関西ファミリーフィッシングの雑記帳は「Fam Fishing(ファムフィッシング)」に生まれ変わりました

タチウオ釣れずも青物ゲット!@神戸港某所[2019.09.15]

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例年であれば、7月末ぐらいから8月にかけて神戸の沖提や神戸空港あたりでタチウオの釣果が出始めます。しかし今年はほぼ釣果を聞かず。

神戸の湾奧にある波止でも、お盆ぐらいには50センチサイズぐらいの小さな夏タチを数釣りできるはずなんですが…今年は影も形もないまま8月が終わってしまい。

そんな状況のまま9月に入り、ようやく沖提などでタチウオが上がり始めました。これは約一カ月遅れといえます。これがそのまま湾奧の釣果に影響するのか?つまり大阪湾内で最後にタチウオが釣れ始める南芦屋浜近辺でも一カ月遅れるのか?多分そうはならないと思いますが、自然が相手なのでなんともいえません。

とはいえ夏タチが釣れるポイントでちらほらとタチウオの釣果が出始めたらしいので、3連休の中日に狙ってきました。さて、タチウオは釣れたのでしょうか?

いつもと違う?2019年の大阪湾における釣果

タチウオ回遊の遅れと関連して、今年の大阪湾でちょっと気になることをまとめておきます。あくまで素人の憶測、仮説なので話半分でお読みください。

ここが違うぞ2019年の大阪湾

例年同じ時期に同じ場所で同じ魚が必ず釣れるなんてことはなく、毎年状況は違って当たり前。それはそうなんですが、それでも今年の大阪湾はいつもと違うなと感じるポイントがあります。

大阪湾で海釣りを再開して6年目の私。まだまだ若輩者ではございますが、そのポイントを書き出してみます。

  1. タチウオの釣れ始めが遅い
  2. 小アジの成長が遅い
  3. 青物(ツバス~メジロ)の魚影が濃い
  4. 死滅回遊魚であるメッキが各所で釣れている

いずれも回遊魚の話ですね。タチウオについては先ほど書きましたので、その他のポイントに軽く触れます。

9月ぐらいになると小アジのサイズが15センチを超えてきて、刺身にもフライにも最適な食べごろサイズになります。それが今年はちょっと小さくて12センチぐらいが平均。小アジを刺身にして食べるのが好きなんですが、今年はまだサイズが小さいのですごくさばきにくい。

一方これは好ましい状況なんですが、6月ぐらいからずっとツバスやハマチサイズのブリが好調に釣れ続けています。6月ぐらいのツバスはサビキでも簡単に釣れるレベルでした。これは少なくともこの数年なかった状況。いい思いをした人も多いでしょう。

そして9月に入ったぐらいから、大阪湾の各所でメッキが釣れているという情報が出始めました。ギンガメアジなど、通称メッキと呼ばれる魚は黒潮由来の暖かい海の魚であり、水温が下がると大阪湾では死ぬといわれています。これがメッキが死滅回遊魚と呼ばれる理由。大阪湾で釣れること自体はそれほど珍しいわけではないですが、毎年安定して釣れるものでもありません。(冬の神戸で釣れる温排水ポイントがあったりしますが、それはまた別のお話)

高い水温が影響?

先ほどの事象とこれに相関関係があるのか定かではないのですが、今年の大阪湾は春先からずっと水温が高い状況にあります。こちらは今年4月から記録されている神戸港海水温の水位。

出典:第五管区海上保安本部海洋情報部

青のラインはここ10年程の平均値、赤のラインは2019年の海水温。特にお盆ぐらいの時期は例年より2度も高いことがわかります。なるほど、高水温を好むメッキが釣れているのは必然かもしれません。

となると、タチウオの釣れ始めが遅れているのはこの高水温が影響している可能性があります。また、初夏から続く青物の好釣果もこれが関係しているかもしれません。残念ながらサンプルが今年だけなので、仮説の域を出ませんが。

これからも釣りを続けていくとは思いますので、毎年データをとりつつ検証していきたいと思います。いつか答えが出せればいいな。

サビキをしつつタチウオ狙い そして今年常連のアイツが

残暑厳しい橋の下

前置きが長くなりましたが、今日の釣り場はお馴染みのこちら。14時半到着です。

実はお盆にもタチウオ狙いで来ておりまして、約一カ月ぶりです。

まあ前述のとおり、今年は夏にタチウオの回遊がありませんでしたが。

たまたまその時もやっておられたのですが、橋の下では阿波踊りをされているグループが。

打楽器系生演奏のおはやしが橋げたの下で共鳴し、とてもトランシーな響きが一帯を包んでいます。これでも昔はレイヴに通って一晩踊り明かしたこともある身。踊りたくなるのも分かる。とはいえ今日は厳しい残暑で最高気温36度予報。この暑い中ようやるわと思いましたが、客観的に見れば釣り人も同じ。お互い様ですね。皆さん無理のないように。

夕方からサビキタイム突入

今日はタチウオ狙いかつライジャケを忘れてしまったため、安全なフェンスがある西側の堤防にて竿を出すことにします。

まだタチウオの本番シーズンではないので、釣り場の空きは十分。常夜灯がある場所に落ち着いて、まずはサビキから開始します。しかし全く反応なし。周りの皆さん何も釣れている気配がありません。仕方ない、夕まずめを待つとしましょう。

来るもの拒まずのサビキですが、基本的には美味しい美味しいマアジ狙いです。ここではこれまで何度もサビキをしていますが、15メートルほど投げた底のタナでいいサイズが釣れることが多いので、この日も投げサビキ仕掛け。

水深はかなりあるので、ウキ下は15~20メートルに設定します。これで底すれすれにカゴがくる状態。

16時を過ぎるとポツポツとマアジがかかり始めますが、どれも15センチに満たないサイズ。やっぱり今年は小さい。晩秋までにはスクスク育って20センチになっておくれ。

この日はマアジに加えてウルメイワシが多く回遊しました。10センチ程度でタチウオのベイトとしてはジャストサイズ。期待が高まります。

のませ釣りでハマチをゲット!

時刻は17時。日没まであと1時間あまり。タチウオ釣り開始の目安です。

今日は息子も同伴していますので、サビキでのお土産調達は彼に託し、私はぼちぼちタチウオ狙いを始めるとします。ここは水深があるので、早い時間からタチウオが釣れることがあります。やったるぞー!

まずはセオリー通り「なるべく沖」の「なるべく深い」ところを狙うべく30グラムのジグを投げます。選んだのは信頼の実績のジグパラ2トーンカラー。

全力でキャストして底まで沈めます。ゆっくりシャクること10回。また底まで沈めます。それを繰り返して手前まできたら回収してまたキャスト。沈める、シャクる、沈める、投げる、沈める、シャク…、あれ?反応ないな。ジグもいろいろローテーションしますが異常なし。周囲の釣り人も異常なし。日没まで頑張りましたが、ジグには反応無しでした。うむむむ。

一方、うちのサビキ息子。爆釣とはいかないまでもコンスタントにアジやウルメイワシを釣りあげています。その様子をぼんやり眺めていると、回収直前のアジに高速で迫る白い魚影が。間違いない、青物だ。

息子と顔を見合わせつつ、ダメもとでやってみるかと、そのアジをエサにのませ仕掛けを急ごしらえして投入しました。当日の仕掛けはこの通り。

サビキ用をそのまま転用したので、リールがちょっと非力でラインも心もとない。本来なら4000番台ぐらいのリールで、ラインも4号以上にしておきたいところ。針も細軸のチヌ針2号でちょっと不安。でも仕方ない。ウキ下は2ヒロぐらいに設定して、釣ったばかりのアジの鼻に針をかけて投入します。いってらっしゃーい!投入後、ドラグはゆるゆるにしておきます。

アジに引かれてぴょこぴょこと動くウキを横目で見つつ、そのままタチウオを狙います。釣れないけども。ジグをシャクりながら須磨の山に沈みつつある夕日を眺めていると、息子が声を上げてのませの竿に飛びつきました。めっちゃグイグイ曲がってる!キター!

うまいこと息子のアワセが決まったようです。「ドラグを!適当な感じに!締めて!」という指示にならない指示を投げつつ、自分の竿を放り出して交代。ドラグを締めて寄せていきます。右に左に走りつつ、ギュンギュンとドラグが鳴る。青物で間違いなさそう!たまらん。

強いタックルではないのでラインブレイクを気にしつつ引きを楽しむこと数分、ようやく水面に姿が見えたので、最後は息子に任せて私がタモ入れ。

やりました!実を言うとまともに青物といえる青物を釣ったのは初めて。それを息子と協力しつつ釣り上げたのは感慨深いです。大人になっても覚えていてくれるだろうか。

せっかくなのでサイズも測っておきましょう。フィッシングショーでもらったDRESS爆釣メジャーのマーカーを置いてパシャリ。

43.2センチ。もうこれはハマチって呼んでいいサイズですよね?ハマチだワーイ!

エラを切って迅速に血抜きしたのち、息子が手早くワタヌキをしてくれました。

魚をさばく系のYouTuberがいるらしく、その影響からか魚の解体なんかにも興味を持っているようです。イマドキの子はいろんなきっかけがYouTubeだったりする。

タチウオの気配なし!

えっ?肝心のタチウオはどうなったかって?

暗くなってからはジグから太刀魚ゲッターにチェンジし、表層から底まで全層を探りましたが、全く気配なしでした。ときおりベイトのイワシに当たる感触はありますが、タチウオのアタリはなし。

ウキ釣りの用意もしていましたが、周りのウキ釣りストも暇そうにしていたので今回は試さず。結果的にこの日は周囲でもタチウオの姿を見ることなく終了となりました。この日の釣具屋の情報でも「確認できず」だったので、本当に釣れてなかったのでしょう。まだまだシーズン序盤、ムラがあって当然です。もうじきコンスタントに釣れるようになるでしょう。

タチウオ狙いのかたわら、余ったキビナゴを短竿で波止際に落とし、数匹のガシラとアナゴを追加して今日の釣りは終わり。

本命は釣れずとも思いがけずハマチが釣れ、思い出深い釣りとなりました。とはいえタチウオのシーズンインも間もなくなはずです。今年も楽しみましょう。

ハマチは刺し身に イワシは目刺しに

ハマチの刺し身はさっぱり味

この時期このサイズのハマチは脂がのっていない。それは分かっていましたが、せっかくなので一日置いてから刺し身で食べました。

予想通りのさっぱりした味ではありましたが、かといって不味いということはなく家族4人であっという間にペロリ。しっかり血抜きしたのと早めの内蔵処理をしたのが功を奏したのでしょう。臭みが全く無く。

普段は魚屋でこれぐらいのサイズのハマチやツバスを丸のまま買って食べるんですが、漬けにしたりユッケ風にしたりして食べることが多いです。今度はもっと複数本釣っていろいろ試したいですね。

(写真撮るの忘れた…)

アジは漬けに

アジは小さかったのですが、むりくり三枚におろして生で食べられるように処理します。そのあと、酒、醤油、みりんのつけ汁に漬けて、おろしショウガと胡麻をふって半日ほど冷蔵庫へ。

飴色になったらつけ汁を捨てて食べます。すごく舌触りがなめらかな食感になって、ご飯のおともに最高。丼にして卵黄とネギをドバーッとかけて食べるのも最高!

これは以前に作ったやつ。

ウルメイワシは目刺しに

ウルメイワシは干して目刺しにしましょう。

5%の塩水にお酒を足し、30分ほどウルメイワシをつけたのちに干していきます。とはいえまだまだ残暑厳しく外で干すには抵抗があるので、ピチットシートに包んで冷蔵庫干しすることにします。

目刺しとかいいつつ目を刺してないじゃんというツッコミはご遠慮ください。もうちょっと涼しくなったら目に竹串をさして数匹まとめてから外に干せば非常に扱いやすいんですが。

ついでなので、アナゴも開いて干しちゃいます。酢でヌメリを取っちゃえば目打ちしなくてもキレイに開けるんだぜ。

ピチットシートは魚料理をするなら本当に便利なので、キャッチアンドイート派の皆さんは常備しておきましょう。釣具屋でも大概売ってます。

一晩経てば適度に水分が抜けていますので、軽くコンロで炙ってから頭ごといただきます!

the日本の朝食みたいな絵面になりました。いや実際これはこれで十分贅沢だなと思う。目刺しというと口が引きつりそうなほど塩分が濃いことがありますが、自分で作るなら甘塩に調整できます。

ちなみに一緒に干したアナゴは意外なほど味が無く、ゴムの切れ端を噛んでいるようでした。あれー?

海釣りのベストシーズンスタート!

さあ今年も秋がめぐってきました。海釣りのベストシーズン到来です。

去年の大阪湾は台風の傷跡も多く、全力で楽しめないところもありましたが、かなりの割合で復旧してきています。まだはっきり見通しが立ってない場所もありますが、来年には答えがでているはず。

タチウオは釣れずでしたが、満足がいく釣りができてベストシーズンに好スタートをきったといえそうです。みなさん楽しんでまいりましょう!

釣果情報

  • 釣行時間:2019年09月16日(14:30~19:00)
  • ポイント:赤い橋が見える公園(仮称)の西側堤防
  • 天気:晴れ
  • 気温:30度を超えて昼間は真夏の日差し/夕方も暑い
  • :釣りに支障がない程度に吹いて若干涼しく
  • 自分の釣果:マアジ×30、ウルメイワシ×30、ガシラ×3、アナゴ×1、ハマチ×1
  • 周囲の釣果:だいたい上に同じ

料理方法

  • ハマチの刺し身
  • アジの漬け
  • ウルメイワシの目刺し
  • アナゴの干物
  • ガシラは鍋の具に