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なかなか釣りができない小豆島旅行記[2016.07.09~10]

釣りコラム

7月の9日から10日にかけて家族で小豆島旅行へ行ってきました。

出発当日の朝は大雨、その後は雨が降ることはないもののすっきり晴れることは無い微妙な天候でしたが、なんとか夏の瀬戸内を満喫することができました。

小豆島といえば色々な観光スポットがありますが、醤油、佃煮、そうめん、オリーブなどの特産物があり食に関してもいろいろ楽しめます。もちろん四方を海に囲まれた離島なので海の幸も豊富。

海の幸…。

やっぱりこういうところに来たら釣りをしたいですよね。周りは海ばっかりだし。ですが一泊二日の短い予定の中にガチッとスケジュールを詰め込んでおり、釣りをする時間というのは予定に入れていません。

でもどっかの合間で釣りができるかもと期待をして、車にこっそりシーバスロッドとリールを積んでおきました。できるとしてもちょい投げでキス釣りぐらいだろうから、人工エサとちょい投げセットを用意。マルキューのパワーイソメとササメ針のSLエアシンカーです。

いざ釣りをするぞと思い立ってもこれなら準備に5分とかからないでしょう。さあ、果たして小豆島で釣りはできたのでしょうか?

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ジャンボフェリーで神戸三突から小豆島へ

京阪神から小豆島へ車で行く場合の最安ルート

小豆島は本土から橋で繋がっておらず空港もないので必然的に船で渡ることになります。2016年7月現在、関西からだと【1】神戸から【2】姫路から【3】日生から、小豆島行きのフェリーが出航しています。それぞれ小豆島で到着する港も違います。

長いスパンで見ると関西から小豆島への定期便はたびたび改廃があったようです。神戸からの定期便は長らく存在しない状態が続き、実に16年ぶりの2011年に復活したそうで。

実は小豆島へ行くのは今回で2度目。前回は2001年ぐらいに行ったのですが、その時使ったのは天保山から出航する高速船でした。たしかUSJと神戸に寄航してたな。ん?さっき2011年に16年ぶりの定期便復活と書いたけど計算が合わないな?あの時の船は季節便だったのかな。まあいいや。

今回は子連れで荷物も多いので車移動がベストです。そうなると第一の選択肢はカーフェリー。なるべく安くすませたいしどうせなら車の運転距離も少ないほうが楽でいい。各フェリー航路と料金、そこまでの移動手段を比較した結果、我が家的には神戸から出るジャンボフェリーがベストでした。

普通車なら神戸から小豆島まで片道5,990円(+燃油サーチャージ代)。この料金には1人分の船代も含まれています。これは他の航路に比べて断然安い料金。車無しだと大人片道1,990円。安すぎ!他の航路が1時間程度のところジャンボフェリーは約3時間かかりますが、我が家的にはめったに体験できない船旅を楽しむという目的もあるので、長い時間乗っていられるのはむしろお得とも言えます。

ネットで予約をすることができ、それなら5%オフになるということで2ヶ月前に予約。乗船名簿を印刷していよいよ出発当日を迎えました。

徒歩乗船で席を確保する

7月9日午前7時。

空気枕やブランケット、酔い止め、そしてビデオカメラをまとめた「フェリー持ち込みセット」的なバッグを家に忘れてくるという痛恨のミスをしょっぱなからかまして車内に険悪な空気を充満させつつ、神戸の第三突堤に到着。既にフェリーは入港済み。

誘導されたレーンに車を停めてチケットカウンターで発券し乗船の時間を待ちます。事前に調べたところによると徒歩での乗船のほうが早めに席を取れるらしいので家族と分かれて私が単独で船に車を載せることに。

出航30分前の午前7時半に乗船開始。

フェリーといえば絨毯がひかれた部屋でゴロ寝だろうと和室のスペースを確保しておいてもらいました。景色も楽しみたいので窓側に。窓側だとコンセントも付いているのでスマホの充電など何かと便利でした。

悪天候で景色は楽しめず

予定通り8時に出航。

神戸港から出航ということで、周辺の釣り場を海から見てやろうと意気込んでいたのですが、あいにくの悪天候でモヤがかかっており視界悪し。兵庫突堤の沖を通り和田防を抜けると陸の景色はほとんど何も見えない状態になってしまいました。

出航から50分ほどで明石海峡に到達します。車なら20分強で行ける距離なのに結構時間掛かるんだな。そのころには幾分雨も弱まっていたのですが、やっぱりモヤがかかっていてアジュール舞子もこんな感じでした。

明石海峡を抜けて播磨灘に入ると船の速度があがります。同時に陸から離れるのでいよいよ海しか見えない状況に。出航から1時間程度で早くも船旅に飽きてきました。まだ到着まで2時間もある。どうしよう。

暇つぶしに船内を探索する

気分転換に和室から繋がっている外のデッキに出てみます。船の後方が見えました。ジャンボフェリーは船底と甲板の二箇所に車を載せるスペースがあるのですが、甲板は空っぽ。ハイシーズンだとここもギチギチに車が載せられるようです。

まだ夏休み前で梅雨の時期だからなのか、今日は席の確保にも困らない程度のほどよい混み具合。和室に掲示してありましたが、混雑時だとこんな風に乗船するのが理想なんだそうです。

まるで奴隷船。

どうでもいいんですが男子トイレはこんな配置。大海原に向かっての放水はなかなかの開放感です。

他にも船内には売店があり、お菓子やお土産が買えます。香川県への航路ということでうどんコーナーも。せっかくなので食べてみましたが、まあ特筆すべきことも無い普通のうどんでした。

ザックリと船内の構造を説明します。1階が乗船ロビーで徒歩客も車客もまずはここを通ります。階段を上がって2階には売店と洋室とトイレが。3階は今回場所を確保した和室と女性専用室。4階にはゲームセンターがあり、脇には絨毯をしいただけの簡単な乗船スペースもありました。その上に人工芝の屋上デッキがあるらしいのですが、今日は雨天のため閉鎖されていました。これは帰り便に期待。ドリンクの自販機は至る所にあり、パンやアイスの自販機も。

出航から2時間半ほどでようやく小豆島が見えてきました。

近づくにつれ徐々に大きく見える島。右に旋回し湾内に入り、目的地の坂手港に無事入港しました。相変わらずどんよりしているものの雨はあがっているようす。

時計は午前11時過ぎ。

車に乗り込みいざ小豆島に上陸です。前方のハッチが開いて景色がバーンと広がるのは「出撃!」って感じでテンションが上がりますね。

後日、GoogleマップのタイムラインでGPSのログを確認するとこんな航路でした。須磨沖でグッと北方向に進路を変えて明石海峡に突入してますね。そういえばこの辺りで左右に大きく船が揺れました。

今夜の宿へ向かいつつ観光スポット散策

地元の食堂で腹ごしらえ

ちょうど昼時だったので事前に調べていた大阪屋という食堂へ。上陸してから一分足らずの距離。

外観も内観も田舎の食堂という感じで味があります。店の中にある生け簀には良型のウマヅラハギがすいすい泳いでいました。

海鮮系と食堂の定番メニュー系が半々ぐらいですが、かなりメニュー豊富です。井の頭五郎なら10分ぐらい迷うレベル。

客層を見ると私たちのような観光客と地元の方と思しき客が半々ぐらい。だからこういうメニュー構成なのかな。地元の人だったら海鮮メニューは食べ飽きてるだろうし。

観光モード全開の私は当然の如く海鮮メニューをチョイス。ひしお丼(さしみ丼)を食べました。ひしお丼は小豆島で展開されているご当地メニューで、当地の醤油や食材を使うというようなルールのもとで作られているらしく。

普通に美味しゅうございました。付け合わせが地元のもろみを使ったもろきゅう、塩昆布ときて、どういうわけだか3皿目がマーボー豆腐というのが謎でしたが。

満足して腹ごなしに坂手港を散策。フェリーの時間も外れているので辺りはほぼ無人です。港に先にこんなオブジェがあり、時おりブーンとかすかな軋み音を出しながらゆっくり回転してました。

ドラゴン、銀ピカ、トゲトゲ、しかも回転する。そしてデカい。男子の好きな要素が詰まってます。あとは目が光って口から炎を吐けば完璧だ。息子も当然の如く吸い寄せられていきました。帰ってこーい。

海を覗きますと、大雨のせいか若干濁りが入っていましたが綺麗です。岸壁付近にはスズメダイの群れ、ちょっと沖の水面ではエンピツサヨリが。港の付け根付近には穴釣りできそうないい感じの石畳が沈んでいます。

ちょっと竿を出したいと思いましたが今日は先を急ぐことにしました。帰りのフェリー出航までの待ち時間にここで釣りができるかもしれないし。

今日はあいにくの天気ですが明日は晴れるらしく海水浴をしたいので、次の目的地に行く前に坂手港近くの瀬戸ビーチを下見しました。砂浜も水もすごく綺麗なところだったんですが、道中の山道がちょっと細くて危険だったのと最低限のトイレぐらいしか設備が無かったので見送ることに。人っ子一人居なかったので釣りもできそうでしたがとりあえず次の目的地へ。

醤油めぐり

坂手港から10分ほど車を走らせると醤油工場が立ち並ぶ一角に差しかかります。大阪城の石垣に小豆島の石が使われているのは有名な話ですが、それぐらいの時期になんやらかんやらあったり元々塩の産地だったりして地場産業になったようです。

資料館やみやげ物屋を併設した工場もあるので覗いていきます。

まずはタケサンの一徳庵。

醤油をはじめ佃煮やドレッシングも豊富に並ぶみやげ物屋で試食もたくさんありました。ここではもろみをつかった「もろみソフトクリーム」とみたらし団子の砂糖醤油がかかった「みたらしソフトクリーム」をいただきました。個人的にはみたらしの方に軍配をあげたいと思います。

続きましてはマルキン醤油。

小豆島では最大手になるんでしょうか、工場の規模が段違いにデカイです。資料館があり普段は有料なんですが、展示物の一部をメンテナンス中とのことで無料開放されていました。ここでもみやげ物屋にしょうゆソフトクリームなるものがありましたがさっき食べたところなのでスルー。

続いてもう一箇所海水浴の候補地として考えていたオリーブビーチを下見。さっきの瀬戸ビーチと比べるといくぶん劣りますが十分に綺麗です。この天候で誰も泳いでいませんが、海の家はオープンしているようす。明日は午後からここで泳ぐことに決めました。

ホテルのチェックインまでまだ時間があったので近くの海の駅へ。

ここでそうめんの箸分け体験ができるかもと来てみたんですが、その時間は何もやっていないようでした。お土産屋をひやかして周辺を散策し、駐車場のすぐ裏に砂浜を発見。小さな川の河口もあって魚影が濃そう。ハゼやキスが釣れそう。ここええんちゃう?と思い立ったものの、もうすぐホテルのチェックイン時間。後ろ髪をひかれつつその場を後にしました。

夕日が沈む景色が抜群「ホテルオリビアン」

山の上のホテル

さて今宵の宿はこちらのリゾートホテルオリビアン小豆島。

夕日が綺麗な宿というふれこみだったので、海辺に立地しているんだと思い込んでました。しかしナビに従い宿に近づくにつれ山道に。上りきって尾根を越えたんじゃないかなというぐらいの山の中にようやくホテルを発見。

ロビーから外を見ると、瀬戸内の海を挟んで対岸の本州付近まで見渡せます。標高の高い場所なんで遠くまで見える。なるほどこういうことか。確かにここに夕日が沈めば綺麗に違いない。部屋もわざわざ”夕日側”というふれこみだったので期待できます。

着いたらすぐにホテル内のプールへ。ちょっと寒いので人も少なくのびのび泳げました。体が冷えたらそのまま温泉へ。アルカリ性のヌルヌル系温泉でした。露天風呂の目の前にテニスコートがあって、たぶん向うからは丸見え状態になるんだろうけど幸いにして今日は無人だったので開放感たっぷりに楽しめました。

夕食は地元食材満載のバイキング

すぐさま夕食の時間。夕食はバイキングです。

サワラや鯛などの船盛りがあり醤油は地元のものを選んで食べ比べが出来ました。サラダにはオリーブオイルかけ放題。地魚らしき魚を使った寿司コーナーにはママカリの御すしも。天ぷらコーナーにはメゴチ、つまり関西でいうところのガッチョもしくはテンコチも。天国や~。調子に乗ってドリンクはアルコール飲み放題をつけてしまいました。

結果、最初は料理に夢中、お腹が落ち着いた後半は酔っ払い状態でろくに写真を撮っていないことに気づいたのは後のこと。本来は豪華絢爛な料理写真を載せたいところですが、こんな感じで寂しく締めさせてもらいます。

こちら、小豆島内で唯一の酒蔵「森國酒造」の「森」でございました。

瀬戸内海の夕日を見つつ1日目終了

いい感じに酔いつつレストラン横の階段からロビーに上がるとこの光景。

これはキレイ!日没間近のようなので急いでテラスに出ます。

早朝の大雨が嘘のように晴れ渡り、今まさに日が暮れようとしている瞬間。地図を見る限り太陽の方向に島らしい島はないので、むこうに見えている山並みはたぶん本州です。位置的に「日本のエーゲ海」と呼ばれている牛窓辺りでしょうか?

絶景ですね。地球の丸みすらも感じます。いいタイミングで最高の景色が見られました。部屋に戻ったら酔いと疲れと寝不足でバタンキュー。子供と一緒に8時就寝。

この日の移動ログはこんな感じ。

【2日目】定番スポットを巡り午後から海水浴

朝食も地元食材満載

はい、2日目です。昨晩はぐっすり眠れました。

朝食もバイキング。こちらも佃煮や、釜玉うどんならぬ釜玉そうめん、醤油を隠し味にしたフレンチトーストなど、小豆島産の食材を生かした料理の数々。満足度高し。そして今回も写真を撮るのを忘れたし。

朝食を済ませて早々にホテルをチェックアウト。ところどころに感じる設備の古さとほのかに漂うバブル臭は否めませんが、ゆったりして料理も美味しく総合的にいいお宿でした。

ホテルを出てまずはエンジェルロードに向かいます。

干潮時のエンジェルロードへ

エンジェルロードは干潮前後の数時間だけ隣の島へ続く砂浜が現れる観光スポット。いつのころからか手を繋いで歩くと幸せになるというジンクスが生まれて今やカップルに大人気のスポットだそうですわ。ケッ。

あ、すいませんね。

早々にホテルをチェックアウトしたのはこの日のエンジェルロード付近の干潮がだいたい9時半だったから。どうせなら一番潮が引いた時間のほうがいいかなと思って。干潮の潮止まりを狙うという、釣りとは正反対のアプローチです。ちなみにこの日の潮はこんな感じ。

小潮の潮止まり。釣れなさそ~。いやいや釣りをしにきたんじゃない。したいけど。あまり台数はないですが直近に無料駐車場があるのでそこに停めます。そこから歩いて3分も行けばこの景色。

もうちょっとカメラをひいて全景を撮ればよかったな。ともかく200メートルほど離れた島に砂の道ができて徒歩で渡ることが出来ます。なるほどカップルだらけでした。近くの売店でホタテ貝の殻を使った絵馬が買えるようで、島の一角にそれを結びつける場所が設けられていました。フーン。

おっと。

家族連れにはその辺のアレは関係なく、子供は生き物探しに夢中でした。潮が引くとこんなふうに石交じりの浅瀬ができるので、カニやヤドカリを取り放題。

スニーカーで来てる人も居ましたが子供連れならサンダルがいいですね。足洗い場も駐車場付近にあるので問題ないです。

ここでちょっと興ざめしてしまうことを書いてしまいますが、この場所は”大自然が作り出した神秘の造形”と思いきや、かなり人の手が加えられている雰囲気です。本来はこんな場所にあるはずの無い角ばった石が水際にゴロゴロ。海辺のゴロタ石なら角が取れて丸みを帯びた石になっているはず。大切な観光資源だし砂の流出を防ぐために投入したんだろうけど詰めが甘いぜ小豆島。

エンジェルロード駐車場の裏手は漁港になっておりここも釣りスポットのようです。しばらく眺めてたら沖で魚がバチャバチャとボイルしてました。しかしながらひっきりなしに車が入ってきて長い時間停めにくい雰囲気なので先を急ぐことに。

道の駅オリーブ公園

続いて向かったのは道の駅オリーブ公園。小豆島関連のガイドブックやパンフレットにはもれなく掲載されているギリシャ風車があるスポットです。

当日はどんよりした天気でイマイチでしたが、晴れて青空なら絶好の撮影ポイントになりそう。彩度の高い空の青、芝生の緑、海の青。その中に白い風車。なるほどここの写真がよく使われるもうなずけます。

少しだけ移動して、隣接するオリーブ園のレストランで昼食。朝ご飯を食べ過ぎたのでそうめんだけでお腹いっぱい。

オリーブビーチで海遊び

午後イチからは昨日下見したオリーブビーチへ。

昨日とはうって変わってたくさんの人が泳いでいました。地元の青年が運営しているらしき海の家で更衣室を借りていざ海へ。おお、冷たい。まだ7月初旬だもんなあ。

日もさして水温にも慣れてきたんで子供の様子を見ながら周辺を泳いでみました。ゴーグル越しに底を見たら岸から竿1.5本分ぐらい沖から急に深くなる感じです。これがカケアガリってやつやね。子供は注意して波打ち際付近で遊ばせましょう。

何本か短い突堤みたいなのがあったので、そこから海を覗くと小魚の群れが。網を入れてたらちょっとだけ入りました。

ちっこいのはフグの稚魚。ちょっと大きめなのはグレの稚魚。

この辺りではダメ貝と呼ばれているらしい小さな巻貝を石で砕いて撒き餌にすると、ベラがサーッっと寄ってきました。おるやん、釣れそうな魚おるやん。あとで竿持ってこようと思いましたが、時計を見たら帰りのフェリーまでそれほど余裕がないのでここでも釣りは見送り。あとはフェリーが出航する坂手港しか釣りをするチャンスがないな。

そして竿を出さないまま帰路へ

泣く泣く釣りは諦めた

海水浴のあと道中にあるおみやげスポットに寄りつつ、帰りのフェリーが出る坂手港を目指して東へ走ります。

坂手港には14時45分に到着しました。フェリーの出航は15時45分。行きの神戸港だと出航30分前から乗船開始だったので残された時間はあと30分。用意や片付けの時間を加味すると釣りができるのは20分ぐらいか。車はレーンの先頭に停めちゃってるので乗船開始に遅れるわけにはいかない。う~ん仕方ない諦めるか。

というわけで今回の小豆島旅行での釣りは出来ずじまいでした。残念。今度来るとしたら海のそばの宿を検討しましょう。

2日目の移動ログ。一日目とほぼ同じで移動方向が反転しただけですね。今度来るなら北部を攻めたいところ。

乗船まで待合所で待っていると坂手港の湾内で釣りをしている人を発見しました。イシゴカイでちょい投げしてるもよう。バケツを見せていただくと良型のキスやガッチョ、イトヒキハゼなんかが入ってました。そうそうこういうのがやりたかったんだよ。

帰りのフェリーは視界良好

出航時間が近づくと遠くからジャンボフェリーが見えてきました。

そのとき初めて把握しましたが、帰りのフェリーは高松から小豆島を経由して神戸に向かう便でした。

出航時間である15時45分の30分前に乗船できると思い込んでいたものの、15時15分になっても船の姿すら見えてこない。結局船が着岸したのが15時半ぐらい。そこからあわただしく15分間で車と乗客を詰め込んで予定通りの15時45分に出航しました。それだったら15時半近くまで釣りをする余裕があったなあと思い返しても既に船の中。

天気が良かったので行きの便では行けなかった屋上デッキへ上がります。屋上にはこんなのが鎮座していました。

彼?が船長なんだそうです。オリーブの枝を持ってますね。

アジュールや兵突で釣りをしているとき、屋上にピカチュウみたいなのをのっけてる船があるなあと思ってたんですが、正体はこれだったのか。

帰りの道中は天気もよく、行きでは全く見えなかった四国や淡路島の遠景を見ることができました。高速道路で淡路島を縦断すると1時間ほどであっという間に過ぎていく景色ですが、船だとゆっくり眺められます。淡路島ってこんなに大きかったのかと再認識。島の西側って風力発電の風車がたくさん立ってるんですね。

明石海峡を越えるとアジュールや兵突、和田防なんかで釣りをしている人も視認できました。今度あの辺で釣りをするならジャンボフェリーを探してみよう。

帰りのフェリーは皆さん疲れているのか静かで快適でした。定刻どおり19時に三突に到着。帰りはあっという間。名残惜しいけどありがとうジャンボフェリー。

釣りはできなかったけどいい旅でした。また行こう小豆島。

既に もう1回行きたい気分

というわけで小豆島旅行記でした。

どこに行っても綺麗な海。人も少ないし魚もすれてないはず。やっぱり釣りはしたかったなあ。しかし一泊二日では時間が足りない。

宿は取らずに釣り目的で昼便で小豆島に行って夜通し釣り。そして翌朝の便で帰ってくるとかいいねえ。疲れてもフェリーだと横になって寝られるし。車なら往復約12,000円、車なしなら往復約4,000円。決して安いわけではないけどめちゃ高くも無い。いいねえ、いいねえ。息子が大きくなったら考えてみよう。

京阪神からだと思っている以上に手軽に行けちゃいますので、よろしければ皆さんも小豆島への旅行をご検討ください。

この記事は関西在住の釣り人が書きました

1978年大阪生まれ大阪育ち大阪在住。

家族共通の趣味を持つべく2014年に20年ぶりの釣りを再開。京阪神の海にて活動する小物ハンター。釣りの目的は現実逃避とおかずの確保。海は大きい、自分で釣った魚は美味しい。それでいい。

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