梅雨真っ只中の6月中旬。
大阪湾のほぼ全域で豆アジの釣果が確認できるようになってきました。やはり今年は早い印象です。これが順調に成長していけば秋には20センチを超える大きめのアジがジャンジャカ釣れるのでは?と今から期待しています。
先週は一人神戸港周辺で竿を出してたくさん豆アジを釣ったのですが、それを見た家族も豆アジを釣りたいと。そこでアジュール舞子に行くことに。ここではちょうど一年前にも家族で釣りに行き、豆アジを筆頭にいろんな魚が大漁でした。
先に書いた通り、ここより自宅に近い神戸近辺でも既に豆アジは釣れています。にも関わらずわざわざここへ行くのは景色のよさと水質の良さ、そして魚種の多彩さがあるからです。
相手は回遊魚なので多少のムラはあるでしょうが時期的に今回も大漁でしょう。最初はそう思っていました…
結論からいうとハズレの日でした
釣果は豆アジ2匹 豆サバ1匹 根魚少し
サビキで釣れたのは豆アジが2匹と豆サバが1匹、シラサエビの胴突きでガシラとアナハゼが数匹とベラ2匹。これが今日の全て。往復2時間、釣り場に5時間居てたったこれだけ。笑うがいいさ!
こういう日もあるということで簡単にまとめときます。
アジュールの西ワンドは早朝から混雑気味
アジュール舞子の駐車場には朝5時半ぐらいに到着。ゲートに着くまでやたらと路上駐車が多くて難儀しました。どうやら先週大サバ情報が出たので夜中も混雑していたようです。とはいえ大変迷惑なので路駐はやめましょう。ちなみにその日の大サバはさっぱりだったみたいですよ。
2016年アジュール舞子大サバ初日はアタリすら無し – まったり気ままに!!
できたら昼まで日陰になるセトレ側で釣りたいなと思ってたんですが、大サバの居残り組みがまだいらっしゃるのか混雑気味で入りにくそう。加えて梅雨の貴重な晴れ間で全体的に混雑してました。
やむなく中央付近、フェンスの種類が変わる辺りで竿を出すことに。周りはサビキの釣り人だらけです。しかし釣れてる様子はない。まあそのうち回ってくるでしょう。そのときはまだ楽観的でした…
青魚はお留守
しかし待てど暮らせど反応がない。周囲を見てもたまにスズメダイが釣れている程度。豆アジをはじめとした青魚がさっぱり居ない。自分も周りもじゃんじゃんアミエビを撒きますが何も見えない。
さてそろそろ帰り支度をしようかと思い始めた10時ぐらいに小規模な豆アジの回遊があっただけで、最終的にサビキの釣果は豆アジ2匹と豆サバ1匹だけ。以上!さすらいの回遊魚が相手だし仕方ないね。
足元の探り釣りもふるわず
シラサエビも1杯分買っていたのでサビキと並行して足元に垂らしておきました。アタリはまあまあ頻繁にありますがどれもこれもサイズが小さい。ミニサイズのガシラとアナハゼとベラが釣れたのみ。とはいえ遊んでくれてサンキューやで。
最後にフグが釣れてこの日の探り釣りは終了です。
30センチ級のサヨリの群れがきた!
となりで大きなサヨリがあがる
時計が8時を回ったころだったでしょうか。おとなりさんがサビキで長細い青魚を釣りました。おっ、あれはサヨリですやん!しかも30センチ級で大きめ。
ここでこの時期に釣れるのは決して珍しいことではないと思いますが、まだサヨリが釣れたという情報は聞いてないし周りの誰もサヨリを狙っていない。
でも安心してください!私はちゃんと持って来てますよ!サヨリ仕掛け。エンピツからジャンボまで対応できるよう針も袖針3.5号から5号まで取り揃えております。
付けエサ?こんなこともあろうかと夕飯のイカ刺しを一切れ冷凍しておいたものがこちらにございます。もちろん寄せエサはサビキ用のアミエビがある。
備えはバッチリ!あの日の平磯以来、5ヶ月ぶりのサヨリを釣ってやる!
アミエビには高反応!
とはいえたまたま釣れたはぐれサヨリかもしれないので、まずは仕掛けを投げる前にアミエビを撒いて様子をみることにします。
勺で10メートル沖ぐらいにバシャッ。早速来ました。ボラが。君は呼んでへんで。あきらめずに撒き続けると潮下にユラユラした魚影が。偏光グラス越しに確認すると…キタッ!あれは間違いなくサヨリ!しかもジャンボサヨリと呼んでいいくらいのサイズです。群れも大きめ。
よし舞台は整った。南芦屋浜で鍛えたワシのサヨリ釣りテクを発揮したるで!
イカには無反応…
今日は潮がスケスケで底の砂地と黒く点在するシモリが見える状況です。風も無いので海面も安定。なのでアミエビに群がるサヨリも丸見えなんですが、どれぐらいの深さにいるのかイマイチ距離感がつかめません。
まずは表層狙いで50センチぐらいのハリスで仕掛けを流します。しかしアタリなし。波紋も見えないしやっぱりここのサヨリはタナが深いのかな。
今度は2ヒロ分のハリスをとって極小ガン玉を打ち深いタナを攻めます。これもアタリなし。ちょっと深すぎたかな。
その後も1ヒロ、半ヒロとタナを変えつつ攻めますが食わず。間違いなくサヨリの眼中に餌が漂ってるはずなんだけど完全に見切られている感じ。何故だ?どうして?潮の流れも沖に払い出す感じの流れで申し分ないんだけど。
そうこうしているうちに群れが去ってしまいました。
アミエビには反応してたんだしアミ類のつけ餌だったら釣れてたんだろうな、きっと。今思えばイカを餌ににするにしてもちょん掛けじゃなくて針を隠すように通し刺しすれば状況が変わってたかもなどと思ったりしますが、時既に遅し。
今日は完敗です。軽い軽いクーラーボックスを手に帰路につきました。
【おまけ】くら寿司の「天然魚」を食べた
土日は釣った魚で魚尽くしだと決めていたところにこの貧果。このやるせなさを埋めるためには魚を食うしかないということで日曜日にくら寿司へ。ちょっと気になってたんです「天然魚」。
最近観ている「僕のヒーローアカデミア」キャンペーンもやってたし。日曜の昼間はずっと雨だったせいか当日は今まで見たことないほどの混雑。17時時点で2時間待ちとか。幸いアプリで予約していたのですんなり入れました。
天然魚は入荷状況次第ということなので何があるかはその日によるみたい。でもありましたよ!俺たちの「ボラ」が。どんな悪い状況でも釣り場に現れてくれるボラ。いろいろ言うけどそもそもみんな食ったことが無いんだろうボラ。近いけど遠い存在ボラ。
それがこれだ。
あれ?なんか公式写真と違わない?黄色くない?白身魚のはずなのに。皿の色と見比べれば分かるかもしれないけどカメラのホワイトバランスや照明のせいじゃないです。ヅケや昆布締めというわけでもない。ちなみに上に載ってるのはキムチソース。
なにはともあれ早速食べる。綺麗な海で獲れたから臭くないとのふれこみ、確かに臭みは無いです。同時にほとんど旨みも歯ごたえも無いです。口に広がるのは自己主張強めなキムチソースの味のみ。うーんハズレひいちゃったのかな。
タチウオもあったんで食べてみましたが、脂がのってなくて「あれ?こんなんだっけな?」って淡白な味。これはきっと俺たちが美味いタチウオを食べ慣れてるせいなんだぜ。俺たちのタチウオはもっと美味いはずなんだぜ!
とはいえ面白い試みだと思うので、次も面白いネタがあったら食べてみようと思います。
2016年6月18日@アジュール舞子 釣果等まとめ
あれだけ見えていてたサヨリが釣れなかったのは悔しいの一言。サヨリ釣りについてはかなり経験値を貯めていたつもりでいましたが、まだまだ対応できないパターンがあることを痛感。次につなげたいと思います。付け餌大事タナ大事。
豆アジをはじめとしたサビキ対象の青魚がダメダメだったのは運が悪かったということにしておこう!
釣果情報
- 釣行時間:2016年6月18日(AM5:30~PM10:30)
- ポイント:アジュール舞子西ワンド中央
- 天気:晴れ
- 気温:20℃台後半(夏の日差しだけど日陰は過ごしやすい)
- 風:ほぼ無風
- 潮:大潮で早朝5時ぐらいを満潮に下げ潮 数日前の雨で浮遊ゴミたくさん
- 混雑具合:西ワンド内は孫文記念館側以外混雑気味
- 自分の釣果:豆アジ2匹、豆サバ1匹、豆ガシラ×5匹、豆アナハゼ×1匹、ベラ×2匹
- 周囲の釣果:豆アジ、サヨリ(30センチ級)、スズメダイ、豆サバ、豆ガシラ
料理方法
- 全部唐揚げ
アジュール舞子釣り場情報(2016年6月18日時点)
- 交通手段:自動車がベスト、電車ならJR舞子駅が最寄りかな?
- 駐車場:大型有料駐車場あり 200円/1時間で上限設定なし
- トイレ:ワンド中央にある異人館風建物の裏に男女別トイレあり、おそらく日中のみだが西側の舞子公園事務所内のトイレも利用可(石鹸付き、エアコンありで快適)
- 安全性:1m以上のフェンスあり、数箇所に浮き輪の設置あり、日中は警備員の巡回あり
- 喉が渇いたら:ドリンクの自販機が数箇所あり
- お腹がすいたら:公園の北側すぐに飲食店があるがそこは高級和牛専門店、1kmほど東に行けばサイゼリヤやなか卯あり、基本的には何か持参しよう
- 近隣釣具店:フィッシングマックス垂水店が車で5分ほどの距離にあり
- コンビニ:1kmほど東に歩けばファミリーマートあり
- 釣りに飽きたら:緑地帯があるので飽きたら軽いボール遊びぐらいはできる、夏は東側のビーチで海水浴ができるので釣りとの2本立てで遊ぶことも可だしその季節以外でも磯遊びなど出来る、近隣に三井アウトレットパークがあるため家族とは別行動で釣りを楽しむなんてことも可能、アウトレットの隣にはスーパー銭湯もありその前のワンドでも釣り可能