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関西ファミリーフィッシングの雑記帳

安く釣って美味しくいただく 大阪湾岸家族で楽しめる釣り情報

【釣行記】今期初豆アジがてんこ盛り@神戸港某所[2016.06.11]

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神戸周辺の釣果情報を確認していると豆アジの釣果がちらほらと見られるようになって来ました。数は少ないものの湾奥の尼崎市立魚釣り公園や鳴尾浜臨海公園海釣り広場でも釣れ始めているとか。

湾奥では例年7月に入って梅雨明け前ぐらいに豆アジが釣れ始めるという認識でしたが、今年は一ヶ月ぐらい早い感じ。

兵庫突堤は5月の中旬から、神戸空港では2週間ほど前から安定して釣れ始めたようす。資料がないので確証は持てないのですが、おそらく豆アジもタチウオと同じように紀伊水道から北上して大阪湾に群れが入ってくるんじゃないかな?淡路島寄りに北上した群れは神戸の沿岸に沿って西へ進むはず。じゃあそろそろ神戸空港から少し東の辺りでも釣れるようになってるんじゃない?

ということで今期初の豆アジを狙いに行ってきました。

豆アジの南蛮漬けで夏の訪れを感じる

20年前はどうやって食べてたのか

私は20年のブランクを空けて釣りを再開したわけですが、その20年前もサビキで豆アジを釣りました。当時は釣ってきた魚を全て母に渡して料理してもらってたんですが、南蛮漬けにして食べた記憶はありません。

まあ、大量の魚を処理して揚げて漬けるなんてメンドクサイですもんね。それに子供のころは酢の物が好きじゃありませんでした。

南蛮漬けを食べるようになったのは釣りを再開してから

2年前に釣りを再開してからは自分で料理をするようになり、酢の物もいつの間にか好きになっていました。2年前の同じ時期、たくさん釣れた豆アジを目の前にどう料理しようか検討した結果「南蛮漬けしかないやろ」という結論に至り南蛮漬けに挑戦。作るのも食べるのも初めて。結果として大好物になり、我が家の夏の定番メニューとなりました。

豆アジを釣るという行為は釣りを楽しむというよりかは食べて楽しむという方向に意識が向いているので、効率よくて手返ししてなるべく数を伸ばす”漁モード”に入ります。

さて今回は釣れるでしょうか?

夕まずめのサビキと半夜釣り

夕方までは音沙汰なし

今日は風邪気味の息子を家に残して単独釣行。

夕まずめの時間帯に回遊してくる可能性が高いであろうアジを狙ってサビキを、そして暗くなってからは根魚やアナゴでも狙おうということで釣り場に15時着。この時間まだまだ釣り人は少ないです。 

両側の石ベンチあたりに人が集まっていたので、全然人がいない真ん中辺りで釣ることにしました。そこから左を向いたところ。そして右。

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両側100メートルほど人が居ないぜ(寂しいぜ)。

サビキといえば人がたくさんいてアミエビがたくさん撒かれるとこに行くというのがセオリーですが、今日は一人きままにのんびりやりたいのですよ。そんな日もあるんですよ。そもそもここみたいに潮の流れが速い場所だと必ずしもそのセオリーが成り立つわけではないという持論もあります。

周囲を見ても釣れてるようすは無いのでゆっくりと準備。アミエビのレンガをパッケージままバケツに入れて海水を注いでおきます。気温も水温も高いのでこの時期は早く解凍できて助かる。

 試しに勺でアミエビを撒いたりサビキを投入したりしますが特に反応は無し。青イソメをつけた胴突きも足元に垂らしますがこれも反応無し。まあ今日は時間に余裕があるので気長にいきましょう。

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今日は豆アジ狙いということでサビキは小さめの1号針。ささめ針のちょい太ピンクスキンです。ハリスが太目なので中サバぐらいの魚が掛かっても大丈夫。

ささめ針(SASAME) ちょい太豆アジ ピンクベイト S-107 針2号 ハリス1号

ささめ針(SASAME) ちょい太豆アジ ピンクベイト S-107 針2号 ハリス1号

 

これを投げサビキ仕様にしてちょい投げ、アジといえば底だろうという固定観念のもとタナを測って6ヒロ程度に設定します。これで底スレスレにアミエビのカゴが漂う感じ。

いちおう足元から竿下、そして沖合い数十メートルといろいろ探りますが何の気配もない。小サバやイワシぐらい釣れてきてもいいのにな。

17時前ぐらいに今期初豆アジ登場

少し日も傾いた17時前、沈み込むことはないもののサビキウキがポコポコと妙な動き。あげてみると10センチ前後の魚が掛かっていました。 

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来ました豆アジ。マアジ?マルアジ?色とゼイゴのカタチからしてマアジですね。いつもは梅雨明け前後ですが今年は早々に豆アジ釣れました。自分で釣れる場所を予想して狙い通りの魚が釣れるのは嬉しい。

その後時間を追うに従って群れが大きくなってきたようで、18時以降ぐらいのいわゆる夕まずめの時間帯に入れ食い状態となりました。アタリがあってからもラインのテンションをかけつつ仕掛けを置いてしっかり追い食いさせると、4連5連と豆アジが鈴なり状態。

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最初は底だったタナも日が落ちるにつれ徐々に上ずってきて、2ヒロぐらいの浅いところで掛かるようになりました。こうなったらウキは外してリールも触らず仕掛けの長さを竿の長さと同じにして固定。延べ竿感覚で竿を使いなるべく手返し良く効率よく釣っていきます。しまいにはアミエビいらずで入れ掛かりモードに突入しました。

釣れたら足元に置いた水汲みバケツにどんどん活かしたまま溜めていって、アタリが遠のいたタイミングを見計らいまとめてクーラーへジャバーっと収納。その繰り返し。

もう釣りを楽しむとかじゃなく漁です。作業です。ルーチンワークです。うおォン、俺はまるでアジ釣りマシーンだ。それでいい。食べるのが目的だし。 

19時を過ぎ日没を迎えるまで釣れ続いて最終的にこんな感じ。

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何匹いるかは数えませんでしたが三桁越えは確実。ごく稀にサバ、サッパ、カタクチイワシが混じりましたが今日はアジの日だったようです。釣れ始めの時期にこれだけまとまって釣れれば上出来や。グッジョブやで俺。

近くに入っていたご婦人は「15匹ぐらいしか釣れなかったわ」と言っておられました。なんとなしに仕掛けを見たところちょっと針のサイズが大きい。この時期このサイズはやっぱり1号以下がいいです。サビキはその時の魚のサイズに合わせた針のサイズ選びが重要。

上の写真どっかで見たことあるなと思ったら、去年の11月に同じ場所同じ時間にアジを釣った時と同じ構図でした。スケールはほぼ同じなので見比べてみてください。

11月。

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6月。

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秋はやっぱりデカイね。

20センチ前後だったのでサイズはおよそ倍、重さや引きの強さはさらに数倍。5ヶ月経てばこんだけ成長するってわけです。今から楽しみだわ。

暗くなってからは根魚とアナゴ狙い。さっき釣れたサバを切り身にしたものと青イソメをエサにします。アナゴ狙いとかしたり顔で言っちゃってますが、短いような長いような釣り人生で未だアナゴを釣り上げたことがありません。この場所に居ることは確かなんだけど。

と、竿下にサバの切り身をつけて投入しておいたアナゴ針の仕掛けになかなか強い引きが。お!ついにアナゴきた?と上げてみるとお馴染みの彼でした。

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20センチ越えのガシラ。昼間はチビガシラばっかりだけどやっぱり夜はサイズがいい。即エラを切って血抜きしておきました。

これ以降音沙汰無し。さっき釣れた豆アジをエサ巻きテーラーに巻いて電気ウキをつけ最近チラホラ釣果が聞こえるスルメイカも狙ってみましたがこれもダメ。強い西風と西向きの潮の流れであっという間に流され何をやっているか分からん状態に。

どんどん勢いを増す風に負け21時に帰路へつきました。

唐揚げと南蛮漬けで美味しくいただく

明日がんばる

帰宅したのが22時過ぎ。クーラーを開けるとうんざりするほどの豆アジ。さすがに今からこれを処理する気にはなれなかったので明日の朝やることにしてクーラーに氷を追加。がんばれ明日の俺、たのんだぞ!

とは言うもののなるべく美味しく食べたいのでガシラは内蔵とウロコだけとる処理をしておきました。そして今夜の酒の肴として豆アジを数匹だけ無理矢理3枚におろして刺身に。新鮮なアジの身を食べつつビールを流し込みおやすみなさい。

翌日がんばった

翌日朝、豆アジを揚げるべく下処理をします。

豆アジの下処理は包丁もはさみもいらずカンタン。エラとカマの部分を指でグッと掴んで尾の方向へピーッっと引っ張るだけ。これでエラと内臓があらかた除去できます。頭とゼイゴは油で揚げればサクサクになるのでそのまま。あとは水道でお腹を掃除して終了です。

今回一晩置く事で初めて分かったんですが、この下処理は釣れた直後の新鮮なアジより若干鮮度が落ちて内臓と身が柔らかくなった状態のほうがやりやすいですね。イワシの手開きなんかも釣りたて新鮮状態だとやりにくいので同じ理屈かと思います。

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はい、というわけで下処理が終わりました。何匹釣れたのかはとうとう数えずじまいでしたが、1.5リットルのタッパにちょうど収まる量。おおよそ1.5キロ。今回はアミエビレンガ800グラムを2個使ったので、おおよそアミエビがそのまま豆アジに化けたということになります。

まずは唐揚げ

夕飯のおかずとしてまずは唐揚げに。塩コショウで下味をつけ片栗粉をまぶしてカラッと揚げるだけ。お好みでレモン汁など。アジはそれだけで美味い。

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豆サバなんて相手にならんくらい美味い。ごめんよサバ。君たちサバが豆サイズで売られていないということはつまりそういうことだと思うんだよ。

南蛮漬けは翌日以降に

食べきれない豆アジも同じくカラッっと揚げてから南蛮漬けの三杯酢にジュワっと投入。私はすっぱいほうが好きなので、酢:醤油:味醂の割合は2対1対1です。

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仕上げにニンニクスライスをひとかけ分だけいれるのが俺流。コクが出るので白ご飯何杯でもいけちゃう系の味になります。

作りたては骨やゼイゴが気になるし酢に角があったり落ち着いていない味なので、食べるのは翌日以降です。一週間かけてチビチビ食べるぞ。飽きたらタルタルソースやマヨネーズをつけても美味いぞ。

豆アジでも刺身にできないことはない

豆アジって揚げる以外に食べる方法ないの?という問いの答えになるかどうか分かりませんが、刺身にできます。できます、できますけど、親指サイズぐらの身しかとれません。でもちゃんとアジの刺身の味がします。美味いです。

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ただし身が小さく3枚におろすのも皮をはぐのも一苦労。そして苦労の割には取れ高が少ないのであまりオススメできません。

刺身以外だと酢漬けにするのもアリかもしれませんね。問題は骨だと思うのでそこをクリアできる調理であれば。

ガシラは刺身とすまし汁

ガシラはいいサイズだったので刺身にしました。あまりきれいとは言えない海域で釣れたので臭みが心配でしたが、ちゃんと血抜きをしたせいか臭みは無し。弾力のある白身とほんのりとした甘みで美味です。

残った頭と骨と皮は出汁にしてすまし汁に。

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以前同じようにしてみそ汁の出汁にしたんですが、使った味噌が出汁入り味噌だったためガシラの風味が上書きされて失敗。その失敗をふまえて今回は味付けを醤油と塩のみにしました。

なので今回は成功。一匹分だけなのに濃厚な出汁がでました。ガシラってこんなに旨みのかたまりだったのか。内臓も胃袋をきれいにして茹でたら珍味的な食べ方ができるらしいし捨てるとこ少ないな。

2016年6月11日@神戸港某所 釣果等まとめ

豆アジが釣れはじめたことで本格的にサビキシーズンが始まったという印象です。これを追っていろんな魚も入ってくるはず。ますます海はにぎやかに。

暑さには勝てませんが今年も楽しいシーズンが始まりました!次に待たれるターゲットはサヨリですかね。

釣果情報

  • 釣行時間:2016年6月11日(15:00~21:00)
  • ポイント:神戸港某所
  • 天気:うすぐもり
  • 気温:20度台後半 Tシャツ一枚で快適
  • :西からの風が次第に強くなる
  • :小潮で夕方17時ごろに干潮になるものの干満差ほぼ無し 全時間帯を通して西から東への潮の流れ
  • 混雑具合:全時間帯で余裕有り
  • 自分の釣果:豆アジ×1.5キロ、小サバ、カタクチイワシ、サッパ、ガシラ
  • 周囲の釣果:上に同じ

料理方法

  • 豆アジ:唐揚げ、南蛮漬け、刺身
  • 小サバ:その場で切り身にして釣餌に
  • カタクチイワシ・サッパ:ペット(ヌマエビ)の餌に
  • ガシラ:刺身、すまし汁の出汁

今後この釣場名は明示しないことにします

このブログをよく見ていただいている方からすると、去年秋に散々釣行記を書いてきた釣り場なのに何で今さら場所を曖昧にして書いてるんだと思われたかもしれません。

といいいますのは釣りに関しての注意書き看板を実際に見てしまったからです。前々からあるらしいというのは把握していたのですが見つけられずにいました。たまたま暇で周辺を散歩しているときに海から離れた場所に掲示されているのを発見。あーこれかと。

実状としてここでは問題なく釣りが出来る状態になっています。特に注意されたことはありません。地元民と思われる年配の方々がよく釣りをされており話をすることもありますが、今まで行政側から注意されたという話は聞いたことがありません。

ただルールはルールです。どれだけ実効性のあるルールなのか分かりませんがこれがある以上、釣り人の何らかの行為がきっかけで本格的に釣り禁止の方向へ傾けられていくのは容易に想像できます。今は行政の暗黙の了解のもとに釣り人とのバランスがとれている状態なんだと思います。

今後も釣りをさせてもらおうとは思っているのですが、私がブログに具体的な場所を書くことがそのバランスを崩す一因にもなりかねません。なのでブログで場所を明示するのをやめることにしました。既に過去の記事も修正済みです。ただ、知っている人が画像を見ればすぐ分かると思いますので。

神戸の岸壁は基本釣り禁止という条例があり、ここ以外にも暗黙のルールで釣りができているという場所がたくさんあるようです。

少なくとも自分が出したゴミは持ち帰り、汚れた釣り場は綺麗にして帰りましょう。ゴミ袋一枚、水汲みバケツ一つあれば出来ることです。