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止々呂美ふれあい広場でニジマスを釣ったゴールデンウィーク

釣りコラム

明石海峡付近や大阪湾奥でカタクチイワシが安定して釣れ始めたら家族揃って釣りに行こうと思っているのですが、なかなかまとまって釣れている雰囲気がありません。大潮をむかえた先週末辺りから釣具屋の釣果情報でカタクチイワシが釣れ始めたという報せを見るのですが…経験上私は知っています。この時期のカタクチイワシはまだ群れが小さく、いつ来るか分からない短い時合いを逃すとボウズの可能性大ということを。

4月初旬ぐらいの水温や釣果情報を見て「今年は早そうだな~」と思ってたんですが、結局例年通りという感じですね。まあこんなもんなんでしょう。

とはいえゴールデンウィークに突入し天候も申し分ない4月末日。屋外で遊ばない手はないだろうと、前々から目星を付けていた場所へ家族で遊びに行くことにしました。場所は箕面市の山中にある「止々呂美(とどろみ)ふれあい広場」。大人一人300円400円という破格の利用料でバーベキュー場が利用でき、追加料金でニジマス釣りもできるらしい。自宅から30分程度の近場だし、ゴールデンウィーク二日目の土曜日にちゃちゃっと行って参りました。

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午前中のニジマス釣りは厳しかった

開場時間は朝8時から

事前に調べると、施設自体は朝の8時から利用できるとのこと。

止々呂美ふれあい広場で大自然を満喫!~余野川の渓流で釣り・川遊び・バーベキューが楽しめます!~/箕面市

おいおい朝8時て。そんな早い時間からバーベキューなんかする奴おれへんやろ~、往生しまっせ~、と高を括り自宅を8時過ぎに出発。これでも早めに出たつもりでした。

利用料はとってもリーズナブル

特に渋滞もなくチッチキチ~っと車を走らせ9時前に現地着。駐車場の受付らしき場所で漁業協力金という名目の利用料を払います。

我が家の場合は大人300円×2、小学生100円×1、幼児0円×1、計700円。駐車場代は無し。安っ。

※2017年は大人400円、小中学生200円に変更されたようです

朝9時の段階でほぼ満員状態でした

しかし駐車場は既に埋まってしまっており、そこから奥へ行った謎の空き地へ駐車するように案内されました。蓋のない微妙な幅の側溝をまたがなければならず脱輪にヒヤヒヤ。

重い荷物を引きずりバーベキュー会場へ向かうとそこもほぼ埋まりかけです。しかも既に肉を焼く匂いが。まだ朝の9時なのに!一時間前までおはよう朝日を観てたのに!ほとんどのグループがタープとか本格的なアウトドアアイテムを用意してて本気な感じです。恐れ入りました!すいませんなめてました!

この写真は朝ではなくお昼ごろのものですが、朝イチ9時の時点で両側の場所に空きはありませんでした。私たちは仕方なく一番奥の場所を選択し、サンシェードを立てて今日のスペースを確保。地面が大きめの砂利石なのでシート越しでもSiriが痛い…

追記:

2017年のゴールデンウィークに再訪しました。今度は朝8時ちょうどに到着。が、既に駐車場は満車、会場もほぼ埋まりかけ。臨時の駐車場に停めさせていただけたのでなんとかなりました。

運営の方にお話を聞くと「8時からと告知してるのに朝6時から並ばれる。交通の邪魔になるから早く開けざるを得ない。」とお困りのようでした。

場所取りに焦る気持ちはわかりますが、時間は守りましょう。

サンシェードを立てて基地確保

ちなみに色違いですがサンシェードはこれを使ってます。

ほとんどテントのような見た目で4面がフルクローズできるから着替えなんかも出来て便利。耐水性は強くないけどにわか雨程度なら平気。寒い時期も風を通さないので快適です。風が強くなく場所的に余裕があるときは釣り場でも使ってます。ただし片づけが超面倒!次に買うならワンタッチで開閉できるやつにしようと思う…

なお、会場全体のレイアウトはこんな感じでした。参考まで。

場所柄、車で来られることがほとんどだと思います。どの方向から来ても国道423号線から橋を渡って会場に入るわけですが、ちょっと道が細いので運転が苦手な人は気をつけてください。

初めてのニジマス釣り 仕掛けとエサは自前で

とりあえず場所をキープして落ち着いたものの、バーベキューにはまだ早い時間です。まずはニジマス釣りをすることに。

1竿2,000円で持ち帰り制限なし

駐車料金を払った受付でニジマス釣りの料金を払います。

一竿2,000円で二本目以降は女性と子供に限り1,000円になる料金体系。ゆえにおっさんは二本目でも普通に2,000円なので泣かない様に。会場入りするときに”漁業協力金という名目”で料金を払ったと書きましたが、ここは地元の漁協が運営しているからそういうことになっているみたいですね。

貸し竿はエサつきで1,000円

なお貸竿もエサ付き1,000円で借りられます。エサの販売もしてるみたい。

私は仕掛けを自作してエサも前日に買っておきました。仕掛けはサヨリ釣りにも使う4.5mの延べ竿に道糸はナイロン1.5号(ダイソーで購入)、小さな玉ウキとガン玉を打ってハリス付きの山女針6号をサルカンで結んだだけのシンプルな仕掛けです。貸竿の仕掛けもだいたい同じっぽい。エサはこれ。

ブドウ虫30匹入りで480円。中に段ボール紙がくるっと丸めて入っていて、中空になった穴にブドウ虫が糸を張って潜んでいます。

渓流釣りが初めてなんでブドウムシも初めて触ったんですが、針付けしやすくて扱いやすいエサでした。実際のところ蛾の幼虫らしいですが、手触りがフワフワしててマシュマロのようでカワイイ。(あくまで個人的な意見です)

混雑気味の釣り場へ

受付でもらった札を首からかけていざ釣り場へ。

こんな風に川の流れが石で区切られており、自由に場所を選んで竿を出すことができます。さすがにゴールデンウィークなんで竿を出す場所に困るほど混雑してました。

言うまでもなくニジマスは養殖物が放流されていてそれを釣ることになります。午前午後で計2時間ほど釣りをしてましたが、放流を見たのは一回きりでした。どのポイントが良いのか分からないので、ぱっと見で水深がありそうなエリアを選んで第一投。ウキ下は適当に60cmぐらい。

周りを見るとポツポツ釣れてるみたいです。よし、家族分4匹釣ってバーベキューで焼くぞと気合を入れるもののなかなか釣れない。投入するポイントやウキ下を適宜変えていきますが反応無し。放流された魚なんて腹ペコですぐ食いつくやろ~と正直甘く見てました…

辛くも1匹ゲット

30分ほど粘って玉ウキにピコンピコンとアタリ。やっと食いました。軟調の延べ竿なのでなかなか上がってこないからやりとりが楽しい。息子が網を入れてくれてようやく一匹目。25cmほどの立派なニジマスです。

合わせが遅かったようで針は喉の奥。針ハズシで取ろうと試みましたが0.4号の細ハリスなので喉奥に針を残したまま切れてしまいました。どんどん弱っていくニジマス君。すまぬ、すまぬ。

そこからアタリも無くなりお腹も減ってきたので一旦終了。まだエサも沢山残っているので、バーベキューをして午後からもう一回チャレンジする事にします。

釣れたニジマスは洗い場でキッチンバサミを使いエラとワタを出してクーラーボックスに入れておきました。

午後はまずまず 計4匹で終了

安コンロでBBQ

今まで何度か家族でバーベキューをしたのですが、いずれも備え付けのコンロでのバーベキュー。ここは全て持ち込み、自前で用意する必要があるので1,000円程度の安いコンロを事前に購入しておきました。

メーカーは自分的にはお馴染みのキャプテンスタッグです。 にわか貧乏アウトドアユーザーの強い味方、それがキャプテンスタッグ。

Amazonのレビューを見ると「深さがないので網までの距離が短く炭が少量しか置けない」とネガティブなレビューがあり、使ってみるとほんとその通りで笑いました。でも家族4人ぐらいで昼食に必要な量をささっと焼いて食べるには十分。むしろ良い選択をしたかも。でも大人数でのんびり焼きたい場合は避けたほうが無難です。

安い肉でも外で炭火で焼くと美味いですね。ニジマスもこのコンロで焼くつもりでしたがお腹一杯になったので持ち帰ることに。最後にマシュマロを焼いて終了。ごちそうさまでした。

午後はコンスタントに釣れるも針が無くなり終了

腹が満たされたところで釣り再開。午前と同じ場所でやってみます。

偏光グラス越しに水中を見ると川底に黒い魚影が見えました。流れの中心に大きな岩があって、その下流がえぐれて窪み状になっている場所に時おり回遊してくるみたい。流れも淀んでいてヨレになっており狙いやすそうなので、ピンポイントでそこを狙って一匹追加。

その後も偏光グラス越しに目視で魚を見つけては狙い撃ちする汚い大人作戦でパタパタっと追加し、短時間で目標の家族分4匹をゲット。待ってれば放流もあるだろうし、もうちょっと数を伸ばそうかと思ってたんですが、あいにく針のストックが尽きてしまいました。

実は何度か根掛かりでロストしており、釣り上げた魚はいずれも針を飲んでいて針外しに失敗していたのです。アワセ下手すぎ?

エサはまだまだあるものの針が無いので強制終了。おつかれさんでした。

塩焼きにして夕ご飯の食卓へ

ということで家族分4匹は夕食で塩焼きに。それなりに美味しかったのですが、脂ののった海産魚を食べ慣れている我が家からするとニジマスは淡白な淡水魚だったので家族のリアクションはイマイチでした。次に食べる機会があればムニエルとかフライにしてみるか。

バーベキューを含めたレジャー自体はとても楽しめました。海と違って視界に緑が多く空気も美味しいので心身リフレッシュ。たまには山もいいですね。

この記事は関西在住の釣り人が書きました

1978年大阪生まれ大阪育ち大阪在住。

家族共通の趣味を持つべく2014年に20年ぶりの釣りを再開。京阪神の海にて活動する小物ハンター。釣りの目的は現実逃避とおかずの確保。海は大きい、自分で釣った魚は美味しい。それでいい。

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