初めてでも怖くない!武庫川一文字への渡り方

初めての釣りから色々な経験を積んで「そろそろ沖堤防デビューをしたい」と考えてる人はいませんか?

でも沖堤防って独自のローカルルールがあったりして一見さんに厳しそう。釣り名人みたいなガチの人が行くところで初心者が行ったら邪魔者扱いされそう。とにかくなんか怖い。かくいう私もそうでした。

でも関西にはいろいろな釣り人を受け入れてくれる懐の大きな沖堤防があります。それがムコイチこと「武庫川一文字」。関西で海釣りをするなら必ず耳にするであろう釣り場です。

沖堤防デビューをしたいと考えてるあなた、ムコイチでそれを叶えてみましょう。怖くないよムコイチは。

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武庫川一文字での釣りは渡船の利用が必須

武庫川一文字は文字通り武庫川河口の沖に浮かぶ横一文字型の堤防です。

東西約4.5キロという長大な堤防で、数百人の釣り人が同時に竿を出すことができる超巨大釣り場。釣り公園などを含めても、これだけたくさんの人を一度に収容できる釣り施設はなかなかないでしょう。

もちろん本来は釣り施設ではなく阪神間の沿岸を守るための堤防です。いつから釣り用途で使われるようになったのかは分かりませんが、私が小学生の頃に釣りをしていた1980年代半ばには既に「ムコイチ」の愛称で広く名が知られていたのでそこそこ長い歴史があります。

武庫川一文字という呼び名自体も釣り人の間だけで通じる愛称であり正式名称が別にありますが、ここではどうでもいいので割愛します。

渡船を利用して堤防へ渡る

沖合数キロの場所にあるので陸から堤防までは必ず渡船を利用することになります。自前のボートなどで勝手に渡っちゃいけません。

2022年現在で渡船業者は3つ。

長い堤防をおおよそ500メートルごとに区切って1番から9番までの番号が振られており、それぞれの渡船業者のナワバリのようなものが設定されいます。うっかり越境すると怒られたりするので気を付けましょう。

この記事では最も運営規模の大きな武庫川渡船での利用を前提として書いていきます。その担当区域は2番から6番までとなっており、上に掲載したマップのオレンジ色がそれに該当します。

安全管理は厳しくルール化されている

明文化されていないので断定はできませんが、安全管理のため3業者の間において天候状況により出船するか否かの共通ルールがあるものと思われます。

波浪注意報などが出されている場合はもちろん出船中止。波高が1.5メートル以上になるような予報がある場合も出船中止。営業中であっても波高が1メートルを超えれば営業時間短縮。天候が悪化して風が強くなったすれば釣りの途中であっても有無を言わさず強制引き上げ。

天候が気になる場合は事前に気象庁の警報注意報を確認しておくといいでしょう。

多少の雨でも雷や風さえ強くなければ出船します。

実際に釣りをしてると「まだ全然大丈夫じゃない?」と思うような状況でも引き上げになることがあるので、かなり厳しいルールが敷かれているといえます。見方を変えれば、天候による危険を未然に回避してくれるという安心感につながります。

強風や雷がない限り多少の雨なら営業続行

営業時間や料金は渡船業者により異なる

早朝の渡船時間は早い時期で”原則”5時から。

早朝の渡堤を待つ船着き場

そして引き上げ時間はタチウオが釣れる時期で最終21時まで。

これらはあくまで目安であり、時期や天候、渡船業者により異なります。必要に応じて渡船業者にご確認ください。念のため書いておきますが夜通しの釣りはできません。

渡船に必要な料金も業者により異なりますが、おおよそ2000円台前半ぐらいになっています。昨今の燃料費高騰で変更になることもあるのでこちらも各業者のホームページ等をご確認ください。この料金は武庫川一文字への送りだけではなく迎えの料金も含まれた往復料金なのでご心配なく。

2000円台前半という料金について高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、ちょっとした船旅をしつつ非日常的な場所に連れて行ってくれ、今や阪神間では貴重になった”堂々と釣りができる波止”で釣りができると考えれば適正価格だと私は思います。

この記事では武庫川渡船の利用を前提に

先にも書きましたが、この記事では3業者の中でも武庫川渡船での渡堤を前提にして書きます。

私自身がそこしか利用していないということもありますが、3つの渡船の中でもっとも規模が大きくサービスも充実しており、初心者にも利用しやすい環境が整っているからです。ホームページやSNS等での情報発信も活発で身近に感じやすいはず。

なお、昨今の釣り禁止問題から武庫川一文字での釣りも実は原則禁止でグレーゾーン運営なのでは?と心配になるかもしれません。これに関してしっかりと事情を把握できているわけではありませんが、ふるさと納税の返礼品として渡船の利用券が設定されているぐらいなので、行政との関係は良好といえるでしょう。

初めての人にありがちな不安を解消しよう

さて、この記事は「ムコイチに行ってみたいけどなんかちょっと怖い」という不安を解消することを主な目的としています。大丈夫です、私も初めて一人で行くときは勇気をふりしぼりましたから。

よくある不安はこんなところではないでしょうか?

ムコイチ童貞が抱きやすい不安
  1. 初心者が釣りをしたら邪魔者扱いされそう
  2. 厳しいローカルルールがあって怖そう
  3. 混雑して釣りがしにくそう

うんうん、そうだよな。分かるぞ。

そもそもこれは私自身がムコイチ童貞だったときに感じてた不安です。ソープへ行け!とか言いません。ひとつずつ解決してきましょう。

初心者が釣りをしたら邪魔者扱いされそう

ムコイチって釣り名人みたいな玄人が行くところなんでしょ?初心者丸出して素人な釣りをしてたら舌打ちとかされるんでしょ?チッ!

んなことはない。お子さんと家族連れでサビキ釣りをしているグループも当たり前に居ますし、老夫婦がのんびり肩を並べてと釣りをしてらっしゃる光景もよく見ます。広大な釣り場で皆さんそれぞれ思い思いに釣りをしているだけです。他人のことなんかそんなに気にしちゃいません。

もちろん人の釣りを邪魔するようなことをすれば舌打ちのひとつもあるでしょうが、それはどこの釣り場とて同じです。そういった意味でムコイチは何ら特別な釣り場ではありません。

それでもなんか怖い、キャストミスして迷惑をかけたくない、そんな場合は6番などの西側より2番などの東側を選ぶといいでしょう。

近年のショアジギングブームで5番や6番はヒュンヒュンとルアーが飛び交う戦場になっていますが、2番や3番はのんびりとサビキをする人やチヌの落とし込み釣りで移動しながら釣りをしている人が多い傾向です。東側は武庫川と淀川という大河川の河口に近いため大雨のあとなど増水時に悪影響を受けやすいですが、通常時はちゃんと青物もタチウオも釣れます。

ハイシーズンでも比較的平和な2番付近

厳しいローカルルールがあって怖そう

ムコイチ常連の間で暗黙のルールみたいなのがあって、知らずにそのルールを破ると舌打ちとかされるんでしょ?チイッ!

んなことはない。例えばわずか数十人しか釣りができないような狭い釣り場ならそういうことも起こりやすいでしょうし、実際そうなってる釣り場をご存知かもしれない。

しかしムコイチは超巨大な釣り場です。確かにいつもお見かけする常連さんというのはいらっしゃいますが、各自がご自分の釣りをされてるだけです。他人にとやかく口出しするような人は見たことがありません。

そりゃ迷惑をかければ怒られるでしょうが、それはやはりどこの釣り場でも同じ。

暗黙のルールとして思いつくのはひとつぐらい。堤防外側の高くなった場所に上がるためのハシゴが数メートルおきに設置されているのですが、ひとりあたりひとつだけハシゴが専有できるということぐらいです。

ハシゴは一人一本まで

むしろこれによって一定のパーソナルスペースが確保されるため、混雑する波止で起こりがちな対人トラブルが発生しにくくなっています。

外側はひとりあたりハシゴひとつ、そしてその背後にある内側も自分のテリトリーだとはいえます。しかし内側は比較的フリーダムに移動して釣りをしていい雰囲気がありますので、あまり厳密に気にしないでいいでしょう。

混雑して釣りがしにくそう

ムコイチといえば混雑しているという先入観があるかもしれません。

例えばこのスポーツ新聞の記事に載っている画像は、人がギッチギチになって釣りをしている様子が写っています。(時間経過で記事が消えていたらすいません)

でもこれは撮影手法による強調した表現。遠くにあるはずの神戸港のクレーンが間近に見えることから分かるように、望遠レンズによる圧縮効果というやつです。実際はそんなに詰まっていません。

先に暗黙のルールとしてハシゴは一人ひとつというのを書きました。ハシゴの間隔は場所によって多少ばらつきがありますが、おおよそ10メートル前後。十分に広いかというとおまつりも発生しうる微妙な距離感ですが、ストレスを感じるほどの狭さではありません。

また、以前であれば朝まずめを狙うなら前日から並ばないと渡堤の機会すら危ぶまれるというクレイジーでカオスな事態になっていましたが、今は繁忙期に実施される予約制度のおかげで予約さえとれれば朝イチに渡れないということはないです。

朝以降に入場制限がかかることも春と秋のハイシーズンにはよくありますが、午前中から戻りの人を待っていればだいたい渡れます。

それでも混雑を避けたいというのであれば、以下のタイミングを避けるようにしましょう。

武庫川一文字が混雑する条件
  1. 青物がよく釣れているとき
  2. タチウオがよく釣れているとき
  3. 青物とタチウオが同時に釣れているとき
  4. 上記ターゲットが釣れ始めた最初期ぐらいのとき

逆に上記以外のタイミングだと基本はガラガラです。特に平日の午後からであれば、気がつくと左右100メートルぐらい誰もいないなんてこともよくあります。

さらに最終便に近い時間帯になると、不安になるレベルで人が居なくなることも。下の写真は7月平日の夕方に撮ったものですが、見渡す限り誰もいません。よもや置いていかれたのかと思いました。

ガシラは釣れるが人はいない

乗船から帰りまでの流れを解説

ここからは実際に「武庫川渡船」で武庫川一文字へ渡る際の流れを解説していきます。

渡船利用の流れ

まずざっくりと流れを把握しておきましょう。

武庫川一文字への渡堤から帰るまでの流れ
  • 乗船名簿
    乗船名簿に必要事項を記入する

    売店横に備え付けの乗船名簿か、ホームページにある乗船名簿を印刷して必要事項を記入

  • 受付
    受付で料金を支払う

    記入した乗船名簿を提出して料金を払い番号札を受け取る

  • 船着き場へ移動
    船着き場へ移動して乗船準備

    道具を持って船着き場へ移動しライフジャケットなどを準備

  • 送り便への乗船
    渡船に乗船する

    乗船したらクーラーボックスやタックルボックスなどの荷物を渡船の中央付近に置き、ロッドなどの荷物は携行しておく

  • 下船
    降りたい釣り場に着いたら下船する

    降りたい釣り場に着岸したら素早く下船 事前に船長から下船する場所を尋ねられることもあるので予め降りる釣り場を決めておく

  • 釣り場確保
    空いているハシゴを見つけて釣り場を確保する

    誰も使っていないハシゴをみつけて場所を確保 あとは釣るだけ

  • 渡堤中の渡船利用
    迎え便を利用してトイレや販売を利用

    1時間ごとに来る迎え便でトイレ利用が可能 簡単な軽食などの売店としても利用できる

  • 帰り便への乗船
    迎え便の渡船に乗船する

    1時間ごとに来る迎え便を船着き場で待って乗船

  • 下船
    番号札を返却

    陸側の船着き場に戻ったら受付で渡された番号札を返却 これで下船の手続き終了

  • 釣果確認
    受け付けに釣果を報告したりしなかったり

    必要に応じて受け付けで釣果報告したり他人の釣果を確認したりしつつ帰宅

各フェーズごとに詳しく解説していきます。

受け付けをする

武庫川渡船の売店についたらまず乗船名簿に必要事項を記入します。乗船名簿は売店横のスペースに備え付けてあります。

売店と乗船名簿記入スペース

ホームページから印刷することもできるので、プリンタがあるなら印刷して予め記入して持っていくと受け付けがスムーズ。

乗船名簿には会員番号の記入スペースがありますが、初めてなら空欄でOK。受付の際に初めての利用であることを伝えると会員番号入りの会員証を作ってくれます。裏面は一回の利用で1つのスタンプを押してくれるポイントカードにもなっており、10個集めると渡船料金が1回無料。お子さんと一緒に行かれる場合は別の会員証になるので、親子でポイントカードの合算はできません。

すぐ横の売店に受け付けがあるので乗船名簿を渡して料金を支払います。引き換えに番号札をもらうので大切に持っておいてください。これは釣りが終わって下船するときに返却する大事なものです。

朝イチの予約をしている場合はスタッフの指示に従ってください。朝イチの時間以外なら予約は不要です。というか朝イチ以外は予約できません。

受け付けが終わったら次の船が出る時間を教えてくれるので、遅れないように船着き場に向かいます。基本は毎時0分の出船ですがケースバイケース。もうすぐ船が出るから走って!と言われることもあるので、釣具はすべて持っていってから受け付けをするようにしておきましょう。売店横には道具を置けるスペースが十分にあります。

入場制限がかかっている場合

満員御礼で入場制限がかかっている場合は受け付けがストップするのでいったん待機となります。整理券が配られることもあるので売店周辺で待つようにしましょう。なんとなく待機列ができてると思います。

経験としては入場制限がかかっていても朝11時ぐらいまでに着けば乗れることがほとんどです。もちろん確実なことはいえませんが。

ハイシーズンで入場制限解除待ち

迎えのキャパシティに余裕をもたせるためか、朝イチで渡った人が100人帰ってきたらまた100人を補充するように渡すわけではないようです。どんどん帰ってきてるのになんで渡してくれないの?とゴネてはいけません。

渡船に乗船する

準備ができたら少し離れた船着き場へ向かいます。

高さのある堤防を狭い階段で越えるため、キャリーにまとめていると手こずりますのでご注意ください。私はキャリーでの移動はあきらめて、手持ちか肩掛けで荷物を運んでいます。

船着き場にはライフジャケットが用意されているので、レンタルする場合はそこで受け取って必ず「正しく」装着しましょう。

自前で用意する場合は2022年から桜マーク付きのライフジャケットが必須となっています。レンタルのものは浮力体があって動きにくく暑いので、この機会に膨張式のライフジャケットを買うことをおすすめします。

停泊している船には必ず船長の指示に従って乗船します。

ここから先、船長の指示は絶対です。ときには高圧的に感じることもあるかもしれませんが、命を預かる責任を持った上でのことです。実際そんな理不尽なことを言われることはなく優しい方ばかりなので、分からないことがあればどんどん聞きましょう。

乗船したら、クーラーボックスやタックルボックスなどのかさばる荷物は船の前方中央付近に固めて置きます。ロッドケースや玉の柄など長尺ものと小さな荷物は手に持って、空いてる座席に座りましょう。後方には屋根のあるキャビンもあります。船べりの席は水しぶきがかかったりしますがそれもまた一興。

クーラーボックスなどは船の中央に置き、ロッドは手に持って着席

基本的に2、3、4、5、6と番号の若い乗降場から順に寄って下船するので、2番で降りるつもりなら荷物も自分自身もなるべく船首に近い位置に置いておくと下船がスムーズで迷惑がかかりません。

下船して釣り場を確保する

一番近い2番には、出船からあっという間の5分足らずで到着します。

繁忙期で満員のときは2、3、4、5、6番と順に着岸して降ろしてくれますが、空いているときは事前に希望の場所を聞かれます。事前に決めておいたほうがいいでしょう。

前日に釣果が良かった場所に人が集まりがちなので、そのあたりも加味しながら降りる場所を決めます。初めてであれば空いていてスペースが確保できる場所を選ぶのもいいかもしれません。混雑具合も船内でアナウンスしてくれることがあります。

先ほども書きましたが、河口に近い2番の方は大雨の後などに漂流ゴミや真水の流れ込みで悪影響を受けやすくなっています。またムコイチでは鬼門とされている東風も、風が表層の真水を引き込みやすいので東寄りになるほど影響を受ける可能性があります。

さあいよいよ目的の降り場に着岸したら武庫川一文字に上陸です。

ついに降り立った…と感慨にふけるのは後にして、まずは空いているハシゴを探して移動です。やはり乗降場所に近いほど混雑しますが、探せば必ず空いているハシゴがあるはずなのでどんどん歩きましょう。

無事に空いてるハシゴを見つけて荷物を置いたらまずは渡堤ミッションコンプリート。あとは思う存分やりたい釣りを楽しんでください。他に空いてる場所が見つかれば徒歩での場所移動も可能です。

落ち着いたらハシゴを登って外側の堤防の高さと足場の狭さを確認しておきましょう。最初は怖くて足がすくむかもしれませんがすぐ慣れます。海面の位置がはるか遠くに感じますが、干潮時であれば6メートルの玉の柄が問題なく届きます。5.4メートルでもかがんで手を伸ばせば大丈夫。

なお、外側に落水してしまった場合は自力で登るどころかつかまる場所さえありません。そのため当然ながらライフジャケットは必須です。堤防に着いたら脱いでる人も見かけますが、命の危険と多大な迷惑をかける可能性があると自覚してください。運営の指導に従わない場合は強制退去もありえます。

落水時の救助を考慮して、いくつかの個所に浮き輪や縄梯子などが設置されています。武庫川渡船のブログで説明されていますので、ぜひ目を通しておきましょう。

渡堤中も渡船のサービスが利用できる

送り便は2、3、4、5、6番の順に利用客を降ろしたのち反転し、迎え便として5、4、3、2番の順に寄って帰り客を拾って行きます。この迎え便に一時乗船して以下のサービスを利用することができます。

迎え便で利用できるサービス
  • 船内のトイレ利用
  • 軽食、飲み物、エサの購入
  • 大型魚の預かりサービス

船の後方に男女別の水洗トイレが用意されているので、迎え便が接岸している間にこれを使うことができます。予め乗降場で待っておいて、船が接岸したら必ず船長にトイレを利用する旨を告げて用を足しましょう。終わるまでちゃんと待ってくれます。

飲み物と軽食の船内販売も利用できます。飲み物はお茶とかコーラとか。軽食はつまりカップラーメンです。寒い時期に堤防の上で食べるカップ麺は格別。ノマセの釣りのシーズンなら活きアジを販売していることもあります。また、仕掛け等が足りなくなれば売店に電話して持ってきてもらうこともできるようです。

大型の青物が釣れた場合は、いったん船に預けて売店で保管してくれる有料サービスがあります。ちなみに私はまだ使ったことがありません…理由は分かるな?

入場制限がかかって送る客がいない場合でも、1時間ごとに必ず迎え便として船が来るので安心(閑散期は要確認)。沖にいるからといって長時間トイレを我慢しないでいいし万が一飲み物がなくなっても大丈夫。他の渡船にはなかなかないサービスであり、武庫川渡船を初心者におすすめできる大きな理由になります。

船が接岸している間に用事を素早く済ませよう

帰るときは迎えの船に乗るだけ

いっぱい釣れたしもう満足!もしくは釣れなくて飽きた!もう帰りたいと思うタイミングはその日の状況で変わるでしょう。

でも受け付けのときに帰りの時間を伝えてない。どうすれば?

大丈夫。武庫川渡船なら1時間区切りで好きな時間に帰ることができます。各乗降所で迎えの船を待って乗るだけです。2番で降りて3番から帰るというのもOK。飽きてしまって早く帰りたいなら勝手にそうすればいいし、朝イチから最終まで残る場合も連絡なしでOK。この自由な時間の選択が可能なのも規模の大きな渡船業者ならではといえいます。

なお、忘れ物をしたからといっていったん陸に戻るという行為はNGです。そりゃそうだろという感じですが、ある時から急に注意喚起されるようになりました。ゴネた人がいたのかも。

陸側の船着き場に戻ってきたら、最初の受け付けでもらった番号札を桟橋で待機しているスタッフに返却しましょう。これにて渡船に関する手続きは全て終了です。おつかれさまでした。

そのまま帰ってもよし。いい釣果なら売店に寄って釣果報告をするもよし。他人の釣果報告を指をくわえて眺めるもよし。

日も落ちてそろそろ最終便の時間

渡堤して非日常を味わおう

ムコイチへの初めての釣行を考えている人のために、不安を解消して一歩踏み出すための内容をまとめました。

ムコイチは怖くありません。きっとあなたをやさしく迎えて入れてくれるはずです。

陸から遠く離れた沖で京阪神の街を眺めながらする内側の釣り、広い大阪湾を望みながら大海原に仕掛けをキャストする外側の釣り、どちらも地続きの波止ではなかなか味わえない釣りが楽しめます。日常から切り離された場所で非日常を堪能することができます。

私なんかはもう、渡堤してお昼ごはんにおにぎりを食べてるだけでワクワクしてしまいます。これで釣果が伴うなら渡船の料金なんて安いもの。

さあ、もう怖くない。あなたも武庫川一文字に渡ってみませんか?

ムコイチで食べるおにぎりは美味い