにかく選択肢が多すぎる。もっとざっくりした切り分けも必要だと思うよ釣具メーカーさん。

そんな中、堤防や釣り公園でエサ釣りをするなら「磯竿」というタイプの竿が第一の選択肢となります。この記事でも磯竿に分類される竿を紹介します。

具体的な磯竿をオススメする前に磯竿について最低限知っておいてもらいたいことがあるのでこれから解説していきます。

磯竿にまつわる数字の表記

釣具屋やネットショップで釣竿を探したことがあり、とりわけ磯竿と銘打たれた竿を見ていたなら2号とか3号という数字、そのあとに[360]とか[400]とかいう数字がついた商品がありませんでしたか?それらを組み合わせて[3-360]とか[3-400]とか省略して表記してあったりもします。

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3桁の数字は竿の長さ

まず分かりやすいほうから説明しますと、360など3桁の数字は竿の長さです。単位はセンチメートル。360なら360センチ、つまり3.6メートルですね。

36、40など2桁で表記されているものもありますが、末尾の0が省略してあるだけです。

磯竿は短いもので3.6メートルぐらいから、長いもので6.3メートルぐらいです。長いほうが沖に届くから有利なのではと思うかもしれませんが、成人男性であれば通常は4メートル前後が扱いやすいと思います。長いと必然的に重くなって疲れるし、そうなると振り回すのも大変です。

それに沖に仕掛けを投げたからといってたくさん魚が釣れたり大きな魚が釣れるもんじゃないです。気持ちは分かるけど。

竿の”号”ってなんぞや?

最初に表記されている1桁の数字は「号数」を表します。[2-]だったり[3-]だったり。通常は1~5のいずれかですね。

最初の釣竿、とりわけ磯竿を検討された方はこの「号数」について調べられたかもしれません。なんだこの数字?って。そこでは『対応できるハリスがどうのこうの』という記述を見かけたんじゃないかでしょうか?今から釣りを始めようっていう人が読んでもピンとこないですよね。

厳密に言えば3号の竿なら3号のハリスを使うと竿のしなりと相まってベストなパフォーマンスを発揮するんだよ~ってことなのですが、初心者はあまり気にしなくていいです。3号の竿で1号のハリスが使えないってわけじゃないし。目安としてとらえてください。一応説明しておくとハリスというのは釣り針に結びつける透明な細い糸です。

竿の号数とハリスの号数の関係。私も理屈では分かっているのですが、実体験としては未だにピンと来てません。とりあえず今は全然気にしないでオッケーっす。

号数が低ければ軟らかい 高ければ硬い

竿の号数について、誤解を恐れずざっくり説明します。

磯竿だと1号から5号ぐらいまでの号数がラインナップされています。この号数が小さいほど竿が軟らかいと思ってください。

竿の先にオモリをつけて垂らしたとしたら1号は軽いオモリで竿がしなりますが、5号だとかなり重いオモリじゃないと竿はしなりません。加えて言うなら同じシリーズで同じ長さの竿だと一般的に1号は軽く5号は重い。1号は根元が細く5号は根元が太い。

ちなみにこれはあくまで磯竿における号数の話で、投げ竿や船竿の号数は対応するオモリの重さになるのでまた話が違ってきます。ルアーロッドはライト、ミディアム、ヘビーなどまた別の概念があります。釣りで使う単位は釣りのジャンルによってバラバラなのでホントややこしいですがこれは慣れてもらわないと仕方ないです。

「磯」で釣りをしないけど「磯竿」を使っていいの?

さっきから「磯竿磯竿」って言うけど俺は磯で釣りをするつもりはないんだけどな?って思っているあなた。私もかつて同じ疑問を持ちました。海釣り公園や波止(防波堤)で釣りをするのに磯竿って違うんじゃないの?海釣り公園竿とか防波堤竿ってないの?

確かに”防波堤竿”と銘打って販売されている竿もあります。でも単純に「防波堤竿=磯竿」って解釈してもらって問題ないです。構造は同じです。

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波がザッパーン!岩がゴツゴツ!ファイトいっぱーつ!の磯じゃなくて、こんな穏やかで安全な防波堤で「磯竿」を使ってもいいのです。

錘負荷を超えたオモリを使うとどうなる?

対象魚と同じくパッケージに錘負荷という表記があり、”5号~15号”というように範囲指定がされています。解釈としては”オモリの重さの下限は5号で上限は15号までだよ”ということ。

また”号”が出てきましたね。この”号”は磯竿の”号”とはまた異なる概念の”号”です。号号書き過ぎて何がなにやら分からなくなってきたかもしれませんがもう少しだけお付き合いください。

話を戻します。オモリの単位でいう1号はおよそ3.7グラム。2号なら倍の7~8グラム、5号なら5倍でおよそ19グラムです。

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そして錘負荷を端的に言いますと「この範囲のオモリを使って釣りをするとベストパフォーマンスを発揮して使い易いよ」ということになります。仕掛けを投げやすかったりアタリがわかり易かったり。またその上限を超えたオモリを使うと竿の破損につながる場合があります。

例えば下限が5号の竿に1号のオモリをつけてもひとまず問題はありません。感度が悪くてめちゃくちゃ扱い難いとは思いますが。上限はちょっと注意。実際この数字を超えたオモリを使ったら即座に竿が折れるなんてことはそうそう無く余裕をもった上限値なのですが、仕掛けを投げるときにちょっとヒヤヒヤすると思います。「こんなに竿がしなって大丈夫?」みたいな。

というわけで可能な限り錘負荷の範囲内にあるオモリで竿を扱いましょう。特に上限。カゴに撒き餌を詰めたりする場合はその重さも勘定に入れて。まあ範囲内であっても扱いが悪いと折れちゃいますけどね。

竿に対象魚が書いてあるけどそれ以外は釣れないの?

プラ製の箱に入った竿には、パッケージに対象魚が書いてあると思います。例えばこんな感じで。

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この例でいうと左から順に2号3号4号の磯竿。表記してある対象魚がそれぞれ違います。この対象魚はあくまで目安ととらえてください。その魚を釣るのに適しているという目安なので、号数がひとつ違うからといってとたんに釣れなくなるわけじゃないです。ひとくちに「アジ」と言ったって5センチぐらいの豆アジから30センチを超える尺アジまで大きさが違うわけで。

まずは号数が大きいとパワーがあるので大物用の竿ぐらいの認識でいいかと。厳密には魚のサイズ、釣り方や仕掛けに適した号数というのがあります。1号だからといって決して小物釣り専用というわけではないんですが、それは釣りに慣れてから実感できてくることだと思いますので一旦忘れよう。

で 初心者はどんな磯竿を買えばいいの?

まだ釣りに慣れていない初心者。どんな釣りをしたいのかさえはっきり分かっていない初心者。とりあえず何でもいいから魚を釣りたいんだという初心者。そんな人が最初の一本として買うにはどんな竿がいいのか?

「遠投磯竿3号万能説」を提唱します!

3号の遠投磯竿があればいろいろな釣りが出来る!

ここで私は独断と偏見でこれを提唱します。

遠投磯竿3号万能説

あっ、突然すいません。

声を大にして伝えたいので大きく書きました。「遠投磯竿3号」、この竿はなんでもこなす器用な万能竿といえます。

釣り方でいえば、

  • サビキ釣り
  • 投げサビキ釣り
  • 探り釣り
  • カゴ天秤釣り
  • 小物のウキ釣り
  • サヨリの遠投ウキ釣り
  • タチウオのウキ釣り
  • タチウオテンヤの引き釣り
  • ちょい投げ釣り

など。実際に私が3号の遠投磯竿でやってきた釣りです。

2本目の竿を選ぶ基準を持つための竿

じゃあそれぞれの釣りをするにあたって3号の遠投磯竿がベストかというと、やっているうちに大かれ少なかれ不満が出てくる釣りも出てくるはずです。ちょっと3号だと重いなとか、ちょっと硬すぎるとか。

言ってることが矛盾しているのは承知の上ですが、厳密な意味で万能竿というものは存在しません。でも次に買い足す竿は、1本目の竿で得た経験を元に選ぶことができる。2本目の竿はきっと満足がいくベストなものが選択できるはずです。

どんな釣りが好きになか分からないから

釣り人の先人が創意工夫をしてきた結果、ターゲットの魚に合わせて多種多様な釣り方が生み出されました。同じ魚を狙うにしても釣り方が異なる場合も多々あります。それが釣りの面白いところでもあります。

そんな中、釣りを始めたばっかりならどんな釣り方が好きになるかなんて分からないじゃないですか?好きになった釣り方のために「2本目の竿」を選ぶには自分の中で基準になる竿が必要です。

釣りに慣れてきたし釣りたい魚や釣り方も決まったので2本目の選ぶ。初心者を卒業しその段階にたどり着くまで、まず1本目としてベストチョイスなのが遠投磯竿3号なのです。

結論!私のオススメはこの遠投磯竿!

大変お待たせいたしました。これまでの内容を前提に私が初心者におすすめする竿を具体的に選びました。

遠投磯竿3号と銘打った竿は各釣竿メーカーから発売されていますが、その中から私自身で使い込んで納得した「これだ!」という1本を紹介します。

「シマノ(SHIMANO)のランドメイト3-450PTS」がオススメ!

冒頭でも紹介しましが、その竿はずばりこれ、シマノのランドメイト「3-450PTS」。私はこの竿を初心者に使って欲しい1本目の竿として提案します。 

シマノ ロッド ランドメイト 磯 3-450PTS 4.5m

シマノ ロッド ランドメイト 磯 3-450PTS 4.5m

 

Amazonでの販売価格はだいたい7,000円台前半から8,000円というところでしょうか。かなり価格変動が激しい商品で安ければ5,000円台で売っているときもあり、そのタイミングは間違いなく買いです。

品番の最後に「PTS」という文字列がついていますが、これは仕掛けを遠投しやすい仕様になった磯竿と解釈してください。後ほど詳しく説明します。

遠投すれば必ずしもたくさん魚が釣れるとか大きな魚が釣れるってわけじゃないです。しかし仕掛けを遠くに投げることができれば広い範囲を狙うことができ、それだけ魚と出会える確立が高くなります。

じゃあ遠投しやすい仕様の竿って具体的にどこがどうなっているのか?品番の末尾に付いている「PTS」からそれを読み解いていきます。

【P】パイプシートでリールをガッチリ固定できる

[P]はリールの取り付け部分が「パイプシート」という意味。

ねじ込み式のパーツを使うことでリールがよりがっちり固定できるリールシートです。投げ竿やルアーロッドもほとんどはこのタイプのリールシートですね。

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遠投仕様ではない磯竿のほとんどはリールシートの金具をスライドさせてパッチン留めするスナップ式ですが、それよりしっかり固定できます。

どっちが優れているというわけでもないですが、投げる動作が必要な釣りにおいてはがっちり固定できるパイプシートのほうが安心感があります。

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上がパイプシート、下がスナップ式のリールシートです。FUJIのウェブサイトに詳しく解説がありますのでご参考に。

デメリットを挙げるなら、スナップ式より取り付け取り外しに時間がかかることですかね。

【TS】大きなテレスピンガイドで遠投性能アップ

末尾の[TS]はガイドがテレスピンガイドということ。ガイドはリールから出た糸を通す穴のことです。

全体的に投げ竿やルアーロッドのような径の大きなガイドになっています。これにより普通の磯竿よりラインとガイドの接触による摩擦抵抗が少なくなるのでより遠くに仕掛けが投げられるというわけです。

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上がランドメイト3-450PTS(自分で補修したためガイドが一つ少ないのですが)のテレスピンガイド、下が遠投仕様ではない普通の磯竿についている通常サイズのガイドです。中でも一番手前のガイドに大きな差があるのがお分かりいただけるでしょうか。テレスピンガイドはかなり直径が大きいのが分かります。

それに加えてガイドの位置。カメラに詳しい人は「テレ」という文字を見てピンときたかもしれません。このテレの綴りはレンズでいうテレ側のTELE。WIDEと反対のTELE。つまり”遠い”ということ。ガイドの足の部分が長く、竿本体から遠い位置にあります。これも摩擦抵抗を下げられる要因となります。

このテレスピンガイドのおかげでちょい投げ釣りなどでも飛距離がでやすくなり、より遠いポイント、より広いポイントを狙うことができるというわけです。

デメリットとしてラインが弛みやすく竿にからんだりするなどのトラブルに繋がりやすいという点がありますが、釣りに慣れてきて常にラインを張り気味にすることを身に付ければ特に問題はないです。

メーカー的にも”万能竿”と位置づけている

ちょっと細かくて見づらいかもしれませんが、これはランドメイトのパッケージに表示されている対象魚と釣法の一覧表です。3-450PTSは一番上。

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ほら、この竿なら何でも釣れますって感じじゃないですか?

一番右に見慣れない”タマン”と”アキアジ”の表記があってそこは対象外ですが、これは特殊な釣りで初心者が手を出すものじゃないので気にしない。ちなみにアキアジってのは鮭ですね。

この表を見ると、3-450PTSより長い3-530PTSのほうが◎(二重丸)が多いからさらに万能じゃないの?と思うかもしれません。でも実際持ってみると分かりますが5.3メートルってかなり長くて扱い難いです。それに重量も3-450PTSより80グラムほど重い。たかが80グラムされど80グラム。長い時間竿を手持ちにして釣りをするなら大きな差です。疲労度が全然違ってきます。

ゆえに私は3-450PTSを推します。

コストパフォーマンス抜群

シマノダイワがまかつ。これが国内三大釣竿メーカー。

シマノとダイワは初心者から上級者までをターゲットにした幅広いラインナップ、一方でがまかつはあまり初心者をターゲットにしていない感があり低価格帯のラインナップがありません。

というわけで初心者は低価格帯のラインナップが豊富なシマノかダイワから選ぶのが無難です。

アフターサポートが充実している

日本にはほかにもリーズナブルで品質のいい竿を作っているメーカーがたくさんあります。そんな中、なぜシマノかダイワから選ぶのがいいかというとサポート体制が整っているからです。

どういうときにサポートが必要かというと破損したとき。竿が折れたりガイドが壊れたりとか。

特に竿の先端は破損しやすいです。釣りを続けるなら必ず一度は遭遇するトラブルです。自慢じゃないですが私は今まで買った竿を全て折ってきています!1本たりとも無傷の竿は無い。

折った場合は自分で直すって手段もありますが、基本はそのメーカーを取り扱う釣具店に持ち込んでメーカーに修理を依頼する流れになります。もしくは壊れたパーツだけ取り寄せたり。この2メーカーを扱っていない釣具店は全国探してもまず無い。

修理・パーツ注文の流れ│アフターサービス│シマノ -SHIMANO- 

追記(16/09/14)
言ってるそばから本当にこの竿を破損してしまったので記事にまとめました。 メーカー品はやっぱり安心。身を持って知る。 

ランドメイトは三大釣竿メーカーで一番安い磯竿シリーズ

さらにこのランドメイトという竿を選んだ理由は三大釣竿メーカーの磯竿シリーズで一番低価格だから。シマノではこのランドメイトに”がんばロッド”という名を冠し初心者向けのシリーズに位置付けています。まさに初心者にうってつけの竿といえます。

ん?”がんばロッド”って親父ギャグのようなネーミングが恥ずかしいって?

安心してください!書いてませんよ!竿本体にはひとことも”がんばロッド”って書いてない。確かパッケージにシールが貼ってあるぐらいだったはず。

デザイン的な面でも問題なし。ネットの写真だと金色の竿に見えるかもしれませんが、実際はもっと落ち着いた茶色に近い色です。釣り場で悪目立ちすることはないです。

低価格だからって作りが安っぽいなんてことはありません。Amazonのレビューなんかを見てもらえれば分かると思いますが、”がんばロッド”シリーズはコストパフォーマンスという点において評価が高いシリーズです。

私自身もこの竿を使っているわけですが、釣行後のメンテナンスをしっかりやれば長く使える道具だと思います。メンテナンスと言っても特別なことはしてなくて、竿本体とガイドを流水で洗って乾かすだけですけど。

私自身が実際に使ってその使用感に満足してるからこそ、この竿を1本目の竿としておすすめしたいと思います。 自信を持って。

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

シマノ ロッド ランドメイト 3-450PTS

 

2017年7月現在、ランドメイト3-450PTSはこの記事経由で累計200本ほどお買い上げいただいております。その後使い心地はいかがでしょうか?

「ランドメイト3-450PTS」と近いスペックの竿

私は2015年にこの竿を手に入れました。その時の価格は5,000円台。しかし最近(2017年7月時点)では8,000円台でAmazonに出品されていることが多くなっています。なぜか上位製品のホリデー磯3-450PTSより高かったり…。なぜだ?

また時期間が経てば元の価格に落ち着くかもしれませんが、代替案として同じようなスペックの竿を紹介しておきます。

使ったことが無い竿をおすすめするのは気が進まないのですが、スペック上似たような使用感には違いないと思います。

ランドメイトの兄貴分「ホリデー磯3-450PTS」

同じシマノの「がんばロッド」シリーズに位置づけられている磯竿でホリデー磯というシリーズがあり、そこにも遠投磯竿3号450PTSがラインナップされています。

シマノ ロッド ホリデー 磯 R 遠投 3-450PTS

シマノ ロッド ホリデー 磯 R 遠投 3-450PTS

 

ランドメイトの兄貴分という感じで若干価格が高い。でも竿のブランクス(竿本体の素材)はランドメイトと同じものらしく、ガイドやリールシート、塗装などのグレードを上げることでランドメイトと差別化しています。

私はあくまで「なるべく安くていいもの」という基準でランドメイトを推しますが、価格差が気にならないというのであれば上で紹介したホリデー磯3-450PTSを選択するのも正解だと思います。

3-450PTSよりちょっと長い「ランドメイト3-530PTS」

同じ遠投磯竿3号ですが、80センチほど長い3-530PTS。 

シマノ ロッド ランドメイト 3-530PTS

シマノ ロッド ランドメイト 3-530PTS

 

例えば足元にテトラや敷石があるならより長いこの竿を使うほうが仕掛けを扱いやすいというメリットがあります。

反対にデメリットは竿本体の重量が増しているため疲れやすいこと。長くて扱いづらいこと。でも竿受けなんかに置いて置き竿にすることがおおいならそれほど問題ないかもしれませんね。

なお、ファミリー向けのフェンスがある釣り場で竿受けを使うならこれがおすすめです。

個人的はマストアイテムです。

ガイドとリールシートの仕様が異なる「ランドメイト3-450」

同じランドメイトシリーズで3-450PTSから遠投仕様を省いた「ランドメイト3-450」。

シマノ ロッド ランドメイト 3-450

シマノ ロッド ランドメイト 3-450

 

遠投仕様ではないので厳密に言えば多少飛距離は落ちるかもしれません。じゃあ遠投仕様の半分も投げられないかと言えばそんなことはないです。そこそこ飛ぶはず。

ガイドが小さいのでラインが絡みにくいという遠投仕様と比較したメリットもあります。こちらの竿も十分にオールマイティな竿といえます。

ランドメイトのライバル「ダイワ リバティクラブ磯風 3号-45遠投・K」

シマノとはライバル関係にあるダイワ。ダイワもちゃんと初心者用のラインナップがあります。それがリバティクラブ。同じシリーズのリールもあります。

このリバティクラブにもやはり遠投磯竿3号が用意されています。

ダイワ  ロッド リバティクラブ 磯風 3-45遠投・K

ダイワ ロッド リバティクラブ 磯風 3-45遠投・K

 

シマノとダイワは国内総合釣具メーカーの二大巨頭。サポート体制はシマノと遜色ないので安心して買える一本です。

コスト重視なら「プロマリン ブルーベイ磯遠投3-450」も

リーズナブルな釣具全般を多数ラインナップしているプロマリン。浜田商会という企業のブランドです。

このプロマリンは初心者向けの安い竿やリールを数多く取り揃えており、釣具店の入り口付近に置いてる「サビキセット」みたいな竿も中身はプロマリンの商品だったりします。そのせいか安かろう悪かろうのイメージがあったりもしますが、竿は意外といいものが多いのです。リールはちょっとアレなものが多いけど。

なぜそんなことが言えるかというと私はプロマリンの愛用者だから。今持ってる竿の半分はプロマリン製だったりします。だって安いんだもの。

そんなプロマリンさん、ぬかりなく遠投磯竿3号を用意してくれています。しかも安い。

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯遠投 3-450遠投

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯遠投 3-450遠投

 

プロマリンの竿はガイドとかを見るとシマノやダイワと見劣りするのは確かなんですが、意外と耐久性があったりします。事実、私は3年前に2,000円台で買ったプロマリン製の竿を未だに愛用しています。

もっとまともに評価されてもいいと思うぞプロマリン。

個人的に欲しかった3号360cmの遠投磯竿が!

そしてこのブルーベイシリーズには「遠投磯竿3号360」がラインナップされています。ランドメイト3-450PTSを愛用しているものの正直450センチという長さはちょっと長すぎなんだよな~と思ってて。でもシマノとダイワはその長さを用意してくれていない。

そこへきてプロマリンがこれを出してきたわけですよ。 

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯遠投 3-360遠投

プロマリン(PRO MARINE) ブルーベイ磯遠投 3-360遠投

 

同じプロマリン製で360cmの長さを持つ普通の磯竿を使ってますが、すごく使い勝手がいいのです。短すぎず長すぎず、投げる動作もしやすくて短い分重量も軽い。小学校低学年の子どもでも扱いやすいんですわ。これで遠投仕様だったらなあと思ってたところ、2017年にこれが発売された。

個人的にも購入を検討中です。

エサ釣りもルアー釣りも一本の竿でやりたいというなら

冒頭にも書きましたが紹介した竿はエサ釣りをすることを前提にした磯竿です。ルアーもやってみたいからといってこの磯竿でやるのは少々無理があります。

磯竿でルアー釣りをすることは何故無理があるのか?

磯竿はルアーロッドに比べて穂先が柔らかくできています。

ルアーで魚を釣るには生きているようにルアーを動かす必要がありますが、磯竿はその点において不利。なぜなら竿をグッと立ててルアーを動かそうとしても柔らかい竿先がしなってそのパワーを吸収してしまうから。頑張ってもルアーはほとんど動きません。

「ただ巻き」といって一定速度でリールを巻いてルアーを直線的に引いてくるアクションなら出来なくはないです。引っ張り上げては沈めるリフト&フォールも出来なくはない。でもルアーロッドに比べたら磯竿は長くて重いので何度も繰り返してキャストするのはかなり疲れる。

ゆえに磯竿でルアーを扱うのはきびしい。

エサもルアーもやりたいならルアーロッドを選ぼう

じゃあ反対にルアーロッドでエサ釣りはできないのかと言われたならできなくもないという答えになります。少なくとも磯竿でルアーをやるよりはいい。

ルアーロッドでエサ釣りをするデメリットを挙げるとするなら、

  • 竿の全長が短いのでサビキなど長い仕掛けが扱い難い
  • 竿先が硬いのでアジなど口が弱い魚をばらしやすい(口から針が外れやすい)

こんなところです。

3メートルを超える長さのルアーロッドもありますが、それは基本的に重いルアー、そして大きな魚を扱うことを前提にしているので竿先がかなり硬い。竿先が柔らかくて軽いルアーが扱える、いわゆるライトゲーム向けのルアーロッドもありますが、そうなると長さが2メートル未満になるので仕掛けが扱い難い。

そんな中で”あえて”エサ釣りとルアー釣りが両立できるルアーロッドを選ぶとするなら、3メートル弱のシーバスロッドかなと思います。

あえて選ぶならシマノの「ルアーマチック」シリーズ

磯竿と同じくなるべく安くて品質のいいものという基準で選んでみましょう。

そうなるとランドメイトと同じくシマノのがんばロッドシリーズにラインナップされているルアーマチックシリーズが第一候補になります。これも三大釣具メーカーの中で一番安いルアーロッドのシリーズです。

ルアーマチックは対象魚やルアーにあわせた10種類以上のバリエーションがありますが、エサ釣りもするなら一番長い「ルアーマチックのS90ML」がいいと思います。 

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S90ML

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S90ML

 

9フィートなんでおよそ2.7メートルの長さになります。 それより10センチほど短いS86MLもなんとかエサ釣りに使える長さですね。短いっちゃ短いけど。

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S86ML

シマノ ロッド ルアーマチック スピニング S86ML

 

これらのロッドでもサビキ釣りぐらいは出来ます。

ただやはり長さが足りないのと竿が硬いという点でエサ釣りをするにはストレスが溜まることがあるかもしれません。 なので「あえて選ぶ」としたらこれということでご理解を。

ルアーもエサも一本の竿でやるということについては別途詳しく書いています。ご参考に。 

1~3千円ぐらいで買えるセット商品ってどうなの?

激安セットでも釣れるっちゃあ釣れますが

オススメの竿が紹介できましたので、安い釣竿について実体験を交えたこぼれ話を。

釣具屋に行くと入口付近に安い釣具が陳列されていると思います。1,000円程度で竿とリールと仕掛けがパックされたオールインワンセット的な商品。たとえばこういうやつ。 

RISEWAY(ライズウェイ) ロッド 釣れるンジャー サビキセット 300(3.0m)

RISEWAY(ライズウェイ) ロッド 釣れるンジャー サビキセット 300(3.0m)

 

これで釣れないの?と聞かれたならば私は釣れると答えます

初めて釣りをするけど今後続けるかどうか分からない、とりあえずお試しで釣りをしたいっていう人になら手軽でいいと思います。初めての釣りでも要領をつかんでタイミングさえ合えば爆釣できるはず。

極端に安い竿は耐久性に難あり

ですがそれに気をよくして2回3回と使っていると、だんだん支障がでてくる可能性が非常に高い。非常に。

ガイドが錆びてきたり接着箇所が劣化して竿から外れたり。リールも同じく金属パーツが錆びてきたり、稼動部分の動きが硬くなってきたり。

こうなってくるとトラブルが頻発するようになり、対処とストレスで釣りどころじゃなくなります。安いものには安いなりの理由がある。私は基本的に「安物買いの銭失い」気質なので、この手のものを買ってはトラブルを経験することでそれを学びました。

激安の釣具は耐久性に難アリ。必ず覚えておきましょう。1回きりと割り切るなら全然アリですが。

安い竿ほど折れにくい?

竿の破損として一番多いのは「折れる」ということです。釣りを続けているならおそらく誰しもが経験することだと思います。

これに関しては「高い竿ほど折れやすい」傾向があったりします。釣りの最中に正しく使っていればたいがいは問題ないですが、竿を伸ばすときや収納するときなど竿先にうっかり負荷をかけちゃうと簡単にポッキリ。シャーペンの芯を折るようにポッキリと。これは素材がカーボンだから。もちろん全てがそうというわけではなく、折れにくい工夫を凝らした高い竿もあります。

反対に安い竿は折れにくかったりします。なぜなら竿の素材がグラスファイバーの場合が多いから。グラスファイバーは粘りがあるので無理には曲げてもなかなか折れることはないです。それと引き換えに重いのですが。

購入時に商品の状態を確認

あと、この手の商品はお店の入り口付近に陳列されていることが多いので、日光で樹脂素材が劣化していることがあります。

プラスティックのパーツが脆くなっていたり、ラインに陰毛のような巻き癖がついて竿に絡んだり。きちんとした店なら買うときにチェックしてくれると思いますが、黄ばんだパッケージでそのまま売ってるような店もあるんで注意。

その他、大きなチェーン店だと独自のセット組みで対象魚や釣り方に合わせた竿とリールを販売していることがあり、ものによってはリーズナブルでとてもいいセット商品もあります。なのですべてを否定することはしません。ただ初心者には判断や見極めが難しいと思います。 

なぜか良く釣れるジンクスも

安物に限界を感じて新たな竿やリールを購入すると、この手の安物セットは2軍とか予備、非常用にまわされる運命になるかと思います。子供用の竿にしたりも。

私もそんな感じで、何かしらメインの釣りをする傍ら1,000円で買った竿とリールのセットは針とオモリだけの簡単な仕掛けにアオイソメなどの虫エサをつけて足元に垂らして放置、ラッキーヒットを狙うだけの存在となりました。いわゆる捨て竿ってやつです。

でもこれがどういうわけだか本当にヒットを打ったりするんです。メインの釣りはさっぱりなのに安物セットにだけがんがんアタリが出て大きな魚が釣れたり。期待してないから殺気が魚に伝わってないんだろうか?と思うほど。

まあ、それでもすぐ壊れちゃってそのうち使いものにならなくなるんですけどね。

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こちらは980円のリール&竿セットで釣った25センチオーバーのキスです。キスを釣り上げたこの1ヵ月後、竿に接着されていたプラスティック製のガイドが次々に外れ出し、あえなくゴミ箱行きとなりました。リールはラインの巻き替え用アイテムとしての余生を過ごしています。

竿が選べたらリールも選ぼう

シマノのアリビオ2500がおすすめ

竿が決まれば次はリールです。

こちらも”一台で色々使えて安上がり”というコンセプトで提案すると、シマノのアリビオ2500が第一候補にあがります。 

シマノ リール アリビオ 2500 3号糸付

シマノ リール アリビオ 2500 3号糸付

 

シマノ製なのでサポート体制も問題ありません。扱い方によってはリールってけっこう壊れやすい道具といえるので初心者にはメーカー品がおすすめです。

対してダイワの初心者向けリールでおすすめはというと…正直無いんです。アリビオと同じ価格帯のリールはあるんですが、イマイチできが悪い。頑張れダイワ!

うえで紹介したアリビオを含め、初心者向けリールを紹介した記事もありますので、よろしければご覧ください。

釣りを始めたい初心者の方へ

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 これらの記事がきっかけて釣りを始められたとすれば、ブログを書いてきてそれほど嬉しいことはありません。

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