あなたはどうやって釣り具を釣り場に持ち込んでいますか?
例えばリュックに入れてみる。工具用のボックスを活用してみる。ちなみにこれ、今まで私がやってきた釣り具の持ち運び方法。
しかしエサとルアー両方をやるようになってどんどん荷物が増え、うまく収まりきらないようになってきました。仕掛けやルアーは予備を十分に持って行かないと不安になる性分なので余計にかさばります。あなたもそれで困っているかもしれません。
そこで釣り専用タックルボックスの導入を検討。決めたのはMEIHOから発売されているバケットマウス。
実際の釣りに導入してしばらく使ううちに確信しました。これこそ全ての釣り人におすすめしたい究極のタックルボックスだと!
バケットマウスをおすすめする理由
タックルボックスのデファクトスタンダードだから
釣り場で見かけたことがあるはず
バケットマウスはMEIHO(明邦化学工業)から発売されている釣り具専用の収納ボックス。釣りの世界ではタックルボックスと呼ばれている商品ジャンルです。つまりのところ釣り用の道具箱。
多くの釣り人がたどり着くであろう、釣り具の整理収納運搬におけるデファクトスタンダードといえるタックルボックス、それがバケットマウスです。そういえば釣り場で見かけたことあるぞって人も多いはず。
私は実際にバケットマウスを使っているうちに確信したのです。これこそが究極のタックルボックスだと。なぜそう思うのか?そしてなぜ人気があるのか?
それにはこんな理由があります。
釣り具収納のエキスパートMEIHOの製品だから
MEIHOは釣り具の小物収納ケースやルアーケースで大きなシェアを占める収納のエキスパートといえるメーカー。他メーカーのロゴがついた収納ケースでも、実際はMEIHOの製品だったりします。
ダイワのルアーケースはMEIHO製品
例えばこのリバーシブル収納ができるダイワのルアーケース。
MEIHOからスペックが全く同じルアーケースが発売されています。
つまりこれ、MEIHOの製品をもとに素材の色をメーカーオリジナルに変えたりロゴを付け加えたりしたOEM製品。ロゴがついたせいかちょっとだけ値段が上がります。
有名釣り具メーカーがこぞって採用している
その他、アブガルシアやスミスやバレーヒルのケースもMEIHO製品だったり。
画像をよく見たら、バックルの部分に施されたMEIHOのロゴが確認できます。
このことから分かるように、釣り具を収納整理するアイテムというジャンルにおいて圧倒的なシェアを占めているメーカー、それがMEIHOなのです。
大人でも座れる耐荷重性能があるから
丈夫だから椅子として使える
バケットマウスの売り、その一つが「座れる収納ボックス」ということ。つまり丈夫で耐荷重性能が高い。
バケットマウスにはサイズ別に「BM9000/BM7000/BM5000」の3タイプがありますが、どのサイズでも座ることが可能というふれこみになっています。
最も大きなBM9000で「耐荷重:516kgf」。いや516キロの重力に耐えられるって強すぎないか?
踏み台にもなる耐荷重性能
しかしなぜかBM7000とBM5000には耐荷重の表記がありません。そこでBM5000でデブ(私)がいろいろ試してみました。座るのはもちろん問題なし。それならばと踏み台にしてみましたが、歪むことなく不安は一ミリもなし。
本体は「耐衝撃性コーポリマー」という素材。調べてもはっきりした特性が分からなかったのですが、衝撃でパキッと簡単に割れるタイプのプラスチックでは無さそうです。耐衝撃性というからには、何かにぶつけてもその衝撃に耐えられるのでしょう。
とにかく見た目で想像するよりずっと頑丈にできています。
釣りのスタイルによって選べるサイズ展開があるから
バケットマウスは用途に応じて3つのサイズが用意されています。
船釣りに使われるBM9000
最も大きな35リットルの収納量があるBM9000。船で釣りをする人によく選ばれるサイズ。
30リットル近いBM7000
少し小さめで28リットルの収納量があるBM7000。
小さくても大容量なBM5000
そして最も小さなBM5000。小さいとはいえ20リットルの容量があります。
クーラーボックスを目安に
リットルで言われてもピンときませんが、釣り用のクーラーボックスをお持ちならまずはそれと比較すると目安がつくでしょう。いちばん小さなBM5000でも20リットルあるので、実際見ると大きく感じると思います。
共通でオプションが使えるランガンシステムボックス
厳密にはバケットマウスシリーズではありませんが、釣り場での持ち運び利用を想定したバーサスのランガンシステムボックスというシリーズもあります。使えるオプションもほぼ共通。
バーサスはMEIHOのルアー向けブランド。ランガンと名乗っているだけあってバケットマウスよりも機動性が重視されています。
バーサスも3サイズほどあっていずれもBM5000より小さい。基本的にバケットマウスと同じオプションが使えるので、荷物が少ない方や釣り場での移動が多い場合はこちらを選んでもいいでしょう。ただし、サイズによって座ることを想定していないモデルもあります。座れないこともないけど自己責任。
バケットマウスは大きくて重いため釣り場でのこまめな移動には向かない。ランガンボックスはコンパクトで移動が楽、でも座れないモデルがある。その視点でどちらかを選ぶといいかも。
コストパフォーマンスが高いから
3サイズあるバケットマウス、サイズの差は大きいのになぜか実売価格にそれほど差がありません。
コスパが高くサイズによる価格差が小さい
ここでもう一度Amazonでの販売価格を見てみましょう。
通常ならBM9000は4,000円前後、BM7000とBM5000はどちらも3,000円前後になっていると思います。
大きくてしっかりした製品なのに安くないですか?私は率直に安いと思いました。
しかしそれは本体のみで考えた場合です。
バケットマウスが持つ魅力のひとつであるオプションを追加していくと、いとも簡単に本体価格を超えてしまうのです。でもこの多彩なオプションこそがバケットマウスの真骨頂。
オプションが充実して拡張性が高いから
専用オプションでバケットマウスの機能を拡張することでより効率のいい収納が可能となり、使い勝手も向上します。
定番のロッドスタンド
一番人気のオプションはおそらくロッドスタンド。私自身、このロッドスタンドを使いたいがためにバケットマウスを選んだようなものです。
サイズや取り付け方法などが違う4タイプがラインナップされていますが、工具いらずの取り付け取り外しがカンタンなBM-250Light、BM-300Lightがおすすめ。スタイリッシュかつ頑丈なポリカーボネイト製のクリアパーツが目を引きます。
ロッドスタンドに取り付けるマルチホルダー
このLightシリーズのロッドスタンドにはマルチホルダーというパーツを装着することができ、これによって取付けられるオプションを拡張することができます。
このマルチホルダーは用途が分かりにくいと思うので、のちほど詳しく説明します。
小物収納系オプションが豊富
ルアーや小物を入れるオプションも充実。
例えば外側のホルダーに取り付けられ、内部にも収納可能なストッカー。水切りができるので、使用後のルアーを入れておけばそのまま水道で塩を抜くことができます。
マルチホルダーに装着可能なトレイ。専用のアダプタで取付けられ、ローテーションするルアーを一時的に置いておけたり、エサを置いたり使い方はさまざま。
この他にもいろいろありますが、必要に応じてそれらをシステマチックに取り付けられたり、効率よく収納できたりするのが魅力です。繋げて拡張できるのもワクワクする。デザインもかっこいい。MEIHOさん分かってますね。男子はこういうの好きなんです。
ではオプションを取り付けた実際のバケットマウスを見ていきましょう。
バケットマウスBM5000のインプレッション
さきほど説明したとおりバケットマウスにはサイズ別の3タイプがあります。
果たしてどれを選べばいいのか。
あなたの釣りに合わせたサイズを
これはもうあなたが普段の釣りに持っていく道具の量しだいなので、人それぞれとしか言えません。
サイズ別でそれほど価格の差はないし、大は小を兼ねるという考えなら、何も考えず一番大きなBM9000を選ぶという判断もありでしょう。ただし重いから持ち運びが大変だし無駄に場所を取る可能性がある。
必ず現物チェックを
もし通販で買うなら、事前に店頭で現物を見てサイズ感をチェックしてからがおすすめ。たぶん多くの人は「あれ?思ってたよりデカイな!」という感想を持つはずだから。通販で届いたものを見て後悔しないために要チェック。
私は普段の釣りを想像しながら釣具屋でバケットマウスを開けたり締めたりして、BM5000がジャストサイズと判断。結果としてそれは正解でした。
堤防釣りなら最小のBM5000で十分
一例にすぎませんが、ゆるく波止釣りを楽しむようなスタイルならBM5000で十分に事足りるはずです。エサ釣りとルアー両方やる場合でも、リールを含めて小物類はすべてこのひと箱に納まります。ちょっと収まりきらないなという場合でもオプションを付け足すことでクリアできたりします。
ということで今回は実際に私が買ったバケットマウスBM5000を例に詳しく見ていきましょう。参考までに、私がやる釣りのスタイルと必要な道具はこんな感じです。秋のハイシーズンを想定。
持ち出す釣具が多すぎじゃない?どんだけ心配性?と自分でも思います。困ったもんです。
これはその時の状況に合わせていろいろな釣りに対応できるようにしている結果です。基本は子どもと釣りに行くので二人分、それでも余裕を持った量といえるでしょう。こんな大量の道具でもバケットマウスBM5000一つに収まります。
標準付属品はシンプルで最低限
これがバケットマウスBM5000です。ブラックを選びました。
保管場所と本体サイズを確認
サイズは横幅がおおよそ45センチ。奥行きと高さはともにだいたい30センチと覚えておけばいいでしょう。フタや両サイドにあるマルチホルダーなど出っ張った箇所がありますが、それらを含めた最大サイズです。自宅での保管場所や車での設置スペースが決まっているならそこのサイズと照らし合わせておきましょう。
実際のサイズはそれよりごくわずかに小さいので、詳細はオフィシャルサイトなどをご確認ください。また、内部の収納スペースはもちろんこのサイズより小さくなり、底にいくほどすり鉢状に面積も小さくなるのでその点もご注意を。
標準の付属品はシンプルで最低限。
付属品のゴムシート
まずは底足に自分で貼り付けるゴムシート。
船での移動中などはこのゴム足が踏ん張ってくれます。底が汚れて粘着力が落ちる前に貼っておきましょう。
内部トレイ
そして上部に設置されている大きめのトレイ。
横幅を半分にしたサイズよりちょっと大きい大容量トレイ。カールしたフチを本体内部にある出っ張りに引っ掛けて固定できるので、傾けても中でガチャガチャ動きません。もちろん使わない場合は取り外せます。トレイのサイズや形状は、BM5000/7000/9000のサイズごとにそれぞれ違うので注意しましょう。
BM5000のみ専用トレイがある
あとで説明しますがBM5000にのみ追加のトレイがオプションで用意されています。これ、外付けもできてめっちゃ便利なのでBM5000ユーザーには必須です。
仕切り板
そして内部の仕切り板が1枚。
差し込めるスリットは3箇所あります。お好みの位置で。真ん中に仕切りをセットして、よくありそうな釣具を収納したようすがこちら。
半分のスペースで2500番台のリールなら5~6台程度入ります。もう半分にルアーケースなら3~4つ程度。この状態でも上部に余裕があるので、トレイを載せてさらに道具が収納できます。
MEIHOのルアーケースや小物ケースならバケットマウスにピッタリ収まるサイズが用意されています。公式サイトやカタログの情報をチェックして適合するものを選べば、キッチリスッキリとシステム収納ができます。100均のケースでも探せばぴったりハマるものがあるはず。
本体と上部トレイを組み合わせれば大容量
これらのスペースと上部のトレイを組み合わせれば、釣りに必要な小物がすべてひとまとめにできるはず。堤防釣りなら本体のみの標準仕様で十分な大容量といえます。本体のみで収納バッチリ。
でも!しかし!
やっぱりバケットマウスの魅力はその豊富なオプションにあると思うのです!ここからは私が買い足したオプションについて書かせてください。
バケットマウスの豊富なオプション
定番のロッドスタンドを付けてみた
バケットマウスといえばロッドスタンド!もちろん本体と同時に買った!早速取り付けた!
取り付けたのは小さめのBM-250 Light。小さいとはいえショアの釣りで使うロッドの多くが差し込めると思います。
バケットマウスにはネジでしっかりとめられるタイプのロッドスタンドもありますが、ここでは手軽に付け外しができるLightシリーズを紹介します。
見た目に反して頑丈なつくり
3つのパーツに分かれていて自分で組み立てる仕様になっています。ちょっとはめ込みが固いですが、組み立て自体は工具も不要で超カンタン。
4色展開されており、当サイトのテーマカラーであるオレンジ色をセレクト。クリアパーツのカバーが超クール。
ちなみにこのクリアパーツのカバーって「壊れやすそう」と思うじゃないですか?何かにぶつけたらパキンと割れそうな。本体からはみ出てるし、透明パーツって脆そうだし。
当初私はそう思いました。
しかし材質はポリカーボネイト。一定年齢以上の人は記憶にあるかもしれない「象が踏んでも壊れない筆入れ」と同じ材質です。ちょっとやそっとの加重や衝撃では壊れない。
スリットでリールを固定できる
上部に4つのスリットがあるので、そこにリールの足を差し込むことで安定してロッドをセットできます。このようにリールフットを上部のスリットに差し込むことで安定してロッドを差し込めます。
家でも釣り場でも、リーダーを結束するときなどにリールを固定できて便利です。ルアーチェンジのときにも安定します。
高さが3段階に調整できる
ホルダーの高さを3段階で調節できます。
ロッドを安定して保持したい場合は、差し込むロッドのグリップの長さに合わせて高さを設定してください。クリアパーツを付け外しすることで何度でも高さ調整ができます。この記事中では低い方から「低・中・高」と呼びたいと思います。
まずはクリアパーツをピッタリ底に付けた「低」の高さ。
グリップが短い管釣り用やライトゲーム用のロッドならこの高さがいいでしょう。しかし、ロッドスタンドを取り外すために押す必要のある、クリップの爪がクリアパーツによって隠れてしまうのため、頻繁に付け外しする場合はおすすめしません。(追記:2021年に改良版がでてこの問題は解消されました)
続いて「中」。
この高さにすることで下に隙間があきます。これによってロッドスタンド取り外し用の爪に指が届くようになるので、頻繁に付け外しをするのならこの高さが最適。あとで紹介するマルチホルダーを取り付ける際もこの高さが最適です。
そして「高」。
ジギングロッドなどグリップの長いロッドでもリールを保持できます。それと引き換えに上部が出っ張ってかさばりますし、パーツの外れやすさや強度的な不安もちょっと出てきます。
取付け取り外しがカンタン
本体への取り付け取り外しも専用ロッドスタンドなら簡単。
取り付けはロッドスタンド裏のクリップを本体側面のホルダーに引っ掛けるだけ。ネジ止めなど工具は一切不要。これで想像以上にしっかり固定できます。
取り外しも簡単。ホルダーの下部にあるクリップの爪を本体奥に押し込んで…
…引き抜いたら、ワンタッチではい取れた。
複数台のバケットマウスがある場合は、この取り外しのカンタンさが役に立ちます。移設ラクラク。
付け外しがカンタンだから別のタックルボックスにも
バケットマウスとは別に、道具の少ない管釣りやライトゲーム用としてバーサスの「VW-2055」や「VS-7055」を買い足した場合、そのままワンタッチでロッドスタンドを移植することができます。Lightシリーズなら。
こちらは2020年に発売されたハンドルロック機構搭載のVS-7055Nにバケットマウスのロッドスタンドを取り付けたところです。
この写真はニジマスのエサ釣り用に使った際のもので、エサのブドウムシを入れるためにMEIHOのエサ箱をセットしています。のちほど紹介するマルチホルダーを使えば、高さ的にエサが取り出しやすいロッドスタンドへエサ箱を取り付けることが可能になります。
参考までにエサ箱はこちら。
VS-7055Nはシリーズ中最もコンパクトなタックルボックスですが、エリアトラウトやエサ釣り用途であれば必要な道具が問題なく収納できます。いわゆるライトゲームにはぴったり。
ただ、コンパクトな分、本体左右に3つずつあるホルダーの間隔が狭くなっています。そのため3つあるうちの真ん中のホルダーは、ハンドルのパーツが干渉してロッドスタンドなどが取り付けられない可能性があります。少なくともBM-250 Lightは無理でした。とはいえ左右合わせて最大4つ取付けられるので実用上は問題ありません。
ロッドスタンドに必ず付けておきたいマルチホルダー
ロッドスタンドのLightシリーズ。このオプションパーツ専用の”オプションパーツ”としてマルチホルダーというパーツが販売されています。
250Lightと300Lightで対応する製品が異なるのでご注意ください。
オプションのオプションってなに?
いやいや、オプションのオプションってなんやねん?とお思いのあなた、正直これはロッドスタンドを使うなら必須アイテムです。店舗なら実売500円程度と安いし、今すぐ使い道が思いつかなくてもとりあえず付けておくことをおすすめしたい。
では取り付けた結果をご覧ください。
突如としてロッドスタンドが2本に増えていますが、たぶん1本取り付けたら誰しもそうしたくなるはず。だから私が前もって用意しておきましたよ。
ロッドスタンドの上部を囲むように取り付けてある、MEIHOロゴが入った四角いパーツがマルチホルダーです。
そもそもこれって何の役割をするパーツなのか?これ単体で何かを収納するという役割を果たしているわけではないのでピンときませんよね。バケットマウス本体の両側には標準で3本ずつホルダーがありますが、これと同じ役割のものをロッドスタンドに増設できるオプションと考えてください。
オプションのオプションにオプションを装着するオプション
つまり端的に言うと「オプションのオプションにオプションを装着できるようになるオプション」なのです!スゴイ!エライ!
…分かりにくいので例を挙げましょう。例えばこのトレイ。
通常、オプションはバケットマウス本体両側にあるホルダーにアダプターを介して取り付けます。そのアダプターはマルチホルダーにも取付可能。
トレイを増設してみた
例えばこのようにロッドホルダーにトレイを増設することができます。
仕掛けの準備をするときにスナップなどの必要なパーツを並べておくとか、ローテーションするルアーを出しておくとか、エサを置いておくとか、一時的に使うものをおいておくのにとても便利。高さ的にもちょうどいい。
ちなみにこのトレーは縦にも取り付けられるので、持ち運び時など邪魔にならず取付可能。
ハサミやプライヤーを差しておける
純正パーツではなくても、ハサミやプライヤーを挿しておくのにちょうどいい穴がたくさん。
残念ながら第一精工のワニグリップやガーグリップのホルスターは挿せない。引っ掛けておくことはできるけど。
フィッシュグリップをバケットマウスにスッキリと取り付けたい場合は、MEIHO純正のフィッシュグリップを買いましょう。
さらにロッドスタンドを取り付けて無限の領域へ
なお、このマルチホルダーにもロッドスタンドを取り付けることもできます。更にそのロッドスタンドにマルチホルダーを付けてまたロッドスタンドを付けて…という、夢の無限ロッドスタンドに仕上げることも可能です。
だからなんなんだと言われても知りません。
収納が足りなければトレイを追加
本体の収納力は十分だけど、もうちょっとだけスペースが欲しい。
BM5000専用の内部トレイ
そんなときBM5000ならインナートレイを1つ増設できます。BM9000とBM7000にはないメリット。BM5000にピッタリ合うのがこのトレイです。
標準でついているトレイの隙間を埋めるようにピッタリと設置できます。
エサ釣り用途を想定して実際に細々とした仕掛け類を入れてみました。
長い棒ウキなど、20センチ程度までの長さのものなら問題なく収納可能です。
外付けも可能
専用のアダプターが付属しているので、本体やロッドスタンドのマルチホルダーを介して外付けすることもできます。
その時の釣りに合わせてすぐに使うものを予め入れておくと、そのまま取り出して外付けしてスムーズに釣りを始めることができますね。
夜釣りに役立つライトも取付可能
バケットマウスと相性抜群のライト
純正オプションではないのですが、ジェントスの作業用ライトがバケットマウスにぴったりだったので紹介しておきます。それがこのライト。
安いけど140ルーメンもあってめちゃ明るい。そしてめちゃコンパクト。底面にあるマグネットで金属にくっつけるか、クリップで服などに引っ掛けるかという使い方なのですが、このクリップがバケットマウスのマルチホルダーにぴったりハマります。
点灯してみました。直視できないぐらい明るい。
しっかり防水仕様(IP54)になっているので荒天時の屋外使用も問題なし。ルアーの蓄光用ライトとしても使えますし、夜釣りの強い味方になってくれるはずです。
自分好みにカスタマイズできるタックルボックス
バケットマウスと同じ釣り用のタックルボックスとして、ドカットシリーズも人気です。
しかしドカットと大きく違うのはオプションの豊富さ。自分に必要なオプションを足していくことで、自分好みの、自分だけのタックルボックを作り上げることができます。そしてその取り付けの簡単さも大きな魅力といえます。
最後に改めて断言します。このバケットマウスこそが最強のタックルボックスだと!すべての釣り人におすすめしたいアイテムです。
なお、ダイワからTBシリーズというタックルボックスが発売されています。
勘のいい人は品番で気づくと思いますが、これはつまりバケットマウスの色違い。ダイワオリジナルカラーのバケットマウス。バケットマウスのオプションがそのまま装着できます。TBシリーズとしてのオプションもいくつか出ているので、それをバケットマウスに装着することも可能。
フタに取り付けるマグネットは、いまのところバケットマウスにはないTBシリーズ独自のオプションで、バケットマウスにも装着可能です。
カラーリングなどいかにもダイワらしいデザインになっているので、ダイワ派の人はこちらを買ってみるのもいいかもしれません。