ガシラ連発&初物カタクチイワシ@アジュール舞子[2015.05.05]

ゴールデンウィーク後半5/5こどもの日。雨の心配も無く潮周りも良さそうということで、息子と早朝からアジュール舞子へ行ってきた。この日の潮はこんな感じ。朝マヅメに大潮の満潮を迎えるタイミングでなんとなく期待できる雰囲気がプンプンしている。気がする。

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ゴールデンウィーク早朝のアジュール舞子はガラガラ

満月が西の空に輝く早朝4時に自宅を出発しR171で西宮へ移動、そこから若宮まで阪神高速でワープ、フィッシングマックス垂水店に着いたのが日の出と同時の午前5時ぐらい。そこでシラサエビ1杯500円とアミエビレンガ1個220円を調達。そこからアジュール舞子の駐車場までは10分とかからない。

ゴールデンウィークとはいえこの時間なのでまだまだ空いてる。孫文記念館の前あたりがやや混雑してるぐらい。サビキの釣りモノが増えたらこの時間でも混むだろうけど。

今日のポイント選び

風もなく場所は選び放題だったのでワンド東側の沖寄りに陣取る。トイレから遠いせいかここは割と空いてることが多い。そしていつもながら目の前にそびえる明石海峡大橋の美しさに見とれる。

カゴ天秤 投げサビキ 胴突きの3本です

この日出した竿は3本。仕掛けはそれぞれ以下。

  1. 3号3.6mの磯竿にカゴ天秤仕掛けでエサはオキアミ 撒き餌はアミエビ
  2. 2号4.2mの磯竿に投げサビキ サビキはピンクスキン3号 撒き餌はアミエビ
  3. テトラ短竿に2本針の胴突き仕掛けでエサはシラサエビ

1は沖を流してメバル狙い。2はそろそろカタクチイワシの回遊があるかもってことで投げサビキをセットしタナを水面直下にして来たるべきチャンスに備え足元に浮かしておく。3は根魚を中心に小魚でも何でも釣れればいいやということで足元のキワで五目釣り。

カゴ天秤仕掛けでスズメダイとメバル

腹ごしらえをし、満潮を一時間後に控えた午前5時半過ぎに第一投。まずはシラサエビの胴突き仕掛けを投入。が、しばらく何も起こらない。ここは置き竿にして足元に垂らしておこう。続いてカゴ天秤をビュッと投げて15m沖ぐらいを流す。タナは3ヒロぐらい。流れ流れてあっというまに隣の人のポイントへ。さすが明石海峡、ワンド内なのに潮が川の流れのよう。時間とともに釣り場も混み始め周りに迷惑を掛けてしまうので、以降、この仕掛けは潮が緩んだときだけ沖に流すことにする。なお、カゴ天秤の仕掛けは大体こんな感じ。

実際はこのカゴに安物のサビキウキと適当な2本針仕掛けをつけている。

その後、流れた仕掛けを回収したところスズメダイがかかっていた。ウキには特に反応がなかった。 8号ウキじゃ仕方ないか。

実は6年+(空白の20年)+1年の釣り人生で初めて釣った。外道中の外道という一般認識だろうけど、なんとなく嬉しいので持ち帰る。唐揚げにして息子が食べたが特に感想は無かった。

その後、カゴ天秤仕掛けには15cmほどのメバルが1匹かかった。これはウキがじんわり沈んでいいアタリ。しかしながら胴突き仕掛けにアタリが連発し始めて手が回らなくなったので早々に終了とする。また潮が緩いときにチャレンジしてみよう。

サビキで初物のカタクチイワシ

満潮から折り返したあとの7時ごろ、ワンド中央沖の水面が騒がしくなってきた。小魚の群れが水面で跳ねている様子。だんだんこちらに近づいてきて水面直下にやや細長く青魚っぽい魚影が見えた。これは…イワシや!イワシが来たでー!えらいこっちゃ!ということで急いで投げサビキを投入。が、寸前で群れが移動してしまい針にはかからず。隣にいたファミリーはうまく捕らえて連掛けしていた。見せてもらうと、丸々太った15cmサイズのカタクチイワシ。うらやましい。

どうやらアジュールで今年初めてのカタクチイワシだったみたい。群れはパシャパシャと跳ねながら遠くに行ってしまったが、広いワンド内を転々としつつさざ波をたてて回遊している様子が見てとれる。みんなアミエビを撒いてとどめようとするんだけど、何かに追われてる様子で群れが落ち着かない。大きなボラが悠々と泳いでいたけどこいつが追いかけてるのかな?あれ?ボラって魚食うんだっけ?

そうこうしている間にまた群れが近づいてきた。できるだけ沖に投げてから待機、群れが近づいたら仕掛けを引き寄せることにする。これでようやく群れのなかに仕掛けを通すことができ4連でゲット。おおプリプリの魚体キラキラのウロコ!今日は刺身丼や!と急いで針から外して打ち返そうとすると、もう群れは仕掛けが届かない位置に移動してしまっていた。その後、2回ほど目の前に回遊があって数匹追加。サビキ仕掛けのファミリーで釣り場が埋まり出した9時ぐらいにはもう音沙汰なし。まだまだ群れが小さいんやね。

10匹にも満たないカタクチイワシは帰宅後手開きにしてお造りでいただいた。やっぱりカタクチイワシの刺身は美味い。青魚で一番美味いかも。家族4人で食べ、あっという間に無くなった。

シラサエビの胴突きでガシラ連発

7時を過ぎ下げ潮になったぐらいからシラサエビの胴突き仕掛けにアタリが出始めた。ガシラ、ガシラ、ガシラ。小型のガシラがとにかく釣れる。

短竿で若干沖目に仕掛けを投入して底を取り、軽くシャクって少しづつ手前に寄せる、底を取ったまま糸のテンションをゆるめて糸フケ状態にしてエサを漂わせる、これが正解なのか分からないがそんな誘い方を繰り返すと高確率でアタリがあって5割ぐらいの確立で釣れてくる。残り5割はアタリを外すか根にもぐられて根がかりになるかどっちか。

おかげで仕掛けとオモリのロストは多かったけど飽きることなく楽しめて、短時間でバケツいっぱいになった。メバルも釣れた。そしてなんとあの憧れの高級魚アコウが!わずか4cmの!いるんやねー。

まだまだアタリはあったけど、空腹とさすがに疲れが出てきたのでAM11:00を目処に納竿。

次回と反省を込めて追記:
当時は釣りを再開したばかりで何が釣れても楽しい状態。この上の写真に写ってる小さなガシラは何も考えず全て持ち帰ってしまいました。

後々分かることですが、これは釣り人としてのモラルに欠ける行為でした。

ガシラなどの根魚は成長が遅いとされ、こういった小型のものを釣り尽くすことで繁殖にも影響が出て、その釣り場の魚のストックがどんどん減っていくことに繋がります。本来は20センチ以上のガシラが釣れて当たり前のところ、成長しきらないまま釣り尽くされるから小型のものしか釣れなくなったり。

事実、この釣り場ではまともなサイズ、つまり20センチ以上のサイズのガシラがなかなか釣れません。

もちろん強制できるものでは無いし、少しぐらいは構わないと思います。しかし釣り場の将来のことも考え、小さなサイズの根魚はできるだけリリースを心がけたいものです。

2015年5月5日@アジュール舞子 釣果等まとめ

小型の魚ばかりだったけど、シラサエビの胴突きにアタリが続いて飽きることが無かった。カタクチイワシの回遊は、ワンド内で群れが回遊する様子が視覚的に楽しめてドキドキ。回遊があれば周囲も盛り上がってお祭りに参加できた気分。気候もよく楽しい釣行であった。個人的に今日が今年の釣りシーズン開幕の日という印象。

釣果情報

  • 釣行時間:2015年5月5日(AM5:30~AM11:00)
  • ポイント:アジュール舞子西ワンド東側
  • 天気:うす曇~晴れ
  • 気温:14℃~20℃くらい 早朝は寒かったが徐々に半袖でOKな気温に
  • :早朝は無風~徐々に北西の風が強くなる
  • :大潮で頻繁に流れの向きが変わる(満潮06:40 / 干潮14:14)
  • 混雑具合:AM5:30時点では釣り座選び放題~AM10:00ぐらいにはファミリーでごったがえす
  • 自分の釣果:ガシラ(小型)×20超、メバル×2、カタクチイワシ×6、アコウ(極小)×1、スズメダイ×1
  • 周囲の釣果:虫エサやシラサでのガシラやメバルは概ね好調、隣でコブダイの幼魚が釣れていた、サビキは7時から8時にカタクチイワシの回遊があったがそれ以降は確認できず

アジュール舞子釣り場情報(2015年5月5日時点)

  • 交通手段:自動車がベスト、電車ならJR舞子駅が最寄りかな?
  • 駐車場大型有料駐車場あり 200円/1時間で上限設定なし
  • トイレ:ワンド中央にある異人館風建物の裏に男女別トイレあり、おそらく日中のみだが西側の舞子公園事務所内のトイレも利用可(石鹸付き、エアコンありで快適)
  • 安全性:1m以上のフェンスあり、数箇所に浮き輪の設置あり、公園のため警備員の巡回あり
  • 喉が渇いたら:ドリンクの自販機が数箇所あり
  • お腹がすいたら:公園の北側すぐに飲食店があるがそこは高級和牛専門店、1kmほど東に行けばサイゼリヤやなか卯あり、基本的には何か持参しよう
  • 近隣釣具店フィッシングマックス垂水店が車で5分ほどの距離にあり
  • コンビニ:1kmほど東に歩けばファミリーマートあり
  • 釣りに飽きたら:緑地帯があるので飽きたら軽いボール遊びぐらいはできる、夏は東側のビーチで海水浴ができるので釣りとの2本立てで遊ぶことも可だしその季節以外でも磯遊びなど出来る、近隣に三井アウトレットパークがあるため家族とは別行動で釣りを楽しむなんてことも可能、アウトレットの隣にはスーパー銭湯もありその前のワンドでも釣り可能