フィッシングショー大阪の体験マス釣り攻略法

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釣りのオフシーズンである2月、インテックス大阪で毎年開催されているフィッシングショー大阪。開催は既に50回を超えている、関西の釣り人にはお馴染みのイベントです。

イベントの趣旨としては各メーカーの新製品発表会という側面が大きいのですが、より多くの釣り人を生み出して釣りの裾野を広げていこうという狙いも感じられます。そのため「未来の釣り人」候補たる中学生以下の子供は入場無料。素晴らしい取り組みだと思います。

子どもと同じく女性への釣り参加も釣り業界全体でずっと取り組まれているテーマ。結果がでているのかイマイチ分からないのですが、個人的には歓迎したいところ。

そんな子供と女性に向けてフィッシングショー大阪で用意されているお馴染みの企画が「体験マス釣り」です。 ここで釣りを体験してもらって、まずその楽しみを知ってもらおうというわけですね。

そのマス釣りの概要、そして難易度が高い整理券の獲得方法について紹介します。お子さんとフィッシングショーに参加するお父さんお母さんの参考になれば。

この記事の内容は2017年から2019年に行われたフィッシングショー大阪体験マス釣りに参加した際の体験をもとに構成しています。そのため現状とは異なる可能性がある旨をご了承ください。

 体験マス釣りに参加するには

参加できるのは中学生以下の子供と女性限定

まず最初に残念なお知らせをしなければなりません。

このイベントの正式名称は「ジュニア&レディース体験マス釣り」。イベント名の通り、参加できるのは中学生以下の子供と女性のみ。そう、そこのあなた。おっさんは対象外だ!残念だったな!

オレはまだまだ子供の心を持っていると言い張っても、中学生までしか参加できません。厳密に身分証提示を求められることはありませんが。

あきらめましょう。

とはいえ釣りに飢えたオフシーズン真っ只中、マス釣りの光景を見てると竿を握りたい気持ちがふつふつと湧いてきます。

しかしあきらめましょう。

というわけで、この記事はお子さんにマス釣りをさせる前提でお読みいただければと思います。

フィッシングショー開場前に整理券をゲットすべし

マス釣り用のプールは2箇所あって15分交代ぐらいで人の入れ替えがあります。しかし参加できるのは一日400人程度。かなり人気のイベントなので開場前に予め整理券が配られます。

配布場所はイベント会場の待機列。

ここ数年のイベント会場は4号館です。マス釣り会場以外にもマグロの解体ショーや子供用のお祭り広場が設けてありますが、近畿圏の大型釣り具店が出店する即売会場があります。かなりお得な価格になっている場合もあるので、これ目当てにフィッシングショーにくる人もたくさん。

間もなく8時を迎える4号館前の待機列

そんなわけで特に「マス釣り専用」の待機列があるわけではなく、イベント会場の特売目当てなどで並ぶ人の列に混じることになります。時間がくれば先頭から順にスタッフがまわってきてマス釣り参加希望者に整理券が配布される流れです。

遅くとも8時までには並ぼう

配布が始まるのは例年8時を過ぎてから。

たとえば2019年は7時45分ぐらいに待機列に並び始めて整理券の配布を待ち、無事に受け取ったのは8時15分ぐらい。整理番号は312でした。

何とかゲットできた整理券

8時を過ぎると来場する人が急に増えて列が伸びたので、遅くとも8時より前に並ぶべきでしょう。確実にゲットするには7時半を目安にしなければなりません。釣り人との早起き勝負はきついぞ!

会場内で参加券を購入する

整理券はあくまで整理券。開場後に整理券と引き換えに参加券を購入する必要があります。整理券を手に入れたからといって安心せずにそのまま列に並んで開場を待ちましょう。

購入場所はマス釣り会場付近。9時にフィッシングショーが開幕してその流れで4号館に入れますので、一目散にマス釣り会場を目指してください。なぜなら参加時間は指定できず、先着順で早い時間に割り振られるからです。即売会をやってるからって寄り道しちゃだめ。

おそらく200番ぐらいまでの整理券だと午前の部に滑り込めます。時間が経てば魚がすれて釣れにくくなる可能性があるので、早い時間にこしたことはないと思います。

受付についたら500円を支払い参加券をゲット。これでようやくマス釣りができることが確定です。

参加券が手に入れば一安心 時間まで会場を見て回りましょう

マス釣り体験の流れ

5分前には会場へ

指定された時間が近づいたら5分前までには会場へ。 マス釣り用のプールは2箇所あり、参加券にその箇所も指定してあるので間違えないように。

準備中のプール

先行してマス釣りをしている様子を子供に見せながらイメージトレーニングさせておきましょう。

場所選びが重要かもしれない

準備が整ったら入場となります。

お子さんに釣りをさせる場合はここから親と離れることになります。後ろから撮影などはできますので見守ってあげてください。一人で釣りをするわけではなく、学生さんらしきスタッフがひとりずつ付き、マンツーマンで手伝ってくれますのでご安心を。

と、ここでアドバイス。

周りに人がいて警戒するせいか、ほとんどのマスはプールの中央付近に固まって泳いでいます。常にそうなのかは分かりませんが、私がみたときはどの年もそうでした。

プール中央付近に集まるマス

この中央付近を狙える位置で竿を出さないと正直言ってかなり厳しいです。プールの隅など場所が悪いと、はぐれたマスの回遊を待って狙うかたちになります。ただでさえスレ気味のマスを釣り上げるのはかなり難しい。

場所が選べるようであれば、中央付近にいるスタッフにみてもらえるようお子さんを誘導してあげてください。

ほとんどスタッフ任せの大名釣り

全員の準備が整ったら早速釣り開始。

基本的に餌付け、仕掛けの投入、あわせ、魚の取り込み、針外しなど一連の流れはスタッフがやってくれます。参加者は一切手を汚さず、釣りのハイライトである魚の引きだけを楽しめるという、絵に描いたような大名釣り。

優しいお兄さんがサポートしてくれる

仕掛けが絡むなどのトラブルが起きても、さっと竿を交換してくれるなど迅速に対応してもらえます。ほぼおまかせ。体験マス釣りの「体験」たるゆえんはここにあるのかもしれません。

自分でやりたい場合、たぶんそう伝えれば最小限のお手伝いだけしてもらえると思います。

持ち帰り用のバッグと保冷剤つき

楽しい釣りもわずか10分ほどでタイムアップ。

釣れたマスはビニール袋に入れられ、用意された保冷バッグに保冷剤とともに入れてくれます。これも料金に入っています。

1匹も釣れなかった場合でも数匹入れてくれます

万が一釣れなくても、何匹かはおまけで入れてくれますよ。

基本的に寒い時期ですし、保冷剤があれば半日ぐらいは問題なく持ち歩けると思います。しばらく生きてバッグの中でビチビチと跳ねていますが、子どもに持たせてあげましょう。自分で釣ったのなら嬉しく、そして誇らしいはずです。

釣れたマスはおいしく食べよう

さて、釣って持ち帰ったからには、命を無駄にせぬよう美味しく食べなくてはなりません。

下処理はその日のうちに

持ち帰ったらその日のうちに下処理まではしてしまいましょう。とりあえず内臓さえ抜いておけば数日は冷蔵庫で保存できます。

せっかくなので、子供の手でウロコ取りなどをさせてあげるのもいいですね。

ウロコ取りはペットボトルでも代用可能

なお、単に「マス」と呼ばれていますが、フィッシングショーで釣れるのはニジマスです。

ニジマスはヒレが柔らかいので、不意に手を刺して怪我をする心配もありません。ウロコ取りがなければペットボトルのフタで尾から頭へこすってウロコを取りましょう。

内臓が抜けたら、表面の水分をキッチンペーパーなどで取り除いてから冷蔵保存します。しっかり水分を取り除くことがくさみ防止のポイントです。

まずはムニエルにして食べてみよう

さて、ニジマスはどうやって食べましょうか?

産地がどこか分かりませんが、養殖場で安全な餌を食べ安全に育ったマスのはずです。淡水魚だから抵抗があるかもしれませんが、実は刺身で食べることも可能です。

きれいな水で育っているので、しっかり処理すれば生で食べてもくさみはありません。

とはいえフィッシングショーで放流されているサイズは20センチぐらいまでなので、別の食べ方をした方が良さそうです。今回はムニエルにして食べてみましょう。魚のくさみが苦手な子どもでも美味しく食べられる調理方法です。

簡単にレシピを説明します。

まずは下処理したニジマスを三枚におろします。腹骨はすいておいたほうが食感が良くなり、子どもでも食べやすくなります。

できれば腹骨はすいておこう

三枚におろした身は、しばらく牛乳につけておきましょう。くさみが抜けて食べやすくなります。30分もつけておけば十分。

牛乳につけることで臭みが取れて風味も豊かになります

身についた水分を拭き取ったら、下味をつけます。塩コショウでもいいですし、クレイジーソルトやハーブ塩を使うものいいです。

お好みの塩やスパイスで下味をつけましょう

下味がついたら小麦粉をまぶします。

ビニール袋に切り身と小麦粉を入れてシャカシャカ振るのもお手軽

フライパンにバターを溶かし入れ焼いていきます。

小さいのですぐに火が通ります 皮はパリッと焼きましょう

両面を焼いて最後に高温で皮面をパリッと焼いたら完成。

そのままでも美味しいしタルタルソースなんかをかけちゃってもOK

身はホクホク皮はパリパリ。バターの優しい風味と淡白だけど旨味のあるニジマスの風味。たとえ魚嫌いの子どもでも、自分で釣った魚なら美味しく食べてくれるかもしれません。

釣りの入り口に

自分で釣った魚を自分で処理して自分で食べる。子どもにとってとても貴重な体験であり、釣り好きに仕上げるための重要なきっかけになるはず。

フィッシングショーは大人のための釣具発表会に違いありません。しかし一方で、各釣具メーカーは子どものためのアトラクションやイベントをたくさん用意してくれています。子どもだけのプレゼントもあります。

親子で釣りを楽しむきっかけとして、フィッシングショーのマス釣りをしてみませんか?ちょっと早起きして整理券さえゲットすれば大丈夫!