読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

関西ファミリーフィッシングの雑記帳

安く楽しく釣って美味しくいただく 大阪湾岸家族で楽しめる釣り情報

【釣行記】釣り納めでドラゴンゲットなるか?@神戸港某所[2015.12.06]

釣行記 [魚種]ガシラ [魚種]イワシ [魚種]タチウオ [魚種]アジ [釣場]神戸港周辺

 「死神がいる」

日曜の朝は息子のスイミングの時間で、その日は5歳の娘を連れて観覧をしてたのだけど、娘が突然振り返って発した言葉が冒頭のそれ。えっ?どこに?と聞くと天井付近を指差す。もちろんそこには何も見えない。何これ、超恐いんですけど。

スイミングが終わったら午後から息子と今年の釣り納めに行く予定をしていた。行き帰りの運転は慎重に慎重を重ねて、最大限の警戒をもって行ったのは言うまでもない。

12月の釣り場

ここで唐突に水木作品の紹介

13時過ぎ、いつもの駐車場に無事駐車しほっと胸をなでおろす。良かった、死神はまだ来ていなかったようだ。

余談。

各種SNSアイコンを見てもらえれば分かるかもしれないが、私は水木作品の愛読者である。水木しげる先生が亡くなったことを期に水木作品を読み返していて、ちょうど前日は「河童の三平」を読んでいてた。近年は映像化されていない作品なので一般的にはマイナーかもしれないが、水木さんの代表作ともいえる漫画だ。 

河童の三平 (ちくま文庫)

河童の三平 (ちくま文庫)

 

ひと言で語れるものではないが、ものすごく大まかあらすじを言うと、主人公である三平と死神との”のどかな”戦いの物語。牧歌的な田舎を背景にしつつ、常に死の匂いがただよう。実際次々に人が死ぬ。生と死は地続き、そんな作品。それを前日に読んでいたもんだから、死神というキーワードに余計にギョッとしたわけで。

さすがに人が少なくなった

ギョッと。そう、今日は魚の釣り納めでギョざいます。今年も残すところ後1ヶ月。寒さも増して釣り人もどんどん減る時期。こちら日曜午後13時46分のようす。

全然人が居ない。ほんの一ヶ月前はこの時間でもサビキファミリーが等間隔に竿を出してたんだけども、さすが寒さには勝てないようで。

サヨリとアジ終了宣言を

サヨリの気配なし

まだ南芦屋浜では釣れているらしいので、まずはサヨリ仕掛けを投げることに。早速3号磯竿にラインを通してサヨリ仕掛けを結ぼうとしたら…

ああ、やってしまった。何が原因でこうなったか分からず、気がついたら竿先が地面に落ちていた。幸い竿は余分に持ってきているから今日のつりには支障ないし、折れたのも先端から1cmないぐらいなので余裕で修復可能なはず。帰ったら直そう。2,000円弱の安竿でも愛着があったりする。

気を取り直して別の竿でサヨリ仕掛けを投げる。潮は東から西へ速い流れがありやりにくい。めげずにアミエビを詰めたロケットカゴを投げ続けて…1時間半経過。気配なし。諦めた。ここのサヨリは終わりと判断。また来年か、機会があれば別の釣り場で会おうサヨリン。

アジはまとまった回遊なし

となればオカズ要員としてのアジ確保だ。サヨリ仕掛けと平行して、サビキを底にセットしておいた。15時を過ぎると周りでパラパラ釣れる光景が見えはじめた。さあ今日も釣るぞ気合を入れるが、たまにしか釣れてこない。

ここ数ヶ月は夕暮れが近づくにつれて徐々に魚影が濃くなって必ず入れ食い状態になってたんだけど、今日はダラダラ、パラパラつれる程度。16時半ぐらいにはパタッと釣れなくなってしまった。わずか4匹の釣果。さすがに12月、これで当たり前なんだろう。ムラはあると思うし今日はたまたまダメは日だったのかもしれないけど、アジも終わりの雰囲気。サイズは20cm近くて申し分ないんだけど。仕方ないまた来年な!

今年最大サイズのタチウオ来たる

16時ごろに引き釣りスタート

サヨリ、アジ、どんどん”今年は”お別れのときを迎えております。タチウオに関しても今日はそのつもりでおります。なんとしても釣って帰りたい。願わくばドラゴン級のデカイやつを釣って帰りたい。

ちょっと早すぎるかなと思いつつ、16時を過ぎたぐらいからタチウオゲッターで引き釣り開始。人が少ないので自由にのびのび投げられる。直前に一瞬だけカタクチイワシの回遊があり数匹だけキープしていたのでそれをセット。尾っぽがいい具合にはみ出てプルプル誘いになるジャストサイズ。頼んだぞ。

低層でヒット!重い!太い!

日の入りが早くなってきてるとはいえ16時はまだ明るい。それなら底しか狙うタナはないだろうと、カウント10から15ぐらいの深い層を引いてくる。とはいえまだ明るいしウォーミングアップのつもりでやっていた。

低層にいるタチウオは立ち泳ぎで上を見ながら泳いでいるのかな?と想像し(実際どうかは分からないです)、テンヤホタルでお腹にケミをつけて下方にアピールすることにした。 

16時15分ごろ、かなり手前の場所で大きく竿がしなる。おっ!きたか!追い合わせを入れてリールを巻く。ん?重くて巻けない。ここは手前に根があるっぽいし(投げ釣りをすると高確率で引っ掛かる)、根掛かりを疑いつつリールを巻くと…ちょっとづつ巻けるやん!こんな明るい時間にきたぞ!しかもかなりデカそうだ。

慎重にやりとりをして竿下まで寄せるが、最後の抵抗かグングン締めこんでくる。もしかして青物かも?とも思ったが水面近くに銀色のヒラヒラした魚影が見えてタチウオだと確信。あまり明るい時間に釣ったことが無いから水面直下で暴れるタチウオを見るのは新鮮だった。3号のナイロンラインなのでちょっと不安があったがエイッと抜き上げて確保。

おお!これはこれは明らかにデカイ。今年釣った中ではダントツに太くて重い。顔つきも全然違うぞ。やった!

タチウオゲッターのフックとそれに取り付けたアシストフック、合計2本のフックががっちり上顎に掛かっており外すのに難儀したが、なんとか外し首を折って締める。息子に持たせて記念撮影。この時間だからギャラリーも多く誇らしげ。

指4本サイズなのに長さ80cmちょっと

帰ってからメジャーで測ったが、尻尾がほぼほぼ無い状態だったのでまさかの80cmちょい。思いのほか短い!太さは指4本あったので本来は90cm台のはず。もしかしたら100cm超えてドラゴンと呼べてたのかも。いやちょっと届かないか。

尻尾が切れていたのは共食いの結果だろうか。きっと歴戦を生き抜いてきた勇敢なタチウオに違いない。

ともあれいいサイズだ。これに続けと打ち返し続けたが、その後アタリは1回あっただけで沈黙。あっというまに日が落ち暗くなった。ウキ釣りの皆さんが頑張っていたが、自分の周りを見る限り釣れている様子はなかった。おまけに潮も早くてやりにくそうだったので、今日は最後まで引き釣りをして18時半納竿。

片づけをしていると、足元に青イソメとつけて底に落としていた胴突きにアタリが。上げてみると20cm弱のガッシーくん。これが今年最後の獲物になるかな?

死神の気配に注意しつつ安全運転で帰宅。

帰宅後、早速タチウオの処理をしようとするも中骨が太くてなかなか断ち切れず苦労したけど、それ以外、3枚におろしたりするのは大きい分だけやりやすかった。脂ノリがとてもいい感じ。この時期、この大きさのタチウオは食材として値打ちあるね。

2015年12月06日@神戸港某所釣果まとめ

ドラゴン認定とはいかなかったけど、今年最大サイズのタチウオが釣れて自分的には大満足で釣り納めができた感。いや、釣り納め…じゃないかも。機会があれば行くかも。行かないかも。とりあえずいったんの区切りとする。

しかし今年はこの場所で楽しませてもらった。晩秋の時期までこんなに安定してアジが釣れる釣り場があるとは。おかげで家族全員で楽しめたし、数が釣れるからいろいろな料理で旬の味を堪能できた。ほんと家族連れで釣りをするにはいい釣り場かと。マナー良く、釣りが終わったらなるべくキレイにして、今後も釣りが楽しめる場所であり続ければと切に願います。

釣りの帰りに息子が突然「大人になって釣りが出来るか不安」ということを言い出した。何のことやらと聞くと「釣りすぎて魚が居なくなったり、自然が破壊されて魚が居なくなる」のが不安らしい。なるほど確かにそれは不安だ。それに加えて昨今はゴミやマナー問題で、そもそも釣りが出来る場所がどんどん制限されつつある。それを伝えたら「俺がゴミを拾う」と言った。よし偉いぞ!普段の釣りでもできる範囲で、またクリーンキャンペーンのようなイベントがあれば参加していきたいと思う。

極端な話、このままだと大阪湾岸は釣り公園でしか釣りができないなんて状況にもなりかねない。個人で出来ることは微々たるもんだけど、個々の力が合わされば状況は変えていけるはず。今だけの問題じゃない、未来の釣り人に選択肢や可能性を残していかねばならないとおっさんは思うのであった。

釣果情報

  • 釣行時間:2015年12月06日(13:30~18:30)
  • ポイント:神戸港某所
  • 天気:うす曇り
  • 気温:日差しがなくて肌寒いが、防寒対策をしていれば問題なし
  • :北東の風があるが弱い
  • 自分の釣果:タチウオ×1、アジ×4、ガシラ×1
  • 周囲の釣果タチウオ、アジ 、ガシラ、メバル