関西ファミリーフィッシングの雑記帳

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【初心者向け】安いリール1台で色々な海釣りがしたいなら「okumaサフィーナ2500」がオススメ

okumaサフィーナ2500

当サイトでは、初心者が選ぶ1本目の海釣り用竿として3号の遠投磯竿を提案しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

堤防や海釣り公園から釣りをする場合において、竿が選べたら次に選ぶべきはリールです。竿と同じくこんな人をターゲットにしたリールを提案をします。

  • 釣りは初めてもしくは長いブランクがあって知識がない
  • お金もない もしくはお金をかけたくない
  • 何でもいいからとにかく魚が釣りたい
  • 波止(防波堤)や海釣り公園で釣りをしたい
  • 最低限の道具でいろいろな釣りをしてみたい
  • とりあえずエサ釣りから始めたい 
  • もしかしたら途中で飽きるかもしれない

それではいってみましょう。

ナイロン3号が120mほど巻いてあるスピニングリールを選ぼう

「スピニングリール」を選びましょう

最初に選ぶリール。

これからいろいろな釣りに挑戦して自分にあった釣りを見つけようという段階なら、なるべく多用途で汎用性があるもの、万能といえるものを選びたいところです。釣具屋やネットで探したら山ほど選択肢があって何が何やら分からん状態になるんじゃないでしょうか?

リールは大きく分けて「両軸リール(ベイトリール)」と「スピニングリール」の2タイプが存在します。堤防や海釣り公園で使う竿は基本的に磯竿、そうなればリールは必然的にスピニングリールを選ぶことになります。改めて説明する必要があるのか分かりませんが、スピニングリールとはハンドルを回すとアームが回転し、中央のボビン(正確にはスプール)にクルクルと糸が巻かれていくあのタイプです。

文字で説明すると余計ややこしくなるな…。まあこういうやつですね。 

シマノ リール 15 セドナ 2500S

シマノ リール 15 セドナ 2500S

 

まずは最初からラインが巻かれているリールを

その中でも最初から釣り糸が、つまりラインが巻かれているリールが初心者にはおすすめ。

釣りに慣れた人からは「糸付きのリールはダメ」と言われるかもしれませんしそれも正解です。ですが初心者だとどんなラインを選べばいいのか、どうやって巻くのか分からないでしょう。周囲に信頼できる釣り経験者がいるならその意見に従うのもいいですが、居なければ最初からラインがついたリールを選ぶのをおすすめします。

釣りに慣れてくれば、最初からついているラインが気に入らなかったり違和感を感じたりする段階がくると思います。そうなったらそのラインは捨てて新しいラインを巻けばいいだけ。選ぶのも巻くのも釣具屋でやってくれますよ。もちろん自分で選んで自分で巻くこともできます。

ラインはナイロンラインの3号を目安に

ラインは3号のナイロンラインが100m強巻いてあればいろいろな釣りに対応できます。

いやそもそも「号」って何?かと疑問に思われるかもしれません。ざっくり言えば号数が小さいと細い、号数が大きいと太いということになります。言い換えれば号数が小さいと弱くて切れやすい、大きいと強くて切れにくいということになります。

じゃあ号数の大きい太い糸を巻いとけば切れないからオールオッケーやんと思われるかもしれませんが、太いと遠投しにくかったり長くラインを巻くことができません。細いライン、太いライン、それぞれにメリットとデメリットがあります。これは実際に釣りの体験を通して実感すればいいことなのでまずは3号を選んでおきましょう。3号であれば10センチ未満の豆アジから1メートルを超えるタチウオまで十分に対応可能。色々とつぶしがききます。

予めラインが巻いて売られているリールは、そのサイズによって巻いてあるラインの太さや長さが異なります。なのでまずはリールのスペックを確認しましょう。品番に2000とか2500とかの番号が割り振られているリールであればだいたい3号が巻いてあることが多いです。

”ナイロンライン”と書きましたが、リールに巻くラインは素材によって何種類か存在します。メジャーなのは「ナイロンライン」と「PEライン」の2種。これもそれぞれにメリットやデメリットがあるのですが、PEラインは慣れてないとトラブルが発生しやすいラインです。なので初心者にはナイロンラインをおすすめします。

最初に言っておく 「万能リール」など存在しない

書いていることと矛盾しますが、厳密な意味で「万能リール」というものは存在しないと思います。可能であれば狙う魚とその釣り方に合わせて適切なものを選ぶべき。釣具屋に膨大な数のリールが並べられているのにはちゃんと理由があるわけです。

ですがそれはある程度釣りに慣れないと実感できないこと。何度も釣りをしていると最初に買ったリールに対して不満や違和感が出てくるはずです。釣りに合わせた専門性の高いリール、高価なリールはそれから選んでも遅くないはず。

リールがなんたるかを実感してから次を選ぶための踏み台となる最初のリール。これに適したリールを紹介します。

シマノかダイワという選択なら

初心者用竿の記事で竿の三大メーカー、シマノ、ダイワ、がまかつを挙げました。この中でがまかつはリールを販売していません。というところでこちらも無難な選択としてはシマノかダイワから選ぶということになります。こちらも一番低価格なものをまずはおすすめします。

シマノの「アリビオ」

シマノで最廉価のスピニングリールはアリビオシリーズ。 おすすめは2500。

SHIMANO(シマノ) リール アリビオ 2500 3号糸付 27726

SHIMANO(シマノ) リール アリビオ 2500 3号糸付 27726

 

ダイワの「ジョイナス」 

ダイワでアリビオの対抗馬といえるのがジョイナスシリーズ。こちらも2500がおすすめ。実物を見比べたら分かりますが、同じ2500番でもシマノよりひとまわり大きめになります。 

ダイワ(Daiwa) リール 16 ジョイナス 2500 糸付 3号-150m

ダイワ(Daiwa) リール 16 ジョイナス 2500 糸付 3号-150m

 

 アリビオvsジョイナスだとアリビオに軍配

いずれも同価格帯、最初から3号のラインが100m強巻いてありそのまま使えてお手軽です。有名メーカーなので最廉価のグレードでも品質には問題なし…と言いたいところですが、性能の面でジョイナスはアリビオにかなり劣る印象。

店頭でハンドルを回して2機種を比べてもらえれば分かると思いますが、ジョイナスはハンドルに遊びがあって前後にガタガタするはず。ハンドルをピタッと止めるとやや遅れてアームがガチャっと音をたてて止まります。

全体的に剛性も低い。ルアー釣りで使うならともかくエサ釣りで使うならそれほど支障はないんですが、これによって使用時の違和感と安っぽさを感じるのは事実。その点、アリビオはガッシリ堅牢に作られている感触がします。

同じ価格帯でどちらかを選べというなら私はアリビオをオススメします。かといってジョイナスが全然ダメってわけじゃないので、デザインが気に入ったならジョイナスを使うのも問題ないです。ジョイナスは2016年にリニューアルするので改善を期待できるかもしれません。

追記(2016/05)
2016年発売の新しいジョイナスを店頭で触ってみましたが…やっぱりガタガタでした… 。しかも逆回転のストッパーが省略されてる?何故だ?どうしたダイワ。

低価格リール第3の選択肢「okumaサフィーナ」

ワゴンリール界の雄

竿と同じくリールも2大国内メーカーのシマノ製とダイワ製をおすすめしましたが、ここで第3の選択肢を提案します。

それがこれ、okuma(オクマ)の「サフィーナ」です。

ラインを巻き変えたサフィーナサフィーナ2500

上に挙げた2機種と同じような価格帯か少し安いぐらいの価格で売られています。

 サフィーナは最初からラインが巻かれているタイプのリールですが、この写真はラインを巻き変えたもの(PE0.8号)ですのでご注意ください。通常はナイロンラインが巻かれています。

正味な話、ダイワやシマノの最廉価機種を買うよりこれを選んで欲しいがために書いたんです、この記事。アリビオやジョイナスは前座。私個人的にはワゴンリール界の雄、最高のコストパフォーマンスを持つワゴンリールです。

アリビオやジョイナスよりちょっと安い

まずはAmazonでサフィーナ2500の販売価格を確認してください。 

okuma(オクマ) リール サフィーナ 2500

okuma(オクマ) リール サフィーナ 2500

 

たぶん2,000円台で売られているはずです。Amazonは価格変動がありますが、だいたい2,200円前後が底値(2016年8月現在)。価格変動の波でたまに3,000円近い値段になっていることがありますが、しばらくすると下がるはずなので私のようなセコケチアングラーはそれまで待ちましょう。

おなじ2500番のアリビオやジョイナスよりちょっと安いはずです。

国内メーカーではなく台湾のメーカー

オクマという言葉の響きは日本っぽいのですが、これは台湾のメーカー。漢字で書くと「寶熊」だそうです。

PC関連の情報に強い人が台湾のメーカーと聞くと、ASUS、ACER、Transcend、PQIなどのメーカーが思い浮かぶかも知れません。台湾って意外と精密機器や半導体の分野に強いところみたいですね。普段あまり意識はしませんがリール内部は精密機械そのものなので台湾の技術力が活かされているのかも。

ディスカバリーチャンネルが制作したらしきokumaの特集動画があったのでご覧ください。

海の大物釣りでは結構シェアがあるみたいですね。

なお製品はmade in china。中国製と聞くとアレルギー反応があるかもしれませんが、国内メーカーのシマノやダイワのリールも安い価格帯のものは当然の如く中国生産。だから私は気にしません。

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国内メーカーの同価格帯リールと遜色なし

ワゴンリール界(?)ではコストパフォーマンスが高いリールとして密かに名が知れていて、シマノでいうとアリビオより2つほどクラスが上のナスキーに近い使用感という人さえいます。

私はそのクラスのリールを使ったことがないのでなんとも言えないのですが、先に挙げたシマノとダイワの最廉価リールとより堅牢な造りで巻き心地も滑らかに感じます。安っぽさは感じません。アフターサービスについては良く分からないのですが、1年ほど使っていてトラブル無しでこの値段なのでまあいいかと割り切ってます。

ラインは均一に巻かれている

デザインについて最初は「おっさんくさいな」と思ってたんですが、使い込むうちに愛着が湧いてきて今では「渋いな」というイメージです。

上の画像のラインは自分でナイロンラインを巻きなおしたものなんですが、見ての通りちゃんと均一にバランスよく巻かれているのが分かると思います。2台所有していて1台はPEラインを巻いていますが、それも半年ほど使ってきて目立ったトラブルは経験していません。

高級モデルには及びませんがドラグも微調整可能です。ワゴンリールにありがちな、ドラグを締めるとラインが出ない、かといって緩めると一気にラインがでて使い物にならないなんてことは無いです。実用レベルには達していると思います。

初期状態はハンドルの回転が重いけど

このサフィーナはボールベアリングが4つ使われているようです。ほら「4BB」って本体に書いてある。

4BBの証

しかし釣具屋の店頭で試したらどうもハンドルが重い。

それもそのはず初期状態ではグリスが過剰に塗布されており、これがハンドルの重さの原因です。器用な人なら分解してみてください。ギアにベッタリとグリスが塗られているはず。これは使い込むにしたがって馴染んできて軽快に回り始めます。

同じくラインローラーも初期状態ではちょっと回りが硬いというか、ラインを巻いているとスースーと異音がします。これも使っているうちに馴染んできて異音も無くなるので問題ありません。キャストを繰り返す釣行を3回ほどこなすと違和感はなくなりました。なおラインローラー部分はベアリングではなくカラー(樹脂製の輪っか)が入ってます。

磯竿に取り付けたサフィーナサフィーナ2500私はサフィーナ2500を二台所有していますが、いずれも使い始めはそんな状態でした。その他ネット上のレビューでも概ね同じ感想が。慣れた人であれば分解してグリスを拭き取ったりしてるみたいですが、まあ使っているうちに馴染んでくるので私はそのままです。

ワゴンリールゆえ、店頭で簡単に動作チェックができます。使い込まれたものなら別ですが、ある程度リールに慣れている人が店頭で試用した感想は、たぶん「ハンドルが重いな」になると思います。そこでダメなリールと判断してしまうともったいないので、その時はこの記事を思い出してください。

ストッパーにラインが引っ掛かりやすいデメリットも

そう、あと一つネットで散見されて私自身も実感しているデメリットがありまして。

それはキャストをするときラインストッパーにラインが引っ掛かりやすいこと。ラインストッパーとはスプールにある部品で、収納時にラインの端を引っ掛けておくアレです。頻繁に起こるものでもないし致命的な欠陥でもないのですが、なんとか対策できないかなと考え中。

1000番台から10000番台までの厚いラインナップ

小さいサイズだと1000番台から、大きいのは10000番台。デカイ!どんな釣りにつかうんだろう? 

okuma(オクマ) リール サフィーナ 1000

okuma(オクマ) リール サフィーナ 1000

 
okuma(オクマ) リール サフィーナ 10000

okuma(オクマ) リール サフィーナ 10000

 

ちなににAmazonの商品画像は全部一緒っぽいですね。

1000番台から2500番台の本体は同じもの

ラインナップについて注意してもらいたい点がありまして、1000番から2500番までは全てリール本体が同じサイズのものです。どうもこのサイズ帯はスプールのサイズや溝の深さで番手の差をつけているらしい。

このことは公式サイトに掲載されている最大巻上量が、1000番から2500番で同じ数値になっているということで分かると思います。

SAFINA サフィーナ alphatackle.com

しかも自重は1000番から2500番の間で1000番が一番重いという謎。たぶんスプールの溝が浅いのでその分アルミの量が増えてるんではないかと思います。

なので例えばアジングに使おうと1000番を買ったからといって、シマノやダイワのような小さいリールは届きません。1000番にしてはかなり大きくて重いリールになっちゃいます。この点だけご注意ください。

まず2500番があればいろいろな釣りに転用できるので、それで気に入ったら他の番手を手に入れるのがいいと思います。

okuma(オクマ) リール サフィーナ 2500

okuma(オクマ) リール サフィーナ 2500

 

そんなわけでokumaのサフィーナ。その中でも2500。これが私のイチオシ初心者リールです。

初心者に限らず経験者にもおすすめ。予備として持っておくのもいいですし、たまに同行する家族や友人に使わせるリールとしても最適。出所不明なワゴンリールを使わせてトラブルが頻発するよりよっぽど有用です。

ただあくまでこの価格帯にしては優秀というだけで、10,000円を超えるようなリールを使い慣れているということであれば不満が出てくるはず。ネットでの評判がいいからといって過剰な期待はしないほうがいいです。予算に余裕があるのなら国内メーカーのもっと高いものを買ったほうがいいのは自明。

店頭で安物リールを買うなら必ずコンディションをチェック

みんなお店でクルクル回すだろう?

いずれも紹介したリールは俗にワゴンリールと呼ばれるリール。表現は悪いですが安物リールです。個人的な金銭感覚だと決して安いとは思わないんですけど…

実店舗の場合、この手のリールは店頭のワゴンに無造作に並べられたり、フック什器にアームを引っ掛けて陳列されていることがほとんどだと思います。手にとって動作確認できるというメリットはありますが、誰でも触れるんで結構荒く扱われがち。私もそうですが置いてあったらなんとなくハンドルを回したくなります。子供も触りますよね。

なもんで、場合によってはアームが歪んでいたり不具合が出ているものも見かけます。同じ商品をいくつか比べて必ずコンディションをチェックするようにしましょう。お店でも対応してくれると思いますがまずは自分で。

強い巻き癖があることも

あと、長いこと陳列された糸付きリールにはラインに強い癖がついていて、らせん状に糸が伸びていく場合があります。 これが釣りの最中のトラブルにつながったり、飛距離不足の原因になったりするんで避けたいところなんですが、こればっかりは買ったあとじゃないと分かり難い。

なので糸付きリールは買わないほうがいいと言う人がいるしそれも正しいのですが、安くてお手軽なのには違いないので悩みどころ。  

1,000円前後の格安リールってどうなの?

今回紹介した以外にも、さらに安いリールが店頭に並んでいます。プロマリンという安価な釣具全般をラインナップしているブランドが出しているリールが代表格です。 

プロマリン(PRO MARINE) リール TRS20 トレンドスピンII

プロマリン(PRO MARINE) リール TRS20 トレンドスピンII

 
プロマリン(PRO MARINE) デュアラスピン 3号-140M 糸付 DU2000

プロマリン(PRO MARINE) デュアラスピン 3号-140M 糸付 DU2000

 

これってどうなの?と聞かれたならば「お試しで竿下サビキ(ウキを使わないで沈めるだけのサビキ)をする程度の釣りになら十分使える」と答えます。

ただし耐久性という点には問題があります。各所に使われているパーツでコストダウンを図っているのか、ネジなどの金属性パーツが錆びやすく、頻繁にオイルを差すなどのメンテをしないとだんだんスムーズに動かなくなってきます。また、スプールがプラスティック製なので乱暴に扱うとすぐに傷がついてラインがひっかかったり。

釣りを再開した当初、上で紹介したプロマリンのデュアラスピンを使っていました。サビキやちょい投げを楽しむ程度であれば何の問題もないリールでした。ですが半年ほどたった秋の日、タチウオ釣りの最中にラインローラー付近のネジが吹っ飛んでそのままリールが崩壊。動きが悪くなるたび分解してオイルを差してたんで、ネジの溝が無くなってたんだと思います。たまたまスペア(これまたプロマリン製)があったのでその場は乗り切ってタチウオを釣り上げることができましたが…ラインローラーが無くなっちゃうとリールとしての機能をまったく果たしません…

ですので、今後も釣りを続けるんだという人には、この記事で紹介したような、最低限2,000円以上のリールを選択されることをおすすめします。

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