関西ファミリーフィッシングの雑記帳

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【釣行記】マイワシ祭りで釣り納め@神戸港某所[2017.12.23]

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いよいよ寒さが本格化してきまして、海釣りのターゲットもどんどん減っている2017年の12月末。

ここ2~3年と比較するとかなり寒い12月です。たびたび寒波がやってきて海水温の下降も早かった。去年一昨年と1月まで長く釣れ続いたタチウオですが、さすがに今年は終了ムードでシーズンオフも目前です。

しかし神戸周辺にはこの時期2種の回遊魚が回ってきて一時的に釣り場を賑やかにします。

ひとつはサヨリ。

神戸でも西寄りの明石海峡周辺に30センチを超えるサヨリが回遊してきます。タナが深いので、視覚で楽しむというサヨリ釣りの醍醐味は減りますが、食材として最高レベルなので毎年狙っています。

もうひとつがマイワシ。

どういうライフサイクルがあってそうなるのか分かりませんが、入り江状になったせまい港内などに大群が押し寄せます。しかもサイズが20センチ前後で、魚屋で呼ばれるところの中羽イワシから大羽イワシのサイズ。実は今までタイミングが合わずちゃんと狙えたことがありません。

どちらも釣り場の狂騒が幻だったかのように2週間程度で消えてしまうことが多いので、釣れてる時に無理してでも時間をつくって釣りに行くのが鉄則といえます。

そんな中で迎えたクリスマスイブイブ、つまり12月23日。釣果情報を確認すると神戸港にマイワシが接岸しているではないですか。午後からなんとか時間がとれそうだしちょっくら狙ってこれを今年の釣り納めとしましょう。

夕まずめに大きな群れが回遊してマイワシ大漁!

サビキは大きめ タナは浅めで狙う

釣り場に選んだのはこちら。

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東側の突堤付根付近から

神戸港「赤い橋が見える公園」の東側突堤付根付近です。今さら伏せる意味も無い有名釣り場ですが、釣具屋が場所を伏せるようになりましたので私もそうしたいと思います。

その釣具屋の釣果情報では朝の釣果しか掲載されないのですが、回遊魚の時合いは朝と夕方が対になっているはず。夕方にも時合いはあるでしょう。というわけでゆっくり午後から出発。

そして釣りを始めたのが午後2時。外側ではルアーを投げるショアジギンガーやノマセニスト、港内はマイワシの回遊を待っているらしきサビキストがパラパラ。場所取りに困ることはありません。

ふと見ると堤防のあちこちにマイワシのウロコが飛び散ってキラキラと光を反射しています。連日賑わっているのでしょう。今現在は釣れてないっぽいですが、夕まずめを狙って竿を出すことにします。

今日は息子と二人なので竿は一人一本ずつ。一本はピンクスキンのサビキに。 

ハヤブサ(Hayabusa) これ一番 ピンクスキンサビキ 6本鈎 4-0.8 HS710-4-0.8

ハヤブサ(Hayabusa) これ一番 ピンクスキンサビキ 6本鈎 4-0.8 HS710-4-0.8

 

もう一本はハゲ皮のサビキで今日はどっちが当たりか様子を見ることにします。 

ハヤブサ(Hayabusa) これ一番 金袖鈎 ハゲ皮サビキ 6本鈎 9-3 HS713-9-3

ハヤブサ(Hayabusa) これ一番 金袖鈎 ハゲ皮サビキ 6本鈎 9-3 HS713-9-3

 

結果的にはどちらでも遜色なく釣れました。小アジ針なら6~7号。袖針なら一回り小さいので7~8号ぐらいがいいんじゃないかと思います。釣れても取り込み中にポロリすることが多かったのでやや大き目がいいかと。ラインも太いほうが絡みにくいですし。

たぶん目視できる表層付近を回遊すると思われたので、どちらも投げサビキというかウキサビキにしてカゴまで1.5ヒロぐらいにタナを設定。このタナ設定も正解でした。

なおアミエビはレンガ一個だけ。アミエビのあるなしで釣果が変わったのか分かりませんが、今回はこれで十分でした。

明るいうちは「はぐれイワシ」がパラパラ

1時間ほどアミエビ無しで放置していると竿がぐいぐいしなってる。慌てて回収してまずは1匹目。

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明るいうちはパラパラ釣れる程度

17センチぐらい。

率直に「でかいなー!」と思いましたが、だいたいこれぐらいが今日のアベレージサイズでした。

1匹目が釣れたとたんに海面がピチャピチャと騒がしくなり。堤防沿いに群れが回ってきたようでしたが、ほんの数十秒で通過。その後1時間沈黙、また群れが来て数十秒で通過。アミエビを撒いても足止めできません。明るいうちはこの繰り返しでしたね。

夕まずめに大量接岸開始!

状況が変わったのが日没一時間前の16時ごろから。

単発で釣れていたマイワシが途切れることなく釣れるようになり、あっという間にバケツが満タン。

バケツの中で暴れるマイワシ

釣れたてピチピチ

こっからもうお祭り状態に突入。アミエビ無しでも入れ掛かりに。海面を覆いつくさんばかりのマイワシの群れが入ってきました。

私と息子で1本ずつ竿を出していたんですがそのうち1本はほぼ放棄。途中から息子が仕掛けの投入と回収担当、私がマイワシの針ハズシとクーラーへの収納担当の分業制で数を伸ばしていきました。こういう時合いが命の釣りは二人だと効率いいですね。

鮮度を最高に保つためなるべくバケツに溜めず海水がキンキンに冷えたクーラーの中に入れて即殺、つまり氷締めにしていきます。 

最終的に釣果はマイワシ約70匹でクーラーずっしり。

マイワシが入ったクーラーボックス

だいたい70匹

サイズはけっこうバラバラでしたが、大きいものだと余裕で20センチを超える良型も混じりました。

マイワシのサイズ計測

この日の最大サイズ

いやあ釣った釣った。今シーズンはサビキをしても納得がいく釣果が得られなかったので、最後の最後でこの釣果は大満足です。

群れはいるけど日が落ちると無反応に

この日は夕方6時前まで釣り場に居ましたが、ピークは日の入り前後の1時間ってとこ。5時半を過ぎ完全に日が落ちてしまうと、とたんに食いが落ちていきました。

でも群れはその場に留まってるんですよね。

むしろ入れ掛かりだったときより多く見える。でも動きが違っていて、ヘッドライトで照らすといわゆるベイトボールの形態になっているのが見えました。水族館でよく見る球状になったイワシの群れ。ためしにサビキ仕掛けを通してみたんですが、完全に見切られているようできれい仕掛けをよけていきます。そのときは使い切っていたので試せませんでしたが、たぶんアミエビにも反応しないでしょう。

ベイトボールってつまり捕食者から身を守る防御形態。観察していると下から突き上げられるような動きをしたり、群れの周囲を大型魚が泳いでいたり。青物も釣れているようなので狙ってみるのもいいかもしれませんね。

冬のマイワシを味わう

その日のうちに下処理を済ませる

さて、帰宅してクーラーを開けたら70匹のマイワシ。とたんに冷静になります。調子に乗って釣りすぎたね。

しかしこんな超新鮮で型が良いマイワシなど釣り人にしか入手できません。それに漁で獲れたものは網で大量に獲るわけで多少なりとも身にダメージがあるはず。その点、釣りなら一本釣りに近いわけでダメージも最小限。直ちに氷締めできるから鮮度も最高のクオリティで保てるし。

これは釣り人の特権ってやつです。その特権を最大限享受すべく、疲れていても迅速に下処理だけは済ませておくことにしましょう。

ウロコを剥がして頭を落とし、内蔵をとって腹腔の黒い膜を歯ブラシで除去。これを70回。深夜11時までみっちり2時間かかりました…

処理済のマイワシ

その日のうちに頭を落としてお腹を掃除

この時期のマイワシはなにをエサにしてるのか分かりませんが、お腹の中は黄土色の「いかにも糞っぽいもの」で満たされていました。 まあ汚れましたね台所。釣り場でも上着に撒き散らされたし。

しかし数時間前まで生きて泳いでいた魚。お腹を掃除してるときに身割れしてしまうような個体はほぼありませんでした。

諸々綺麗に処理してから風呂。そして風呂上りに4匹分ぐらいの刺身で晩酌。

晩酌用のお刺身

血合いの赤色は釣りたてじゃないと見られない鮮やかさ。

お店で食べられるマイワシの刺身って脂がのってるけど歯ごたえのないものばかりですが、これは脂のりそこそこ、そして歯ごたえはプリプリ。これはこれでいいものです。

本格的な調理は明日にしておやすみなさい。

一日置いた刺身もいい

翌日の昼食は家族の分も刺身にして食べました。

最初は丁寧に木の葉造りにしようとした痕跡が右手前に見えますが、すぐに諦めて適当に身を山積みにした刺身盛りがこちら。

マイワシの適当盛り

極めて雑な盛り付けですが、これこそ本当の刺身盛りといえるのではないでしょうか?(違う)

分量はたぶん20匹分ぐらい。昨日より身に脂がまわっていて味も濃くなってました。これはこれでいいものです(2回目)。

家族4人で食べてあっという間に皿が空っぽ。写真に残し損ねましたが、10匹ぐらいは天ぷらに。ふわふわでおいしゅうございました。残った骨も骨せんべいにして余すことなくいただきました。

そんなわけでマイワシのフルコースを堪能したクリスマスイブの昼食。

煮付けとオイルサーディンで常備菜も

しかしまだまだマイワシが余ってます。残りは日持ちする常備菜にしてしまいましょう。

まずはこちらから。

マイワシの生姜煮を調理中

グツグツ

たっぷりの生姜でグツグツ煮ております。そうです、イワシの生姜煮です。適当に調べたら土井先生のレシピがでてきたのでそれを再現しました。

できあがりがこちら。

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出来上がりを一度冷ますとぐっと味がしみこみます。そのあとは温めても冷たいままで食べても美味いぞ!アツアツの白ご飯にのせて食べよう!

これだけでは飽きるのでもう一品作りましょう。

オイルサーディンの煮込み中

油でグツグツ

たっぷりのオリーブオイルでグツグツ煮ております。そうです、オイルサーディンです。

イワシに塩をして2時間。抜けた水分を拭って鍋へ。イワシがひたひたに浸かるぐらいにオリーブオイルを入れ、ローリエ、鷹のつめ、ニンニクをIN。そこから低温の油で煮ていくわけですが、火加減が難しく。強すぎると揚げ物になっちゃうので泡がたくさん出てきたら火を止め、しばらくしたら再加熱を繰り返しました。めんどくさい。最終的にになんとなくそれっぽいものが出来上がったので完成とします。家族には「缶詰で買うやつみたいな匂い」という、喜んでいいのかどうかわからない評をいただきました。

こちらは更に日持ちするので後日パスタなどに使ってみたいと思います。チーズトーストにのせるのもいいかも。そのまま食べるのもいいけど。

しかしほんとにマイワシは万能食材。生でも煮ても焼いても美味い。

これにて今年の釣りは終了です

これが今年最後の釣りと決めて満足感も得られました。これにて釣り納め、竿納めとしたいと思います。小物を釣って美味しく食べるという、自分らしい釣りで終えられたので、その点でも満足。

今シーズンやり残しているのはサヨリ釣りだけになりますが、ちょうど同じ日に平磯で釣れ始めたという情報がでてきました。これは近々行かねばと思ったものの、年末年始の平磯はがっつり休園のようです。

年明け以降もいけるのかなあ。でも今年もまた漁師がごっそり獲っていっちゃうのかなあ。

釣果情報

  • 釣行時間:2017年12月23日(14:00~17:30)
  • ポイント:赤い橋が見える公園(仮称)の東側堤防
  • 天気:うすぐもり
  • 気温:10度前後だけど風がないから寒くない
  • :北西からの風がたまにふくがこの時期としては穏やか
  • 自分の釣果:マイワシ×70、ガシラ×1(リリース)
  • 周囲の釣果:上に同じ

料理方法

  • 刺身
  • 天ぷら
  • 骨せんべい
  • 生姜煮
  • オイルサーディン

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