関西ファミリーフィッシングの雑記帳

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釣り糸の結び方は「クリンチノット」だけ覚えればOK!

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釣り未経験者が釣りに対して抵抗をもつ要因っていくつかあると思います。ちょっと挙げてみましょう。

エサが気持ち悪い。生きた魚を触るのが怖い。釣った魚をどうしていいかわからない。朝早く起きないといけない。準備がめんどくさそう。なんかおっさんくさい。お金がかかりそう。教えてくれる人がいない。

釣り人からすれば「そうでもないよ」というものもあり、「むしろそれが楽しいんやで」というものもあるでしょう。

一方で私自身が幼少期のころに釣りの入門書を読んで感じた、釣りへの大きな抵抗感。それは「糸の結び方めっちゃ難しいやん!」ということ。

釣りの入門書には必ず糸の結び方を図解したページがあって、一見しただけでは理解できないぐらい複雑に見えます。そしてその結び方が何種類もある。一見すると「これ全部覚えてね!」と言わんばかり。あやとりもまともにできない自分には高いハードルでした。

しかし釣り歴数年の最近まで、具体的にはルアーフィッシングを始めるまでは「たったひとつだけ覚えた結び方」だけで問題なく乗り切ることができました。

釣りの入門書にある結び方の解説を見て諦めた人、ネットで調べて「おすすめの結び方20選!」とか「結び方まとめ」とか銘打った寄せ集め記事にうんざりした人。ご安心ください。これだけ覚えたらとりあえずOKな結び方があります。

その結び方の名はクリンチノット。

エサ釣りならクリンチノットだけで戦える

片結びは高確率でほどけます

例えば初心者らしくサビキ釣りをするとしましょう。 

リールと竿を買った。仕掛けも買った。エサもある。釣り場で竿にリールをセットして糸を竿に通した。あとは仕掛けについてる金具と糸を結んで繋げれば準備完了。

で、どうやって結べば?

初めて釣りをする際にここで壁にブチ当たる人は多いと思います。結び方なんて片結びとちょうちょ結びしか知らないって人が大半でしょうし、それだけで生きてこれましたし。

とりあえず今知ってる結び方をしてみようということで、最初は片結びを一回だけして「よっしゃ結べた!」という人もいるでしょう(私です)。でもそれだと引っ張れば簡単にほどけて仕掛けがすっぽ抜けるはずです。何重かに結べば一応は大丈夫でしょうけど、たぶん切れやすいはず。強めの力で引っ張ったらブチっと。

金具と糸を結ぶならクリンチノット 

そこで本題。

金具と糸を結ぶのに有用なのが「クリンチノット」という結び方です。別名サルカン結び金具とも呼ばれ、糸と金具を結ぶ方法では一番ポピュラー。

ちなみにサルカンというのは仕掛けの端についてる、輪っかが2つある金具です。 種類の異なる糸と糸を接続するために使われます。

NTスイベル(N.T.SWIVEL) タル型サルカン クロ # 12

NTスイベル(N.T.SWIVEL) タル型サルカン クロ # 12

 

ヨリモドシという商品名で売られていることもあり、糸と糸の接続のほか、軸が回転することで仕掛けのヨリ(よれ)を戻す、つまりねじれを解消させる役目があります。

この「糸と何か」を繋ぐ釣り用金具はいくつかありますが、サルカンの他によく使われるのがスナップ。 このタイプはエサ釣りの仕掛けに使われ、ワンタッチで撒き餌用のカゴを繋いだりできます。

NTスイベル(N.T.SWIVEL) ラウンドスナップ クロ #4

NTスイベル(N.T.SWIVEL) ラウンドスナップ クロ #4

 

 上で紹介したようなスナップは引っ張る力に対して弱く、強い力がかかると延びて外れてしまうことがあります。そのため、ルアーフィッシングではルアーを接続する際に下のような形状のスナップが使われることがあります。

NTスイベル(N.T.SWIVEL) ナイススナップ クロ #0

NTスイベル(N.T.SWIVEL) ナイススナップ クロ #0

 

これらのスナップと糸を結ぶ際も、クリンチノットが使えます。

金具以外に糸を結ぶときは既製品に頼ろう

金具と糸を結ぶ以外に「糸の結び方」が必要な場面。

例えば針と糸を結ぶとき。

外掛け結びと呼ばれる結び方などがありますが、釣りの入門書を読んだ人はその複雑さに「無理だ~」となったでしょう。やってみれば意外と簡単だったりもするんですが抵抗ありますよね。

でも大丈夫。あらかじめ針と糸を結んだ商品が用意されています。

OWNER(オーナー) シングルフック 2mカット黒チヌ 2-2号 40441

OWNER(オーナー) シングルフック 2mカット黒チヌ 2-2号 40441

 

初心者向けの釣りはこれで事足ります。仕掛けを自作するような段階になってから初めて、針と糸を結ぶ必要がでてくるかもしれませんが、まずは覚えなくて全然オッケーだ!

それに自動で針を結んでくれるアイテムもあったりします。

ハピソン(Hapyson) 乾電池式 針結び器 細糸用 YH-713

ハピソン(Hapyson) 乾電池式 針結び器 細糸用 YH-713

 

「自分で針も結べないなんて釣り人失格」なんて言う人もいるでしょうが、とりあえず今は気にしない。

あと、糸が切れた時などに糸と糸との結び方が紹介されてたりします。電車結びってのが代表的。電車結びは特に難しいものではありませんが、エサ釣りだけをしてるならそれほど使う機会はないので無理に覚えなくてオッケーだ!

 

クリンチノットの手順を解説

では実際にクリンチノットをやっていきましょう。人によって感じ方はあると思いますが、クリンチノットは一般的に簡単な部類の結び方とされています。

なおこれまで記事内では「糸」と表現してきましたが、釣りの世界では糸のことを「ライン」と呼ぶのが一般的なので、以降はラインと表現していきますね。

おおまかな手順は以下の通りです。

  1. リングにラインを通す
  2. 通したラインをそのライン自体に4~5回巻きつける
  3. 通したラインをリング付近にできた隙間に通す
  4. 通したラインをもうひとつできた隙間に通す
  5. 結び目を湿らせてからラインと金具を引っ張って締め込む
  6. 5ミリほど残してライン先端をカット

 先に動画で全体の流れを把握しましょう。 

この動画のように、右利きの人は左手でサルカンを押さえて右手でラインを動かす方がスムーズに結べると思います。ちなみに私自身は左利きなんですが、この動画は多数派である右利きさん達に向けて普段とは逆の手つきで結びました。逆なのによく頑張った!

動画ではゆっくり2分かけて結んでますが、慣れれば10秒ぐらいで結べますよ。

では手順ごとにポイントを解説していきます。

リングにラインを通す

ここは特に説明もコツも必要ないですね。穴に糸を通す、それだけです。

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まずは穴に糸を通す

通したラインは折り返して、リングの部分は指でつまんで固定しておきましょう。

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指でリングを押さえておく

通したラインをそのライン自体に4~5回巻きつける

反対の手で折り返したラインの末端をつまんで、4~5回ほどクルクルと巻きつけます。

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折り返したラインを巻きつける

多く巻けばいいってもんでもないので、5回も巻けば十分です。この際、しっかりとリングを固定していないとほどけますので注意しましょう。

通したラインをリング付近にできた隙間に通す

巻き終わったらまたラインを折り返し、リング付近にできた隙間にラインを通します。

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リング付近に出来た隙間にラインを通す

細いラインだとこの隙間が小さくなるため難しくなるかもしれません。

通したラインをもうひとつできた隙間に通す

リング付近の隙間にラインが通せたら、巻きつけたラインの部分に大きなループが出来ているはずです。

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このループ

ループにまたラインを通しましょう。

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このループに通さなくても一応結べますが、細いラインだと引っ張ったときにすっぽ抜けやすいです。結ぶ工程としてはこれが最後なので必ずやりましょう。

結び目を湿らせてからラインと金具を引っ張って締め込む

 結ぶ工程は先ほどで完了しました。あとは引っ張って締めこむだけです。っとその前に、結び目を水で濡らしておきましょう。これは熱対策。

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結び目は水分を含ませて熱対策を

釣りに使うラインはどれも熱に弱く、ナイロンラインは特にそれが顕著です。濡らさないまま締め込んでしまうと摩擦で結び目が熱をもってしまい、縮れ麺のようにヨレヨレになったり最悪切れたりします。なんにしろその部分が弱りますので、魚が釣れたここぞって時に切れる可能性が高まります。

ここではコップに入った水で濡らしていますが、釣り場でやる際はバケツにくんだ海水でもOK。ただし、ほとんどの釣り人はパッと口に含んで唾で濡らします。汚いけど確実。

あとはもう簡単。引っ張って締め込むだけ。

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両端を引っ張って締め込む

引っ張れるところまで締め込んだらこのような硬い結び目になります。

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結び目が硬くなるまで締め込む

ここまでくれば、引っ張ってもそう簡単にほどけたりしません。

5ミリほど残してラインをカット

余分な部分はハサミでカット。

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5ミリほど残してラインを切る

本線を切らないように気をつけましょう。釣り人あるあるですが、無意識にやってるとスパッと本線を切ってしまうことがあります。そうなったらまた最初から…

釣りをしているうちに結び目が緩むこともあるので、念のため5ミリほど残して切ると安心です。残す部分が長いと仕掛けが絡む原因にもなるのでやはり5ミリが適当です。

というわけで完成しました。

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完成

最初は難しく感じるかもしれませんがすぐに慣れます。簡単確実な結び方なので、釣りをはじめるときは、このクリンチノットを最初に覚えておいてください。

【まとめ】いろいろな結び方を覚えるにこしたことはない

 釣りを始めるにあたって、とりあえずこれさえ覚えておけばなんとかなるということでクリンチノットを紹介しました。実際、この結び方でしばらくは戦えるはず。

しかし他の結び方を覚える必要がないかというとそうでもありません。やっぱりいろいろな選択肢を持っておいたほうが釣りに生かせます。細いラインに向いている結び方、逆に太いラインに向いている結び方がそれぞれあったりします。

クリンチノットに慣れて解説を見ずとも結べる、体が覚えているような段階になったら新しい結び方もぜひ覚えていってください。釣りの世界がちょっと広がります。

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