普段はドラッグストアのプライベートブランドっぽいラップとかダイソーのラップしか使わないんです。それはそれで普通に使えるんだけどペラペラでシナシナなんです。すぐ裂けたりカットしようとするとうまく切れなくてベロベロになったり。
それに引き換えクレラップですよ。もう圧倒的クオリティ。ピタッと食器類にカバーできてビシッとカットできる。自分が普段使ってるラップは何だったんだ?というぐらい使いやすい。
突然何の話かって?もちろんフィッシングショーに行って来た話ですよ。20年ほど前にも2回行き去年久々に行って、今回で通算4回目。
車で行くなら9時より前がオススメ
10時半時点で南港全域の駐車場に空きなし
朝イチで所用があり南港に車で到着したのは日曜の10時過ぎ。タイムズのアプリで見る限りインテックスから程近い駐車場は既に満車の様子。
仕方がないので、会場のインテックス大阪から離れたコスモスクエア駅前のタイムズに駐車しました。
なんとか滑り込めましたがここも10時半には満車に。余裕を持って会場近くに駐車したいなら、遅くとも9時より前には到着しておいたほうが良さそうです。去年は9時前に着いてトレードセンタービル横のタイムズに駐車できたので。そこからだったら会場まで5分ぐらいなんで至極便利。
せっかくなんでコスモスクエア駅前駐車場の裏にある釣り場、シーサイドコスモを軽く探索。後ろに広い芝生広場があって子連れの釣りには良さそうですね。”シーサイドコスモ”っていうサイバーちっくな名前の割には施設がボロく、エレベーターが壊れてたり、ガラス張りのトイレ内に植物が生えてラピュタ風になってたり気になるところもありますが。機会があれば夏か秋にでも来るか。
駐車場から10分ほど歩いてATCへ寄り先に昼ごはん。周囲の道路は駐車待ちの列があちこちにできていました。昼過ぎまでは出て行く車がほとんど無いと思うんだけど、みんなそれまで待つんだろうか?
フィッシングショーの雰囲気を楽しむ
フィッシングショーに来る目的は
というわけでお昼前に会場イン。
去年は堤防からメバルを釣るイラストでしたが、今年は船からのタチウオジギングです。良型のタチウオを釣り上げたおねえさん、この竿の角度で抜き上げてるなら数秒後には船の反対側の海にタチウオをポチャンだねと頭の中で野暮な突っ込みを入れつつ、インテックス奥の会場へ。
なお、当方は安タックルを使うことをモットーにしたエサ釣りかつ小物おかず釣師ゆえ、実際のところフィッシングショーで見るべきものはそれほど多くありません。
ダイワ、シマノ、がまかつなんかの新製品目当てに来る人も多いでしょうけど、自分にとってそれは高嶺の花でしかなく「ほほーっ、これは軽くて良いものですな!」って感じで触るだけです。外車のディーラーを冷やかしに行くみたいな。それでもわざわざ来るのは、
- 祭りの雰囲気を楽しむ
- スタンプラリーなど子供のレクリエーション
- 粗品がもらえるのが楽しい
って感じでしょうか。いいんです、それで。年中行事なんです。
人が多い 恐い ちょっと帰りたい
当日券と抽選券付き手提げ袋を買って、まずは6B会場から見て回ります。同行している息子は入り口でスタンプラリーの用紙を受け取ってやる気満々。ちなみに中学生以下は無料。こうやって釣りの裾野を広げないとね。いい方針です。
会場に入ってまず見えたのはJACKALLのブース。なんといいますか、ちょっとやんちゃな感じな風貌の方々がトークショーを開いていました。にしてもブースが巨大でイケイケムード。個人的に興味がないせいもありバスフィッシングは下火という印象がありますが、まだまだ盛り上がってるんですね。
移動しようとしますがとにかく人が多くてなかなか思うように進めない。割と高確率でお近づきになりたくないタイプの風貌の人もいてちょい恐。若干帰りたくなってきましたが息子が入会しているDYFC特典をもらうため奥へ奥へ。
DYFCというのはDAIWA YOUNG FISHING CLUBのことで、子供のための釣り部です。昨年のフィッシングショーで息子が無料入会させていただいたので今回も。釣りガイド本やらキャップやらステッカーやら割引券やらいろいろと貰えます。
DYFCオリジナルカラーのルアーゲット
去年までダイワブースの一角にあったDYFCですが、今年は独立して小さなブースを構えていました。事前に送られてきた案内状と会員証、DYFCキャップを見せてオリジナルカラーのルアーを頂きました。
社名とロゴが変わってからのダイワはデザインや色使いなど全体的なビジュアル戦略が自分好みです。このパッケージもいいな。残念ながらバスやトラウトを釣る予定はないので、これは息子用のキーホルダーにしようかと思います。
一緒にダイワの総合カタログもいただきました。通常は有料の分厚いやつ。フィッシングショーだと無料でDYFCに入会できるので、親子で釣りをされる方はぜひ入会をおすすめします。
間もなく始まるでんじろう先生のサイエンストークショーをスタッフの方にオススメされましたが、息子は興味がないようなので今回は遠慮させていただきました。彼はあくまで生き物好きのようです。去年はさかなクンさんだったんだけどね。
子供の楽しみメインでウロウロ
ダイワのブースはちょっと見ていきたかったんですが、あまりにも人が多くてパス。シマノも同じく。考えてみれば一番混雑する時間に来てしまったようです。
仕方ないので、子供のスタンプラリーに付き合いつつ適当に会場を回ることに。がまかつは比較的混雑がましだったのでクイズラリーに参加。最後の抽選で鐘を鳴らしてもらえたんで竿でももらえるかと思ったら特製うきまろタオルでした。
大阪湾環境保全協議会のブースでチリモン探し。
これ、大人でも結構燃えますよね。
自分は子供のころからこれが好きでして。ちりめんじゃこの中からタコやカニが出てくれば当たりという感覚でした。当時はチリモンなんて言葉あるわけないし、そんな行為自体他にやってた人がいたのかどうか知らないけど。普段釣っている魚を見つけるとテンション上がります。
マルキューのブースでおさかなクイズ。クイズラリーもあったんですが、ステージを観覧しないと参加権がないようなのでパス。
ギラギラした雰囲気のメーカーがひしめく中で、マルキューはエサ釣りの世界で昔からお馴染みのメーカーなので妙に安心感があります。配布している冊子も初心者向けの内容だけどしっかり作られていて読み応えあり。エサのカタログを眺めるのも結構好き。そういや今年はヒロキューの出展が無かったような。
2時間ほど見て周り、祭りの空気は満喫したのでイベント会場となっている3号館で景品受け取りへ。
景品はラップとうまい棒
はい、というわけで冒頭のヤツに戻りますが、抽選券でゲットしたのは今年もクレラップでした。20年前以上前に行ったフィッシングショーも残念賞はこれだった気がするんだけど…。シーガー賞なんだからハリスをくれよと思ったりもしますが、ラップだと無駄にならんからええか。普段使わない太さのハリスをもらっても仕方ないし。サンキュークレハ!
なお、スタンプラリーの景品はこれでした。もちろん1本だけやで!
なんだかんだで来年も
草の根から釣り業界を
なんとなく受け取った大量のカタログを抱え駐車場へ徒歩15分。歩きながら「去年も思ったけど、これ、俺が行くべきイベントなのかな?」と考えましたが、それなりに楽しかったし自分の知らない釣りの世界が垣間見れるのはいいことだと思うので良しとしましょう。とりあえず子供は楽しかったと言ってるし。
なので釣りをしている限りは毎年行くと思います。釣り人口の減少というのが少なからず問題視されてますが、こういうところから釣り業界を盛り上げていかんとね。
来年の開催日は2/4~2/5だそうです。予定に入れとこう。
【おまけ】生さばを食べる
帰りにスシローで晩御飯。関西エリア限定で境港産の生サバが食べられるというので。

きずしは別として、純粋な生サバを食べるのはこれが初めて。なるほど脂ののった青魚の味でした。当たり前か。いやしかし美味いよこれ。サバってこんな刺身向きの魚だったんだな。
混雑するだろうから躊躇してるけど、おかず釣り師を自称するからには初夏の大サバ狙いも視野に入れとくべきかなあと思ったり。