釣った魚を美味しく安全に食べるためにはしっかりと冷やしたまま保存することが不可欠です。そのために必要なのがクーラーボックス。
釣りは未経験であってもレジャー用としてクーラーボックスをお持ちの人は多いはず。そしてそのレジャー用クーラーボックスはおそらくそのまま釣り用として使えます。水が漏れない構造で中に入れたものを一定時間冷やし続けることができれば要件が満たせるからです。
でも釣り専用のクーラーボックスは一般的なレジャー用クーラーボックスとちょっと違うんです。キャンプやお店の備品など色々な用途で使われているクーラーボックスという商品ジャンル。そのジャンルの中で最も進化しているのが釣り用クーラーボックスといっても過言ではありません。
釣りを始めたあなた。レジャー用クーラーボックスを使うのもいいですが、せっかくなので釣り専用のクーラーボックスを検討してみませんか?魚を冷やす以外にもいろいろな使い道があるんです。
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今読んでもらおうとしている記事は2020年以前に書かれた記事で、商品情報としては少し古くなっています。釣り用クーラー全般についての情報はまだ有効ですが、商品に関してはこちらの最新記事を参照してください。
釣りにクーラーボックスが必要な理由
そもそも釣りにクーラーボックスが必要なのはなぜか?
あなたにぴったりのクーラーボックスが選べるヒントになるよう、その目的を書き出してみましょう。もしかするとあなたが知らなかった用途があるかもしれません。
誰もが真っ先に思いつく魚の鮮度を保つということ以外にも、色々な用途があります。
魚の鮮度を保つ
暑い季節に魚を常温で置いておくとたちまち傷んでしまいます。魚が腐敗してしまうことが主な原因です。
クーラーボックス内で冷やして保存する必要があります。寒い冬の時期ならコンビニ袋に入れておくだけでも割と大丈夫ですが、それ以外の季節には必須と言えます。
クーラーボックスで魚を持ち帰る手順はこちらの記事をごらんください。
でも、そもそも魚の鮮度を保つ目的はなんでしょう?傷むとなにがダメなんでしょうか?
ひとつは味が落ちて不味くなること。そしてもうひとつは魚が傷むことで食中毒の原因になってしまうこと。
食中毒を防ぐ
魚を冷やして保存するということは、そのまま魚の食中毒対策となります。
魚の食中毒には主に3つの原因があります。それは菌によるもの、ヒスタミンによるもの、寄生虫によるもの。この3つの原因による食中毒は「冷やして保存する」という対策により、高い確率で防ぐことができます。
しっかりと鮮度を保つことで、自分で釣った魚を刺身にして食べることも可能になります。
自分でさばいた魚を生で食べるなんてとんでもない!と思うかもしれませんが、超新鮮な魚が手に入る釣り人にとって刺身はとても身近な食べ方です。味付けがいらないから失敗もしないし。
釣りエサの鮮度を保つ
釣りエサには、生きエサ、粉末状の配合エサ、そして保存が利いて使い勝手のいい冷凍エサなどがあります。
この冷凍エサにはオキアミなどのエビ類、キビナゴなどの小魚、サンマやイカの切り身などがあります。冷凍しておけば長い期間保存ができるので、釣りに行くたびに釣具屋やエサ屋に行かなくてもご家庭の冷凍庫で保存ができます。使いたいときに冷凍庫から出せばつかえる優れもの。
しかし完全に溶けてしまうと柔らかくなったり黒ずんだりしてしまい、魚も食わなくなってしまいます。ボロボロになると針に付けることもままなりません。
クーラーボックスに冷凍エサを保存すれば、半解凍の使いやすい状態で釣り場に持ち込むことができます。暑い時期の釣りでも、クーラーボックスに保存しつつ使うときにだけ取り出せば最適な状態のまま使えます。
ゴカイやイソメ類などの生きエサも暑さに弱いので、クーラーに入れて持ち運ぶと活きの良さが保てます。とはいえ冷やし過ぎるとそれはそれで弱るので、新聞紙にくるむなどしてマイルドに冷やすと長持ちします。
飲食物を釣り場に持ち込む
海釣り公園等を除いて、釣り場に飲料水の自動販売機が設置されていることは少ないです。食べ物を調達するのも一苦労。
その場合、飲み物や食料を冷やしたまま釣り場に持ち込むと便利です。そもそもこれはクーラーボックスとして当たり前の使い方ですね。
スーパーなどで買えば自販機より安く節約にもなりますし、水やお茶なら凍らせてもちこめばクーラーの保冷力もアップして一石二鳥。
イスとして使う
クーラーボックスは釣り場での腰掛として使うことも出来ます。ただしちゃんと座っても大丈夫な構造になっているか確認が必要。
クーラーによっては特徴として「座っても大丈夫」というようなうたい文句があったりしますが、そうでないものは壊れる可能性があります。
レジャー用と釣り用クーラーボックスの違い
レジャー用でも釣りに使えるけど
実はレジャー用のクーラーボックスであっても問題なく釣りに使えます。私自身、釣りを始めた当初は、レジャー用の安いクーラーボックスを使っていました。
まさにこのキャプテンスタッグのクーラーボックス。
1,000円ちょっとで買えるリーズナブルさ。断熱材が薄くてショボイせいかちょっと氷が溶けやすい以外は特に問題なし。釣り用のクーラーボックスなんて必要ないと思いながら数年使っていました。
しかし所詮は安物です。3年ほど使うとあちこち劣化が出てきて、あげくにはプラスチックが劣化して酸っぱい臭いがするようになってきました。
せっかくだから次は釣具メーカーのクーラーボックスを使ってみようと買い換えたところ、なるほど釣り用クーラーボックスはちゃんと釣りに特化しているんだなと気付くことばかり。それを伝えたくてこの記事を書いています。
釣り用のクーラーボックスとして快適に使うには、やはり釣り用に作られたものがベストです。
釣りのジャンルに合わせた豊富なバリエーションがある
日本の2大釣り具メーカー、ダイワとシマノ。
この2メーカーは同時に日本の2大クーラーボックスメーカーともいえます。ラインナップがメチャクチャ豊富。
ではここでダイワの「汎用クーラー」のページをご覧ください。
いろいろな場面で使える汎用だっていうのにこれだけのシリーズがあり、それぞれにサイズや断熱材のバリエーションが用意されています。
なぜこれだけ多いかというと、釣りのジャンルと収納する魚に合わせているからです。ハマチなどの大きな青物を釣るには大型で横長のトランクタイプが最適。一方でアジなどの小さな魚を狙いながら移動を繰り返す釣りには小さくて軽いコンパクトタイプが使いやすい。
このように、釣りの種類と対象魚に合わせて様々なクーラーボックスが用意されています。
保冷能力が高いものが選べる
後ほど詳しく説明しますが、クーラーボックスに使われる断熱材には主に3タイプがあり、その最高峰として「真空パネル」が使われているクーラーボックスが君臨しています。
釣り用に限らず、真空パネルはクーラーボックス用の断熱材として最強ランク。クーラーボックスにこれ以上の性能を求めるなら、もう何らかの冷却装置付きじゃないと無理じゃないだろうかっていうぐらい最強。
一般的なレジャー用で真空パネルが使われているクーラーボックスはほとんど見たことがありませんから、釣り用クーラーボックスならではの高スペックです。近場でやる手軽な釣り用としてはオーバースペックですが、予算に余裕があるのなら選択肢に入れてもいいと思います。保冷力が高くて困ることはないですから。
魚の保存に適した形状や構造をしている
釣り用のクーラーボックスは一般的なレジャー用クーラーボックスより横長の形状になっているものが多いのも特徴のひとつです。
もう一つ特徴的な構造が蓋についた投入口。
画像出典:DAIWA : クールラインα II – Web site
全ての釣り用クーラーボックスに搭載されているわけではありませんが、夏の暑い時期など、冷気を逃さすに小魚をポイポイと投入できて便利です。
釣りに特化したオプションパーツがたくさんある
釣り用クーラーボックスは専用のオプションが豊富に用意さています。
竿を立てるスタンドだったり、小物入れだったり、ダイワのクーラーボックスのオプションは特に充実しています。
画像出典:DAIWA : 関連商品・便利グッズ – Web site
私自身もダイワのクーラーボックスを愛用しており、いろいろな純正オプションを足してカスタマイズをしています。
例えば蓋の部分に貼るメジャーステッカー。スマホでの写真撮影に便利です。
フィッシングリップなど汚れやすい道具を収納できる小物入れも便利。
さすが釣り専門メーカー。釣り人の立場に立ってよく考えられたオプションです。レジャー用のクーラーボックスにも取り付けられないことはないですが、やはり同じメーカーのものであれば安心ですね。
釣り初心者に最適なクーラーボックスの条件
初心者に最適なクーラーボックスとは?
私自身がやる釣りはサビキだったりサヨリ釣りだったりタチウオ釣りだったり、いわゆるファミリーフィッシング的な小物釣りがほとんどです。同時にファミリーフィッシングは初心者の釣り。
というわけで釣り初心者でクーラーボックスの購入を検討されてこの記事を読んでいるあなた。私と立ち位置は同じ。だからこそ私は初心者に最適なクーラーボックスが分かります。
容量は15リットルを目安に選ぼう
釣り用クーラーボックスは片手でひょいと持ち上げられるコンパクトサイズから、大人三人ぐらい並んで座れるのでは?と思うほど大きなトランクサイズがあります。
どれを選ぶべきか?
ずばり、サビキなどの小物釣りやファミリーフィッシングであれば「10リットル」の容量があれば十分です。その容量以上に魚を釣っても処理がたいへん。
しかし釣り場への往路に飲み物や食べ物を入れていくことや不意の大物が釣れたときを考慮すると、もう少し余裕があったほうが使い回しがききます。レジャー用に使いまわす場合も10リットルだとちょっと容量不足。
ということで、どれを選べばいいか分からない場合は「15リットル」の容量を目安に選べば間違いありません。
ファミリーフィッシング的な釣りをするならこの15リットル容量が適量。一番たくさん魚が釣れる秋の時期にクーラーに収める魚の量を想定して、サビキで釣れた青魚数十匹、サヨリ数十匹、タチウオ数匹が余裕を持って収まる容量といえます。
これがちょうどそんな量の魚です。
このクーラーボックスの容量はもちろん15リットル。秋のベストシーズンなら数時間でこれぐらい、クーラーボックスにたっぷり釣れることがあります。これだけ釣っちゃうと処理が地獄なんですが…それはまた別の話。
小物しか釣らないときは小さいクーラーボックス、大物が釣れる可能性があるときは大きなクーラーボックスと、釣りに応じて複数のクーラーボックスを用意しておくのがベストですが、予算も保管場所も限りがありますよね。
だから、いろいろな釣りに対して万能、そしてレジャーにもオールマイティに使えるクーラーボックスとして「15リットル」の容量をおすすめします。
近場なら断熱材は発泡スチロールで十分
クーラーに使われている断熱材によって保冷能力が異なります。保冷能力が高いほど値段も高くなる。主な3タイプの断熱材をざっくりまとめるとこんな感じ。
- 真空パネル
他の断熱材を寄せ付けない最強の保冷性能。でも高い。それゆえか、底面だけ真空パネル、蓋を除いた5面が真空パネルなど、他の断熱材と組み合わせて使われることも多い。デザインが無駄に重厚になりがちで、悪く言えばおっさん臭いことも。 - 発泡ウレタン
標準的な断熱材でそこそこの保冷性能だが真空パネルには遠く及ばない。発泡スチロールよりちょっと重い。標準的な性能といえる。 - 発泡スチロール
皆さんお馴染みの最安汎用断熱材。保冷性能はそこそこ、安くて軽いのがメリット。安いゆえデザインがカジュアルで、おしゃれなものやカラフルなものが多い。
断熱材の違いによるクーラーボックスの特徴をまとめるとこのようになります。
予算に制限がないというのなら、性能が高い真空パネルが使われたクーラーボックスを選べばいいと思います。性能に余裕があることに越したことはない。重いとは書いていますが、スチロールの倍になるわけではないし、キャリーに載せたり運ぶ距離が短いなら気にすることでもない。
しかし制限有りますよね、予算。自由に使えないよね、お金。
なので、車で2時間以内ぐらいの近場でその日のうちに魚を持ち帰って処理する前提なら、断熱材は発泡スチロールで十分です。真夏の炎天下でも氷を多めに用意すればちゃんと一日持ちます。
釣り初心者におすすめのクーラーボックスシリーズ
それでは釣り初心者におすすめのクーラーボックスを具体低に紹介していきます。個人的な好みからダイワのクーラーボックスを紹介します。
万能クーラーボックス「ダイワクールラインα」シリーズ
ダイワには色々なクーラーボックスのシリーズがありますが、初心者向けでいろいろな釣りで万能に使えるシリーズが「クールラインα」シリーズです。
容量、断熱材、投入口の有無などのバリエーションが満遍なく用意されています。そのバリエーションごとに異なる、カラフルかつカジュアルなデザインも特徴。
このクールラインαシリーズだけで数十種類のモデルがありますが、初心者の釣り用として最もおすすめしたい万能モデルが「クールラインαライトソルトS1500X LS」。
おすすめは「ダイワ クールラインαライトソルトS1500X LS」
小物釣りを想定した万能クーラーボックス
もし私が釣り初心者にクーラーボックス購入の相談を受けたなら、迷わずおすすめしたいのがダイワの「クールラインαライトソルト1500X LS」です。
2つのグレードがあり、コストパフォーマンスの高い発泡スチロールタイプと、保冷力の高さと価格のバランスが取れた発泡ウレタンタイプ。
発泡スチロールタイプ
とりあえず発泡スチロールタイプから、まずはミリタリーっぽいデザインがかっこいいグリーン。
さわやかな青のカモフラ柄が映えるネイビー。
発泡ウレタンタイプ
そして発泡ウレタンタイプから、鮮やかな青の差し色がカッコいいブルー。
そして同じく発泡ウレタンのレッド。
ライトソルトってなに?
ちなみに商品名にある「ライトソルト(LS)」という言葉はなんでしょう?
これは海釣りの中でも軽くて小さなルアーで小さめの魚を狙うことを指します。でもルアー専用かというとそんなことはありません。ルアーで狙おうがエサで狙おうが釣れる魚は同じ。だから小物釣りが中心のファミリーフィッシングにもぴったりなわけです。
それでも不意に大物が釣れるときがあります。でも横長の形状なので50センチぐらいの魚なら入ります。50センチを超えるクロダイもちゃんと入りました。1メートルを超えるタチウオであっても、長い魚はぐるっと折り曲げれば入ります。
標準装備の専用カラーオプションがある
カジュアルなデザインに目がいきますが、もうひとつの特徴はそのデザインに合わせたカラーのオプションパーツが最初からセットになっていること。
それらのオプションパーツは、釣りの現場で必ず役立ちます。
休憩中や準備中に役立つロッドホルダー
まずはロッドホルダー。いわゆる竿立て。
画像出典:DAIWA : クールラインα ライトソルト – Web site
ちなみにこれ、1つ1,500円程度で別売りされています。
が、クーラーボックスとセットになった専用色は市販されていません。たぶん、釣具屋の店頭でパーツを注文すれば手に入るとは思いますが。これが最初から2つ付いてくる。
釣り公園などにいけばたいがいフェンスがあるので気になりませんが、何も無い堤防だと竿を一時的に立てかけておく場所に困ります。地面に直接置くと、リールや竿が傷ついちゃいますし。
そういうときに役立つのがロッドホルダー。休憩するとき、釣りの準備をするときなど、あって良かったと必ず実感できるパーツです。
汚れやすいアイテムの収納に役立つ「小物入れ」
もう一つ標準でついてくるのがポケット。いわゆる小物入れ。
上で紹介したモデルではありませんが、私も他のクーラーに取り付けて使っています。
フィッシュグリップ、つまり魚バサミなど、釣りの最中によく使うものを入れると取り出しやすく便利です。
こういったものは魚のうろこや粘液とかで汚れやすいので、他の道具と一緒には入れたくないもの。そういうときはこのポケットに入れとけばOK。底は水が抜けるようになっているので、釣りが終わったらジャーッとそのまま水をかけて汚れを落としても大丈夫です。
これも別売りで1,500円程度ですが、専用カラーは市販されていません。
夏場も冷気を逃さない投入口
7月8月ぐらいの夏場は、アジやイワシなどの小魚がたくさん釣れる時期です。
釣れるときはじゃんじゃん釣れますが、気温が高いので早めにクーラーに入れないとあっという間に傷んで悪臭を放ちます。しかしその都度クーラーの蓋を全開にすると、どんどん冷気が逃げて氷も早く溶けてしまう。
そんなときに便利なのが蓋についた投入口。
画像出典:DAIWA : クールラインα ライトソルト – Web site
ここから小魚を投入すれば、冷気の放出も最小限に抑えられます。
どっちからも開けられてカンタンに取り外せる蓋
クールラインαシリーズは蓋に特徴があります。
この写真は紹介したモデルとは違うのですが、このように蓋を完全に取り外すことができます。しかもカンタンに。
カンタンに取り外せたからといって何がいいの?と疑問に思うかもしれませんが、釣りが終わったあとに掃除をするときにとても便利なんです。クーラーボックスの蓋は外せる構造になっていることがほとんどですが、これほどカンタンに外せる製品は他に見たことがありません。
おまけにこの蓋、ストッパーがヒンジとしても機能するため、左右どちらからでも開くことが出来ます。こういう冷蔵庫ありますよね。
地味に便利な機能です。なんとなく壊れやすそうなイメージを持つかもしれませんが、実際に数年使ってきて全くガタはきていません。
トータルでみればとてもお買い得
さきほどのロッドホルダー2つとポケットを合わせただけで5,000円程度します。安いクーラーボックスならひとつ買える値段ですね。
例えば同容量で同じ発泡スチロールの断熱材、投入口なしオプションなしのモデルが7,000円程度します。シンプルで安いものをご所望ならこれでいいかもしれません。
しかしライトソルトS1500X LSは市場価格11,000円程度から。オプションが最初から付いていること、投入口があることを考慮すると非常にお買い得なモデルといえます。
シンプルなクーラーボックスを買っても、男の子ならだんだんカスタマイズしたくなるはずです。おじさんでもそうだろう?
どうせ追加で買うなら最初から必要なオプションが付いていて、お得なものを買うほうが賢明じゃないでしょうか?
と、当時はこのモデルの発売前でシンプルなクーラーボックスを買った私は思うのです。今買うなら絶対これを選ぶ。
クールラインαに追加可能なオプション
標準装備のオプションではないですが、私自身使っていて役に立っているオプションで紹介したクーラーに追加できるものを紹介します。
まずはこれ。プルーフケース。
いわゆるタッパですが、クーラー上部の出っ張りに乗せることができるようになっています。位置的に氷から離れるので、冷やし過ぎない適度な低温に保つことが可能。それゆえ冷凍エサや生きエサの保存に重宝します。エサを入れない場合でも、濡らしてはいけない小物を入れたり、溶けやすいチョコレートなどのお菓子を入れたり何かと便利。
続いて紹介するのはふんばるマン。いわゆるゴム足です。
クーラーの底、足の部分にネジ止めします。
これを付けることで滑りにくくなるので、安定性が大きく向上します。ふんばるマンの名は伊達じゃない。そしてこれを付けることで少しだけ地面から離れるので、保冷性能もアップします。
このクーラーボックスはこんな人におすすめ
このクーラーボックスについてまとめます。こんな人にぴったり。
- なるべく安く買いたいがそれなりの保冷力や信頼性は確保したい
- 有用なオプションが最初からついているほうがいい
- デザインはかっこよかったりおしゃれなほうがいい
- 釣り場まで2時間圏内ぐらいで日帰りが基本
- 小物釣り中心で40センチを超える魚や青物とかは基本的に対象外
- でも不意に大きな魚が釣れても持ち帰りたい
- 1台でなるべく色々な用途に使いたい
- しっかり洗って清潔に使いたい
以上に当てはまる人はこのクーラーボックスを選んで間違いありません。
このクーラーボックスを選んで、ファミリーフィッシングをお楽しみください!